ノスタルジーに推し活?スクリーン付きスマホケース「Reink Case」がちょっとレトロでいい感じにエモいかもしれない

Reink Case

「推し活」
2021年の流行語大賞にもノミネートされた、今ではある程度一般化した言葉だ。
知らない人のために説明しておくと、元々はアイドルファンが自分の好きなアイドルを「推し」と呼んでいたことに始まり、今では自分のイチオシの人やキャラクター、様々な対象を”応援する活動全般”のことを指す。

かく言う筆者も、昔はライトノベル・アニメ(カリモフのメロンパンをこよなく愛する灼眼の)、次にアーティスト・声優(かつて5pb.Recordsという今や懐かしいレーベルに所属し、Memories Offシリーズの歌をよく歌っていた)、少し期間が空いて2次元アイドル(2014〜2018年ぐらいのしゅがはP)、ひょんな縁から地下アイドルのマネージャー(もはや推し活ではなく”推してくれ”活かもしれない)と、少々偏りがあるものの2次元3次元を問わず理解はある方だと自負している。

そんな「推し活」だが、一言に言っても実態は様々あり、直接逢いに行ったり・染まったり・広めたり・感じたりなどなど、アナログ・デジタルを問わない様々なやり方が確立されている。その中でもある程度共通して行われる活動といえば、シールを貼ったり壁紙にしたりと言った、すぐ見られる「推し」を用意することだろう。

ここからは勝手な持論になるが、スマートフォンはそんな「推し活」を表現する良い土壌となっている節がある。身近なところでいえばスマホケースの内側にチェキやステッカーを入れたりロック画面にしたりと、身近であるが故に目にする頻度も高いスマートフォンは「推し」を視野に入れておきたい人にとって格好のキャンバスと言える。

そんなスマートフォンの推し活に、ちょっとノスタルジーでエモさ(?)感じる新たな選択肢が登場したので紹介しよう。
今回紹介する「Reink Case」は、背面についたディスプレイに好きな画像やテキストを表示できるiPhone用スマートE-Inkスクリーン付きスマホケースだ。カラー電子ペーパーリーダー分野の先駆者であるReinkstone社から発売され、価格はCampfireで6,888円〜。

Reink Case
目次

エモさ感じるレトロな表現、消費電力いらずの「推し」専用スクリーン

Reink Case

「Reink Case」は電子インクとも呼ばれる、Amazon Kindle端末を代表とする電子ペーパー技術が搭載されたスマホケースだ。スマートフォンの背面側に3.7インチの三色インクスクリーンを備え、専用アプリから好きに出す内容を決めることが可能。

電子インクの特徴としてよくある液晶ディスプレイなどと違い、表示を変更する際に少量の電力を使い、そのまま電力を消費せず表示され続けることが挙げられる。そう、スマートフォンの充電に関係なく、ずっと表示することができるのだ。なぜ?といった細かい技術の話は控えるとして、簡単な仕様を見ていこう。

スクリーン自体は白と黒のモノクロ・赤色を表示でき、専用アプリで決めた内容をNFC機能で送る形式。ケースをつけたまま変更できるため、出先で気分を変えたい時など、いつでも自由にカスタマイズ可能。

Reink Case、やり方

「白・黒・赤の画像なんて持っていない」と言う人も多いと思うが、そこはご安心。表示内容は専用アプリから変更するのだが、スマホに入っている画像や撮ったばかりの写真をアプリ内で簡単に加工ができる。
モノクロだけの「グレー」、赤色も加えた「色スケール」、エモさ感じるちょっとレトロな「ディザ」の3種類用意されており、その都度プレビューしながら変更可能。

Reink Caseのアプリで色を変える様子

「推し」との写真を入れるもよし、さりげない「推し」要素を入れてもよし。そんな「推し」専用スクリーンを綺麗に「グレー」や「色スケール」で彩ってもいいが、筆者的には「ディザ」の割といい感じなエモさが、ちょっとノスタルジーに浸りたい時に良さそうだ。
何かとお財布が寂しくなる「推し活」だが、これなら画像素材さえあればお財布を気にせずいつでも「推し活」が楽しめる。

Reink Caseは白・黒・赤を表示可能

普通のスマホケースとしても十分、仕事用としてもアリな選択肢

「推し活」にフォーカスした内容を紹介したが、普通のスマホケースとしても十分な性能を持つ。
まず、昨今のiPhoneでは定番なワイヤレス充電・MagSafe充電に対応しており、もちろんスクリーンの影響も受けない。

Reink Caseはワイヤレス充電・MagSafe充電に対応

詳しい耐久度は不明だが、柔らかいTPU素材で作られており、ガラスは軍用防爆ガラスが採用されている。おまけに指紋防止コーティングまでされているので、汚れを気にしない綺麗なシンプルデザインと言えるだろう。

Reink Caseは柔らかいTPU素材で作られており、ガラスは軍用防爆ガラスが採用

さらにカメラ部分はやや高めに設計され、突起部として傷つきやすいカメラをしっかりと守ってくれる。そしてなんと、レンズスタンドを建てることでスマホスタンドの役割も担ってくれる。
見た目はシンプルでありながら、必要な要素は一通り揃っていると言っても差し支えない充実さと言える。

Reink Caseのレンズ部分を建てることでカメラスタンドにも

さて、スクリーンに自由な内容が表示できるということは、もちろん「推し活」以外にも使える。
例えばメモアプリのスクリーンショットを出せば簡単ToDoリストにでき、ちょっとした買い物や、今日やることなどを見やすいところに出しておくことができる。セキュリティー意識的に機密内容は避けた方がいいが、仕事で電車に乗りながら連絡が来た時など、忘れがちなちょっとしたタスクを出しておくこともできるだろう。よく牛乳を買い忘れるという世の中のお父さん、こちらなら忘れづらいのでは?

Reink Caseは仕事用のメモを出すのにもいいかもしれない

人それぞれの”愛”が表現できる、iPhone裏の自由なキャンバス

今流行りの少しレトロなエモさ感じる「推し」専用スクリーン、いかがだっただろうか。人それぞれの”愛”が現れる推し活だからこそ、iPhone裏に自由なキャンパスを用意してみてはいかがだろうか。よく見るスマホだからこそ、手軽に、日頃の生活に不足しがちな「推し」と活力を与えてくれるはずだ。
少々残念なのは、iPhone13〜15シリーズにしか対応していない点。Androidユーザーは座して待つほかないのか…今後に期待したいところ。

なお、発売から5日経った執筆時現在(9/18)、Campfireではすでに目標の2300%を達成しており、早割の数も徐々に減っている。余程のトラブルがない限りきちんと手元に届くはずなので、我こそはという「推し活」に勤しむiPhoneユーザーの方、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。

Reink CaseはCampfireで2300%を超える

※記事内画像はリリース、Campfireより引用

製品仕様

バッテリー:なし
接続:NFC
インクスクリーンサイズ:3.71インチ
ケースサイズ:6.1インチ / 6.7インチ
ケース素材:PC+TPU+防爆ガラス
適応デバイス:iPhone 13 / iPhone 14 / iPhone 15シリーズ(mini / Plusは対応していない)
カラー:青 / 黒 / ピンク 重量:60g程度

製品ページhttps://camp-fire.jp/projects/view/684189
ニュースリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000128188.html

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