秋の訪れと共に、今年もやってきた東京ゲームショウ(以下、TGS2024)の季節。最新ゲームハードの登場や、最新タイトルの試遊、そしてゲームにまつわる周辺機器、サービス、家具、学校など様々な見どころを持つこのイベント、「どこから見るべきかわからない……」という方も数多くいることだろう。
そこでonesuite編集部では数多あるブースの中から、ここぞというブースをピックアップしてTGS2024の初日に取材を行なってきた。
取材の詳細については各記事で展開していくが、ここではそうした記事を一括して紹介していければと思う。ぜひ2日目以降、TGS2024に行く際の参考にしてもらえれば幸いだ。
ちなみに本記事ではリアルタイム性を重視すべく、公開された個別記事を順次追加していく形式をとっている。しばらく経つと更新されているかもしれないので、お手間ではあるが何度か見てもらえたら嬉しい。
※最終更新 2024年9月28日 06:58
イベント概要
日経BP
東京ゲームショウ2024
東京ゲームショウ2024
会期:2024年9月26日(木)~9月29日(日)
ビジネスデイ:
9月26日(木)10:00~17:00
9月27日(金)10:00~17:00
一般公開日:
9月28日(土)10:00~17:00
9月29日(日)9:30~16:30
会場:幕張メッセ〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1
各ゲームメーカーの出展はこちらをチェック
TGSのメインコンテンツと言えば、ゲームを制作するゲームメーカーの出展ブースだ。各ブースでどんなタイトルの試遊、ブース展示が行われているのか…まとめて紹介しよう。
モンハンワイルズで話題のカプコン
今回のTGS2024全体の目玉とも言えるタイトル「モンスターハンターワイルズ」、その整理券はまさに激戦。惜しくも編集部では獲得できなかったが、ストリートファイター6なども大盛況。試したいカプコン作品がある方はまずは初めにこのブースを目指し、整理券を獲得してから他を回ると良いだろう。
メタルギアとサイレントヒルのコナミ
「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」と「SILENT HILL 2」の2タイトルがメインのコナミブース。とはいえもちろん同社の人気タイトルである「プロ野球スピリッツ2024-2025」に加え、豊富なパートナータイトルが試遊できる。「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」の整理券はなかなか熾烈な争いのため、必ずプレイしたいという方はコナミブースを優先的に回ろう。
レイトン教授やイナズマイレブンのレベルファイブ
レイトン教授や妖怪ウォッチ、イナズマイレブンが有名なレベルアップ。今回のTGS2024ではレイトン教授やイナズマイレブンなどの新作ゲームがプレイできる。各タイトル、プレイ後にオリジナルグッズが貰える他、来場者特典では4面クリアファイルも配布しているのでグッズ面でも充実の内容だ。
『勝利の女神:NIKKE』のLevel Infinite
イベントに出展する度、話題を呼んでいる『勝利の女神:NIKKE』のLevel Infiniteブースでは、もはや定番と化した「リアル10連ガチャ」がお目見え。見目麗しいニケに扮したレイヤーの皆様が気になる方は是非ガチャにトライしていただきたい。その他にも試遊やシアター型の展示、プレゼントキャンペーンも開催中。
ドラゴンボールとソードアート・オンラインのバンダイナムコ
巨大な身勝手の極意の悟空が目印なバンダイナムコブース。コンテンツとしては「ドラゴンボール Sparking! ZERO」と「ソードアート・オンライン フラクチュアード デイドリーム」がメインになっており、選択できるプレイアブルキャラクターが豊富に用意されている。一層のこと何周か繰り返すのもアリな選択肢。
ソニック、龍が如く、ペルソナのセガ/アトラス
今回の開催でも一際人気を集めていたのがセガ/アトラスブース。今回は新タイトルを中心に「ソニック × シャドウ ジェネレーションズ」、「Sonic Rumble」、「龍が如く8 外伝 Pirates in Hawaii」、「ペルソナ5: The Phantom X」、「メタファー:リファンタジオ」がメインに。他にもEAなどパートナー企業の試遊もありと、盛りだくさんの内容。
ドラクエ・FF・ロマサガのスクウェア・エニックス
ドラクエやFFなど、著名タイトルを多数もつスクウェア・エニックスブース。筆者はロマサガ2のリメイクをメインにプレイしたが、かなり難易度が高かったので、チャレンジする人はぜひ頑張ってほしい。ドラクエ3のリメイクなどもあるがかなり混雑が見込まれるため、展示を十分に楽しんだ後は別ブースでの試遊も視野に入れると良いだろう。(ハードウェアメーカーなど、他ブースでも試遊可能)
ゲーミングPCやガジェットを見るならココ!
