高性能のレンズは重いものが多く、特に自然をテーマにした撮影となると持っていくだけでも手間がかかるように思える。メインレンズだけでも大変なのに、サブレンズも重いとなると尚更疲れてしまう。
今回紹介する「SIGMA 10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary」はサブレンズとして優秀な製品だ。Lマウント用、ソニー Eマウント用、富士フイルムXマウント用を2023年10月26日(木)に同時発売し、価格はオープン。
世界最小最軽量設計APS-C用ズームレンズ
本製品最大の特徴は世界最小最軽量※で設計されていることだろう。性能と快適性を高めつつ、長さ62.0mm、最大径72.2mm、重さ260gを実現。これにより持ち歩きはもちろんのこと、ジンバルなどの重量制限がある機材の選択肢としてもいいだろう。加えて、新開発のプッシュオン式花形フードを付属。従来の回してつけるバヨネット式とは異なり、押し込む方式を採用したことで、簡単かつ確実に着用できるという。そのため、手間がかかるレンズ交換時のフード脱着も気軽に行えるはずだ。
※AF対応、APS-Cミラーレスカメラ用、F2.8通しのズームレンズとして(2023年10月現在 SIGMA社調べ)
クローズアップ撮影にも対応できるズームレンズ
さらに大偏肉・高屈折率の非球面レンズを採用したことにより、F2.8の明るさと高い性能を有しているという。加えてワイド端で最短撮影距離11.6cm / 最大撮影倍率1:4が可能なズームレンズであり、超広角の画角を活かしたクローズアップ撮影もできるので、壮大な風景をバックにした被写体の撮影やディティールにこだわったものの撮影など幅広いシチュエーションに対応できるはずだ。また製品自体の軽さも相まって、機動力重視かつ画角の広さを必要とするVlog用途などにも活用できるのは魅力的なポイントだろう。
一本持っておくと表現の幅が増えるかもしれない
本製品は軽量に設計されていることや申し分ない性能を持っていることから、持ち運びに適した写真 / 動画の両方で使える小型レンズと言えるだろう。そのため撮影に出かける際に一本持っておくと、これまでできなかった表現にも挑戦できるだろう。
世界最小最軽量のAPS-C用ズームレンズ「SIGMA 10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary」をぜひ検討してみてはいかがだろうか。
製品詳細
製品名:SIGMA 10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary
マウント:Lマウント用、ソニー Eマウント用、富士フイルムXマウント用
価格:オープン
発売日:2023年10月26日
製品ページ:https://www.sigma-global.com/jp/lenses/c023_10_18_28/
ニュースリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000031110.html