コロナ禍に起こった外出制限などがきっかけで、食生活の見直しを行った方もいるだろう。筆者もその一人で、ヘルシーな食事を中心にするべく低温調理器を購入したが、準備やお手入れに手間がかかり今では収納棚に眠っている。同様な経験をしている方も多いのではないだろうか。
アイリスオーヤマが2023年9月29日(金)に発売する「ポケットシェフ」は、そんな低温調理器の手間をなくした革命的な製品である。価格はオープン。
水や鍋を使わず手軽に低温調理を
従来の低温調理器と違い、水や鍋を使わず耐熱袋に食材を密閉して本体にセットし、温度と時間を設定するだけで簡単に調理できる。手間なく準備できるので低温調理が手軽に楽しめるはずだ。 さらに調理温度は5℃刻みで40〜80℃、調理時間は1分〜540分まで設定できるという。従来の低温調理器に比べると少し物足りなさを感じるように思えるが、筆者が思うにこれは妥当な値だ。というのも筆者自身、低温調理をする際に主に活用していた温度帯は50℃〜70℃で調理時間は30分から2時間半。メニューによって異なるが大体これくらいになるからだ。
本体の形状の都合上、中に入れる食材の厚さも制限されるため、温度や時間としては十分な値と言っていいだろう。
コンパクトサイズかつ手入れが容易に
また本体は、四方24㎝厚さ1㎝と収納しやすいコンパクトなサイズをしていることもありがたい。限られたキッチンスペースでも困ることなく収納できるだろう。 また内側が汚れた際は、乾いた布やウェットティッシュなどで拭き取るだけでお手入れができるとのこと。従来の低温調理で行う柔らかいブラシを使った掃除などが必要ないため、片付けの手間がかからないのは調理器具を選ぶ上で重要なポイントだ。
「ポケットシェフ」は低温調理を手軽に楽しむための調理器具
本製品は、水や鍋を使わないことやサイズがコンパクトに設計されていることにより、手間なく手軽に低温調理を楽しむための調理器具と言って良いだろう。
ただ先述した通り、中に入れる食材の厚さが制限されるため、どこまで熱を均一に通して調理できるか気になるところだ。
従来の低温調理器を持っているけど準備が大変でなかなか取りかかれない方や、いままで低温調理に手が出せていない方にオススメな製品である。
低温調理にチャレンジしてみたい方は、アイリスオーヤマの「ポケットシェフ」を検討してみてはいかがだろうか。
※記事内画像はリリースより引用
製品仕様
カラー:ブラック
定格電圧:100V
定格周波数:50/60Hz
定格消費電力:90W
設定可能温度:40~80℃(5℃刻み)
設定可能時間:1分〜540分 1〜10分 1分単位
10〜120分 5分単位
120〜540分 30分単位
製品質量:240g
電源コード:約1.0m
製品詳細
製品名:ポケットシェフ
型番:PLTC-M01
価格:オープン
発売日:2023年9月29日
ニュースリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000646.000019955.html