ここではゲームをする上で重要でもある、ゲーミングPCや周辺デバイス、ガジェットなどを扱っているブースを紹介しよう。
ASUS ROG
ASUS ROGブースでは、50台近くのROG PC・スマートフォンなどが展示されており、実際のゲームプレイでの動作確認が可能。ゲームメーカーのブースでは整理券配布になっている最新タイトルも遊べてしまうので、試遊が目的の方にもオススメ。加えて製品の先行展示もあるためココでしか見れないデバイスも用意されている。
また、「onesuite(ワンスイート)の記事を読んだ」と、ASUS JAPANの市川さんに話しかけると、その場でROG特製ステッカーをプレゼントという企画も実施中なので、ぜひご利用いただきたい。
詳しくは、こちら。
GALLERIA
GALLERIAブースでは配信者向けのノートPCや新冷却装置などが展示。ブース内ではさまざまなゲストを招いたトークショーやクリエイターによる実演なども開催されている。またビジネス向けのAIノートPC等も用意されているため、仕事用のPCを探してみても面白いかもしれない。
MSI
MSIブースではRTX4090搭載のPCをはじめ、豊富にゲーミングPC・モニター・PCパーツなどが展示されている。またブース中央にはステージが設置されており3日目・4日目にはイベントも開催される様子。現状のPC周りに不満がある方は、MSIブースで最新アイテムから望みの物を探しては?
アイ・オー・データ機器
アイ・オー・データのブースで未発表モデル含む新型モニターが3機種展示。今年はGigaCrysta10周年ということで「GigaCrysta 10th Anniversary Museum」と銘打ったブース展示をしており、最新展示と同時にGigaCrystaの歩みも振り返ることが可能だ。
GPD
ガジェット好きなら誰しも知るであろうコンパクトゲーミングPCの代表格「GPD」。彼らももちろんTGS2024に出展している。会場では先日発表され界隈を賑わせたばかりの2画面ノートPC「GPD DUO」や、改良モデルとなった「GPD WIN4 2024」などユニークなPCが展示されているので、ガジェット好きなら要チェックだ。
コルセアジャパン
キーボードなどゲーミングギアで根強いファンを持つコルセア(CORSAIR)。発表されたばかりの新型キーボード「K70シリーズ」3モデルをメインに展示されており、CoD:BO6とのコラボモデルや、「Elgato」や「SCUF Nomad」といったブランドなど、既存製品も多く展示されている。実機を見たことがなかったという人はぜひ比べてみてほしい。
EVOTOP
昨今コンソールゲームのみならずPCゲームでも活躍の場が多いゲームコントローラー界隈はまさに激戦。そんな中突如現れた新進気鋭のブランド「EVOTOP」から、ディスプレイ搭載のコントローラーが展示されていた。単独でマッピングやマクロの設定を行える斬新なコンセプトは正にPCゲーマー必見だ。
REALFORCE
ゲーミングキーボードに関心の高いゲーマー達なら誰もが知るREALFORCE。ラピッドトリガー搭載の最新キーボードに触れられる他、なんとホロライブ所属の「獅白ぼたん」・「ラブラス・ダークネス」とコラボした製品も登場!?ファン必見のトークショウも見逃すな!
