MX Ergo Sを使ってみたら快適すぎた件。作業効率が上がった3つの理由

MX Ergo Sの全体画像

もはや定番のトラックボールマウスとも言えるロジクールの「MX Ergo」。2017年に発売し、2024年には「MX Ergo S」という新型モデルも登場するほど人気の製品だ。筆者も旧モデルを使っていた時期があったが、そのときはあまり刺さらなかった。

なにせクリック音がカチカチとうるさいし、USBポートはMicro USBという古臭い規格だ。しかし新型のMX Ergo SはType-Cポートになり、クリックも静音仕様になった。手持ちのトラックボールマウスはなんか使いづらいということもあって、このタイミングでMX Ergo Sを購入。

実際に使ってみて、やはりロジクールのトラックボールマウスは使いやすいと感じる。それだけでなく現在の作業スタイルにも最適な機能性でもあったので、具体的な使用感を伝えていこう。

製品概要

Logicool

トラックボールマウス

MX Ergo S


製品名:MX Ergo S
価格:16,200(税込)
カラー:グラファイト
発売日:2017年9月
製品ページ:https://www.logicool.co.jp/ja-jp/shop/p/mx-ergo-s-wireless-trackball-mouse

実際に使ってみて気付いたこと3選

ワンボタンでChatGPTを出せるのが便利

最近は生成AIの力を借りない日がない。例えばブログのアイデア出しや文章の校正など、ChatGPTに手助けしてもらうことばかりだ。そんなChatGPTだが、Logicoolのソフトウェアで設定すればワンボタンで呼び出しできてしまう

手順は簡単で、割り当てたいボタンに「ChatGPTを開く」というアクションを設定するだけだ。

Logicoolソフトフェアで設定する画面

ワンボタンChatGPTは意外と便利で、普段から使っている人ほど恩恵を受けやすいはず。

画面サイズを変更できないのはデメリットだが、小さく表示されるおかげで邪魔くさくならない。

ワンボタンでChatGPTを起動したところ

おかげで作業効率が上がったので、MX Ergo Sを買った甲斐があるというものだ。

ペアリング切り替えがスムーズ

MX Ergo Sにはペアリング切り替えボタンがあり、最大2台のデバイスを瞬時に切り替えできる。あらかじめペアリングしておけば、あとはボタンを押すだけでOK。

WindowsとMacを使い分けている筆者にとって、かなり助かる機能だ。それに数字が点滅するので視覚的にも分かりやすい。

MX Ergo S本体寄りの画像

総じて機能性が高い

MX Ergo Sには下記の要素があるおかげで、作業が快適になったと思う。

  • 静音だからクリック音が気にならない
  • カスタマイズできるボタンが多い
  • 楽な角度で操作できる
  • 専用ソフトウェアが使いやすい

今回購入したMX Ergo Sは静音モデルなので、旧モデルと違ってクリック音が静か。ついでにUSBがType-Cになったことで充電しやすくなった。

それに角度をつけた状態でも作業できるため、手首が楽だ。トラックボールでの操作はこれといって不満がなく、ボールが突っかかることもほとんどない。

他社のトラックボールマウスも使ったことがあるが、ソフトウェアが使いづらいものもあった。それに専用ソフトウェアすらないメーカーもあるので、そう考えるとMX Ergo Sの機能性は素晴らしい。

とにかく安定した動作と高い機能性を求めるなら、MX Ergo Sは有力な選択肢だ。

惜しいところもある

高速スクロールが欲しかった

他のLogicoolマウスにはSmartWheelという、高速スクロール機能がある。一回弾くだけでページを高速でスクロールできるため、あると便利な機能だ。

しかしMX Ergo Sは対応していないようなので、スクロールするときに少々面倒くさい。まあ対応していないからといって大きなデメリットにはならないが、搭載しても良かったのではないだろうか。

定期的に掃除が必要

トラックボールマウスあるあるだが、トラックボールを定期的に掃除しないといけない。それが地味に面倒。

掃除しないと異音が聴こえたり、ボールの動きが鈍くなったり、なかなかストレスだ。ボール自体は簡単に取れるが、こまめに掃除する必要があるのはデメリットと言える。

トラックボール部分を外した様子

こんな人におすすめ

  • 総合的に使いやすいトラックボールマウスが欲しい
  • ボタンカスタマイズが必要
  • マルチデバイス環境で使いたい

トラックボールマウスは他にも選択肢があるが、今のところ安定して使いやすいのはMX Ergo Sくらいじゃないだろうか。特にソフトウェアが使いやすく、初心者でも簡単にカスタマイズできるはずだ。またワンボタンでChatGPTを呼べるのが便利すぎるので、これだけでも他社製品より優位に立っている気がする。

おかげで日々の作業が快適になったので、デスクワークの作業効率を上げたい人はおすすめだ。

ギャラリー

Logicool

トラックボールマウス

MX Ergo S


edit by onesuite編集部

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