G-SHOCK最高峰コレクションに「MRG-B5000R」が登場

「MRG-B5000R」

edit by onesuite編集部

G-SHOCK

MRG-B5000R

MR-G

1990年代末〜2000年代初頭、アメ横の思い出といえばスニーカーと腕時計だろう。特にG-SHOCKの人気はまさに爆発的だった。
筆者の叔父も当時は熱狂的なコレクターで、「W.C.C.S.」「イルクジ」「ラバコレ」「ジェイソンモデル」などと口癖のように言っていた。筆者も叔父に同行し、アメ横のあらゆるお店を覗いて限定モデルを探したものだ。そして多くの若者も筆者たちと同じように、露店やショーケースに群がるようにして腕時計を探していたのである。

あの頃の熱狂や憧れを覚えている大人におすすめしたい、ハイエンドモデルの腕時計を紹介しよう。

カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の最上位シリーズ 「MR-G(エムアールジー)」の新製品として「MRG-B5000R」を2024年1月19日(金)に発売する。メーカー希望小売価格は396,000円(税込)。

目次

「究極のタフネスウオッチ」を追求したG-SHOCKの最高峰コレクション「MR-G」

「MR-G」について説明しておこう。
最先端技術や熟練の金属加工技術を採り入れ「究極のタフネスウオッチ」を追求したG-SHOCKの最上位シリーズ、それが「MR-G」だ。

さかのぼること40年。1983年4月にG-SHOCK初号機「DW-5000」は誕生した。腕時計といえば華奢で壊れやすいものというイメージがあった当時において「タフネス」を追求することは異端であった。このG-SHOCK誕生の歴史については、下記の動画が詳しい。

https://youtu.be/fNHBJp-vfZ4

この初号機のDNAを継承しつつ、こだわりの極限を追求し続けたのが「MR-G」シリーズというわけだ。G-SHOCKのメタル化から始まり今日まで続くこのシリーズには、威厳に満ちた本物の風格が備わっている。

「MRG-B5000R」

G-SHOCKの原点である角型フォルムに、装着性の良いデュラソフトバンドを採用した「MRG-B5000R」

日本に根ざしたモノづくりの哲学と革新的な技術を融合し、妥協なくこだわり尽くすG-SHOCK最高峰コレクション「MR-G」。 この系譜に新たに連なる「MRG-B5000R」を、ぜひ紹介させてほしい。

デュラソフトバンドの採用

MRG-B5000R」は、柔らかく肌触りの良いフッ素ラバー製のデュラソフトバンドを採用している。これは変色や汚れ、経年劣化にも強いことが特徴だ。 ベースモデルである「MRG-B5000」ではバンドにチタン合金を使用していたためマッシブな印象だったが「MRG-B5000R」はバンドの変更によってアクティブなシーンだけでなく、フォーマルなシーンでも使いやすいスタイリッシュなフォルムになったように思う(推測だが、コストパフォーマンスにも寄与していると思われる)。そうなると強度面が気になってくるところだが、バンドとケースとの嵌合部にチタンパーツをインサートして成型することで高強度を実現している。

「MRG-B5000R」
「デュラソフトバンド」裏面には初号機を象徴するレンガパターンも。

初代G-SHOCK「DW-5000C-1B」をオマージュしたカラーリング

デザインは初代G-SHOCK「DW-5000C-1B」のカラーリングをオマージュしており、レンガパターンとゴールドカラーのサークルラインをダイアルに受け継いでいる。ケースにDLCコーティング、サイドボタンにゴールドIP処理を施したほか、フェイスにゴールドのアクセントカラーを配色している。

「MRG-B5000R」
初代“G-SHOCK”「DW-5000C-1B」をオマージュしたカラーリング。

細部まで研磨を可能にする、25個で構成されたベゼルパーツ

通常、一体成形するベゼルとケースを、25個の部品で構成している点にも注目してもらいたい。これは「マルチガードストラクチャー」といって、複雑な形状のパーツに細分化し、パーツ間に小型化した緩衝体を組み込むことであらゆる方向からの衝撃を吸収する、ハイブリッド耐衝撃構造だ。

「マルチガードストラクチャー」がもたらす恩恵はそれだけではない。 外装部を細分化することによって、従来では加工を施すことが困難だった細かな部分まで、歪みのない平滑な鏡面に磨き上げる「ザラツ研磨」を可能としたのだ。熟達した職人による緻密な研磨を施したのち、一つひとつを丁寧に手で組み上げることで、G-SHOCKの王者である「MR-G」にふさわしい上質な輝きと風格を備えた仕上がりになっている。

また、ベゼルトップには純チタンの約4倍の硬度を誇り、プラチナと同等の輝きを持つといわれる「COBARION(コバリオン)」を、ケースやベゼルには高硬度のチタン合金・64チタンを採用している。

「MRG-B5000R」
細部まで研磨を可能にする25個で構成されたベゼルパーツ。

「MRG-B5000R」継承され続ける、強さと美しさ

G-SHOCKは常に、常識や限界、そして想像を超える挑戦を続けてきた。その長い歴史の中で磨かれてきた職人技と最先端テクノロジーが融合することで「MRG-B5000R」は誕生したのだ。
あの90年代の熱にうかされていた世代にも、G-SHOCKを知らない世代にも、この継承され続ける強さと美しさを体感してもらいたい。

「MRG-B5000R」

製品概要


製品名:MRG-B5000R
メーカー希望小売価格:396,000円(税込)
発売日:2024年1月19日(金)
ケースサイズ:縦49.4mm 横43.2mm 厚さ12.9mm
質量:103g ケース・ベゼル材質:チタン/コバリオン
※コバリオン(COBARIONⓇ)は、商標登録され株式会社エイワのみが製造しているコバルトクロム合金
バンド:デュラソフトバンド(フッ素ラバー)、ワンプッシュ三つ折れ式中留
構造:耐衝撃構造(ショックレジスト)
防水性:20気圧防水
時刻修正:電波時計 日本・北米・ヨーロッパ・中国地域対応 MULTIBAND6
使用電源:タフソーラー(ソーラー充電システム)
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000326.000040622.html

※画像は、プレスリリースと公式HPから引用

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