ベンキュージャパン
ゲーミングモニター市場を牽引する「ZOWIE」ブランド製品が数多く展示されるベンキュージャパンブース。独自開発の「DyAc 2」搭載で得られる映像ブレ・モーションブラーの軽減をゲーム画面で体感できる他、開発段階の各種製品に触れることができる等、まさにファン必見のブースだ。
スティールシリーズ
TGS2024に合わせ発表された新製品をふんだんに展示してきたスティールシリーズ。ゲーミング完全ワイヤレスイヤホン「Arctis GameBuds」シリーズや新開発のスイッチを採用したゲーミングキーボード「Apex Pro Gen 3」を早速レポート。
HORI
サードパーティ製のゲームコントローラーと言えばHORIを思い浮かべる方も多いだろう。TGS2024のHORIブースでは、開発中のレバーレスアーケードコントローラーをストリートファイター6で試遊できる他、同じく開発中のファイティングコマンダーの新作にも触れることが可能だ。スタッフも開発中の製品について説明してくれるため、ファンなら迷うことなく足を運ぶべきだろう。
ELSA JAPAN
グラフィックカードやワークステーションで有名なELSA。TGS2024においては超美麗なグラフィックが描かれたゲームやキャラクターとのコラボモデルを展示中だ。FFXVIや龍が如く8、初音ミク、イラストレーターももこ 氏とのコラボPCが会場各所に設置されているので、気になる方は探してみよう。
TGSにはゲームやガジェット以外のアイテムも
TGS2024の会場で見られるのはゲームやガジェットだけではない。中にはゲーム以外のソフトウェアや、家具、マンションといった一見関連性の無さそうな(もちろん実際にはしっかりとゲームに関係がある)ブースも存在するのだ。このブロックではそうした広い意味でのゲーム関連ブースをまとめている。
ニトリ
モンスターハンターワイルズの発売に合わせ、モンハンコラボ家具を手にニトリのブースが登場。これまでもゲーマー向けにモニターアームの設置がしやすいデスクや、ゲーミングチェアなども販売しており、実はゲームに強いのがニトリだ。今回はライフスタイル別に分かれた合計4種類のゲーミング部屋を再現しているので、理想の部屋を見つけてみよう。
日本XREAL
ARグラスのトップシェアを誇るXREALも体験型ブースを展示中。特に記事や映像で分かりにくいARグラスというジャンルは、やはり実際に試してこそ。特にXREALは現状では常設的に実機を体験することが難しいため、こうした機会は積極的に活用していきたい。
Samsung
Samsungといえばスマートフォンのイメージもあるが、ことゲームにおいてはPS4やPS5の換装用ストレージだ。当然PCゲームにおいてもストレージは重要で、高速かつ安定したストレージを製造・販売するSamsungはゲームデバイスの「縁の下の力持ち」ともいえる。そんな彼ららしく製品の展示はそこそこに、ブース内のコンテンツは試遊がメインだ。気に入ったゲームをプレイしつつ、快適な性能を陰で支えるストレージについても目を向けてもらえたら嬉しい。
Hanvon Ugee Technology (XPPen)
近年のゲーム製作には必須アイテムと言っていい液晶ペンタブレット。XPPenは高コストパフォーマンスな製品で近年話題を集めているメーカーだ。同社が販売するタブレットの高性能モデル「Artist Pro 16(Gen 2)」や「Artist22 Plus」をはじめ、イラストに特化したAndroidタブレット「MagicDrawingPad」も展示されているため、気になる方は描き味を試しに行ってみよう。
リブランマインド(ゲーミングマンション)
今年で出展3年連続の、ゲーミングマンションことリブランマインド。こちらのブースではこれまでのネットワーク設備に加えて、ストリーマー・配信者向けの防音設備を整えた「ゲーミングマンション【ミュージションプラス】」の防音・遮音性能を体験可能。ブース内に設置された防音室の中で行われる「大声チャレンジ」に参加して商品ゲットにトライしよう。
効率良くブースを巡ってTGS2024を遊びつくそう!
以上が、現在onesuiteで掲載されているTGS2024レポートの全容だ。気になるブースは見つかっただろうか。
筆者個人としても取材をしつつ試遊をプレイしたり、デバイスを試したりとかなり楽しく遊ばせていただいた。この記事が「これから会場に行く方」や、会場に行かなくとも「どんな展示があったか知りたい方」の少しでも助けになれば幸いだ。
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