6月に発表されたガジェットの中で気になるもの3選

6月はオーディオやPC周辺機器などで気になる製品が登場した。個人的に馴染みのあるメーカーばかりだったので、まとめて紹介していこう。

JBL Sense Lite

JBLが発売した新作オープンイヤーイヤホン「Sense Lite」。ちなみに筆者は前モデルの「Sense Gear」を使ったことがあり、オープンイヤーとは思えない低音の厚みに驚いたものだ。

今回の製品は23パーセントの小型化と35%の軽量化を実現し、より快適な装着感を期待できる。実際のところSense Gearは装着感が硬く、耳を塞がない構造なのに圧迫感があった。それが改善されているなら、日常的に使いやすくなっているはずだ。

さらに軽量化しつつも18×11mmのダイナミックドライバーを搭載し、前モデル同様に迫力ある低音を楽しめそう。前モデル同様に逆相違サウンドを実装しているので、音漏れを軽減できるのもメリットだ。

これで価格が12,980円（税込）だから、コスパが高いと言える。カラーバリエーションも豊富で、ちょっと使ってみたくなる魅力があるだろう。

Edifier Comfo Q

最近のオーディオ界隈でトレンドとも言える、イヤーカフ型のイヤホンがEdifierから登場。しかも6,980円（税込）で。

Edifierと言えば、安い製品ながらも音作りが丁寧で、価格以上の音楽体験を楽しめる印象だ。今回の製品もチタン製の12mmダイナミックドライバーを採用しており、イヤーカフでも厚みのある音を感じられそう。

また快適な装着感を出せるニッケル合金ワイヤ素材を使用しつつ、IP56の防水規格に対応。最大32時間使えるバッテリー持ちもあり、日常使いしやすそうなイヤホンだ。

CIO Polaris STICK Built in CORD REEL

正直言って電源タップなんてコンセント数が多い製品なら何でもいいと思っていたが、認識を改める必要がありそう。そう思える製品がCIOの「Polaris STICK Built in CORD REEL」だ。

長さ23.5cm、高さ4.5cm、幅4cmのコンパクトサイズだが、ACコンセント7口にUSB-CとUSB-Aを搭載。しかも67Wの高出力に対応している。

また驚くことに、ただの電源タップではなく充電器も搭載。コードリールケーブルまで内蔵し、別途ケーブルいらずで使える。そして充電器は分離して使用できるようだ。

つまりこの製品さえあれば、電源タップと充電器を同時に扱えるということ。それでいて見た目は普通の電源タップにしか見えないのが、他の製品にはない新しさだろう。

ちなみに2025年8月7日までMakuakeにて販売中だ。筆者も買おうか悩む。