誰しも一度は聞いたことがあるだろうタイガー魔法瓶。水筒などのアイテムや圧力鍋、電気ケトルや炊飯器といったキッチン家電など、家庭に寄り添った製品を取り揃えているのが特徴としてあげられる。そんなタイガー魔法瓶株式会社だが、創業年は史上最大の地震災害として記録に残る、関東大震災が起こった年でもあるのだ。
そんなタイガー魔法瓶は創業100周年を迎える節目に記念モデル「魔法のかまどごはん」という防災グッズを発表した。本日(2023年8月31日)より予約受付開始し、発売は2023年10月20日以降の予定とされている。価格はオープン。
災害だけでなく、アウトドアで使用できる初心者も扱いやすい製品
キャンプなどのアウトドアでご飯を炊く場合は、飯盒を使う方が多く存在している印象だ。しかし飯盒は火の加減調節や状態を自分好みの炊き上がりに仕上がるのが難しく、苦い経験をした方もいるのではないだろうか。 本製品は電気やガスがなくても、新聞紙1部と火をつけるアイテムがあれば簡単に「炊き立ての」ご飯が炊けるという。かまど下部にある2つの穴に、新聞紙を交互に入れて火加減を調節するだけで炊けるため、初心者にとっても扱いやすい炊飯器と言えるだろう。
制限の多い緊急時でも安心して使用できるメンテナンス性
外でご飯を炊くといわれて真っ先に思い浮かぶのは飯盒だろう。昨今ではコンパクトながらカトラリー類も格納できる便利なものもある一方で、使用後に付着する黒いすすのような汚れが落ちにくく後片付けの面で少し残念に思っている方もいるのではないだろうか。飯盒をはじめとしたアウトドア製品は災害時などでも活躍を期待できるため、使える水が限られる状況も視野に入れるとメンテナンス性が高いに越したことはない。本製品は、水で濡らしたスポンジで拭くだけで汚れが取れるとのこと。少量の水で十分に洗浄できるため、何かと制限の多い緊急時でも安心して使用できるだろう。
「魔法のかまどごはん」で趣味も緊急時も頼りになるパートナー
アウトドア初心者の方でも安心して使用できる本製品は、災害時にも真価を発揮する便利なアイテムだ。普段はアウトドアで使用し、いざという場面では厳しい環境でも人々に美味しいご飯を提供してくれる。関東大震災から100年の節目を迎えた今、「幸せな団らん」を目指すタイガー魔法瓶の新たな製品は趣味でも緊急時でも活躍必至なパートナーとなってくれるだろう。
製品仕様
炊飯容量:白米 1合〜5合
炊込み 1合〜3合
サイズ:約 幅25.0 × 奥行き25.0 × 高さ23.3 cm
本体質量:約3.1kg
カラー:ブラック
製品詳細
製品名:魔法のかまどごはん
品番:KMD-A100
価格:オープン
予約開始日:2023年8月31日
発売日:2023年10月20日
製品ページ:https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/rice-cooker/kmd-a/
ニュースリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000208.000027804.html