パソコンやスマートフォンが主流になった現代において、「手書き」で作業をする人が少なくなったように思える。学校でさえ授業でタブレットを使用しているほどだ。とはいえシーンによっては手書きの方が便利な場合もあり、ノートやメモ帳などの文房具を持っていないことで、もどかしい気持ちになることも。
そんな中デジタルとも相性のいい手書きツールが登場したので紹介しよう。マルマン株式会社は新ノートブランド「utöka(ウトカ)」を発表した。2023年12月26日(火)より文具小売店にて発売。価格はA5が660円(税込)、ポケットサイズが550円(税込)だ。
デジタルツールと合わせて使いやすいデザインやサイズ
現在ほとんどの職業でパソコンやスマートフォンなどのデジタルツールを使っていることだろう。そういった時代の流れから、デジタルとアナログを掛け合わせて使用しても違和感を受けないようデザインやサイズに工夫がなされているという。
スマートフォンなどのデジタル機器と相性の良いデザイン
最近ではスマートフォンなどのデジタル機器に、カバーなどを付けて個性を演出している人が多く見受けられる。「utöka(以下:ウトカ)」ではノートもデジタル機器と一緒に使う持ちものの一部と考え、デザインはスマートフォンやイヤホンと合わせやすいクールグレーを基調とし、個性を演出するバイカラーを採用。表紙にはスタイリッシュさを演出する、きらりと光るニス表現を凝らしているという。今ではほとんどノートを使用していないという方でも、シンプルでありながらかっこいいデザインは惹かれるものがあるだろう。
PCやタブレットと併用しやすいサイズ
サイズ感も特徴的だ。PCと併用する際にも、スピード感や自由さを損なわずに使えるA5・ポケットサイズの2サイズで展開。特にポケットサイズの大きさは107×164mmのため、名前の通り問題なくポケットにすっぽり入るだろう。パソコンを使用しての会議中であってもすぐPCの手前に出すことができ、ノートで構成を整理したりメモを取ったりするなど、仕事の効率化が図れるはずだ。
検索や管理をしやすくする「ノート整理のくふう」
紙のノートを使うメリットの調査で「必要な時に書けて、すぐに見返せる」ことが、最も魅力的に感じるメリットとして選ばれたという(2020年ノート自社調査より N=237)。そのためになされた「くふう」を紹介していこう。
ノートの整理や検索ができる「インデックスタブ」
各ページの端には、5つの見出しスペースが設置。マーカーで色分けし、タイトルを書きこむことで、内容の整理や検索がしやすくなるという。どのページに書いたか覚えていない、過去の自分が書いた内容がわからないなどと乱雑になりがちなノートの中身だが、改めて見返した際に書いた内容がわかりやすいのは非常にありがたい。
TODOリストやメモに使える「マイリストページ」
巻末にリストページが10枚付いており、TODOリストや一言メモ、簡易ログなどさまざまな用途に使用可能。中央にはメモリが付いているため、線を引けばノートを分割したり、項目を増やすことができるという。今自分が何をすべきか整理するなど使い方は無限大だ。
どんな筆記用具を使用しても問題ない「書きやすさのくふう」
数えきれない種類の筆記用具が販売されていることもあり、紙はさまざまな筆記具に対応したマルマンオリジナル筆記用紙を使用。どの筆記用具で書いたとしてもなめらかな書き心地が体験できるという。さらに罫線は、文字も図も書くのにちょうどよいとされている「4mm」方眼罫を採用。すでに持っているペンとの相性を確認しなくてもいいのもメリットだ。
人々の仕事や生活を手助けしてくれる「utöka(ウトカ)」
マルマンのノート新ブランド「ウトカ」はいかがだっただろうか。パソコンやスマートフォンが主流となっている昨今でノートにしか創出できない価値が詰まったブランドだと言えるだろう。デジタル中心の現代において、人々の仕事や生活を手助けしてくれるアナログアイテムとなるはずだ。
個人的には自由に書くことで頭の中の整理を手助けしてくれるのが、アナログアイテムの魅力だと感じている。カバンの中に1冊入れておくと、安心して仕事にも取り組めるため非常にありがたい。
デジタルとアナログの併用を「utöka(ウトカ)」で試してみてはいかがだろうか。
製品詳細
製品名:utöka(ウトカ)
価格:A5 660円(税込)
ポケットサイズ 550円(税込)
発売日:2023年12月26日
製品ページ:https://www.e-maruman.co.jp/lp/utoka/
ニュースリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000105386.html