サングラスとして装着できて、目の前に大画面を展開できるARグラス。XREALシリーズは市場でもトップクラスの人気と売上を博しており、筆者は過去にXREAL 2を使ったことがある。そして今回はメーカー様から最新モデル「XREAL One」をお借りすることができたので、使用感を伝えていこうと思う。
ちなみに筆者はコンテンツ消費が好きなので、主に動画試聴で使いやすいかチェックしていく。
製品概要

XREAL
XREAL ONE

製品名:XREAL One
発表日:2024年12月11日
価格:69,980円(税込)
製品ページ:https://www.xreal.com/one/
動画視聴の没入感が高すぎて驚く
とりあえず映画やライブ映像を観てみたが、没入感の高さに感動する。目の前に最適なサイズのプロジェクターが展開されるような感覚なので、どこでも大画面で動画視聴できてしまう。モニターだと他の物も視界に入るのでなんだかんだ集中できないのだが、ARグラスなら1点集中できる。映画館で映画を観ているような気分になれるのがメリットだ。

また映画のほかにライブ映像を観る人にも、XREAL Oneとの相性が抜群と言える。その理由は、スピーカー性能の高さが影響しているからだ。
筆者は過去にXREAL 2を使った経験があるが、XREAL Oneはそれよりも音質が進化している。空間表現や解像感がパワーアップし、下手なオープンイヤー型イヤホンより音質が優秀だ。

おかげでライブ映像を観ているときの臨場感が際立っており、自宅でもライブ会場にいるような感覚になれる。ただしスピーカーはある程度の音漏れがあるので、出先で使う場合は注意が必要だ。

なんにせよ動画を観るのが好きな筆者にとっては、動画鑑賞のためだけにXREAL Oneを買ってもいいような気がしてきた。
ただしスマホに接続する際はスマホ自体の充電ができないので、映画を観るときにバッテリー不足になるかもしれない。基本的にType-C対応のノートPCと組み合わせるのが無難だろう。
仕事でも使ってみた感想
「ワイドモニター」機能でウルトラワイドモニター環境を作れる
実際のところXREAL Oneの真骨頂は、動画鑑賞ではなく仕事で使うときに発揮しやすいだろう。というのも、XREAL Oneから実装された「ワイドモニター」機能が便利。簡単に言えば、目の前にウルトラワイドモニターが表示されるイメージだ。

本体ボタンからワイドモニターモードを押すと、画面解像度が3840×1080になり、横長のモニターへと変化する。首を横に振れば端から端を表示できる仕組みだ。モニター2つ分の横幅なので、画面分割で作業したいときに役立つ。あるいは、動画を開きながら別の作業をするといった、マルチタスクもやりやすくなる。
ただし首を頻繁に振っていると疲れるので、長時間の使用は厳しいだろう。
文字がはっきり見えず、長時間は使いづらい
ARグラスは文字がはっきり見える人もいれば、ぼやける人もいるらしい。筆者は視力が低いわけではないが、結構ぼやける。その日の調子によって見え方が変わるタイプなので、ARグラスで作業するのは正直しんどいと感じた。視力矯正レンズを使えば改善するのかもしれない。
とはいえ全く使い物にならないわけではなく、XREAL Oneの設定次第では見やすくできる。ディスプレイの位置や明るさの調整など設定できるのが嬉しいポイントだ。
例えば電子調光レベル3にすると、明るい環境でもグラス内の映像が視認しやすくなる。暗い部屋でプロジェクターを観ている気分だ。
手元のキーボードやスマホを観たい時は、電子調光レベル1の方が使いやすい。


また首を振っても画面を追跡してくれるモードや、首を動かしても画面が動かないよう固定するモードもある。固定モードを駆使すれば、ARグラスを着けながらスマホを操作したり、キーボードの位置を確認できたりと、柔軟に使えるのがメリット。痒いところに手が届く機能と言える。
このように様々な機能があるので、いかなる状況でも使いやすくなるよう工夫されているのが、XREAL Oneの凄いところだ。
どこでも大型モニターを展開できるのは便利すぎる
場所に限らず大画面を展開できるのは、ARグラス最大の利点だ。飛行機や新幹線の移動、寝ながら動画鑑賞など、様々な場面で使える。

個人的にリクライニングチェアで背もたれを倒しつつ、天井を向きながら動画を見れるのが快適だ。従来のモニターとは違い、常に見やすい位置に表示されるのは強みだろう。
それにROG Ally XのようなモバイルゲーミングPCと組み合わせれば、どこでも大画面でSteamのゲームができる。ゲーマーにとってもARグラスを使うメリットは大きいはずだ。
今回レンタルしたおかげでARグラスの利便性を再確認できたし、1台持っておいて損しないデバイスだと感じた。ARグラスの価格は総じて高いが、日常的にエンタメを楽しむ人、どこでも効率的に仕事したい人にとって相性抜群だろう。
ギャラリー









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