コードレススティック掃除機が台頭してから、掃除機をかけるという行為は飛躍的に改善されたと言えるだろう。電源コードをなくしたことで実現した取り回しの良さや、省スペースで収納できるという点など手間という手間が削ぎ落とされつつある。実際に読者の中にも、その恩恵に預かっている方は多くいるはずだ。そんな進化を遂げているコードレススティック掃除機から、さらに使い勝手の良い製品が発売される。
今回紹介するのは2023年9月7日(木)に発売予定である、シャープのコードレススティック型掃除機「RACTIVE Air」<EC-KR1>だ。価格はオープン。
業界初の「パックinカップ」構造は紙パック式の常識を変える
従来のサイクロン式もしくは紙パック式のコードレススティック掃除機は、ゴミ捨てに手間がかかってしまう印象だ。ゴミ捨て問題に頭を悩ませていた方も多いだろう。
本製品は、業界初の「パックinカップ」の構造を採用したことで、ゴミの溜まった紙パックがボタン一つで簡単に捨てられるという。今まで悩まされていた紙パック着脱の手間が省けるという点で、紙パック式の常識を変えるものとなるだろう。
紙パック式で気になる点を挙げるとすれば、定期的に購入せざるを得ないという観点から大幅にランニングコストがかさむイメージを持つ方も多いのではないだろうか。しかし本製品はその点においても問題ないと言える。純正の紙パックは5枚セット1,210円(税込)で、容量は0.37Lだ。参考までに、筆者が使用している掃除機のダストカップ容量もおよそ0.4Lと同等であるが、一人暮らしで週3回程度の掃除であれば約1ヶ月〜1ヶ月半程度で一杯になる。紙パックに置き換えても約250円/月となり、およそ缶コーヒー2杯分くらいと考えればそこまで痛手ではないだろう。
運転時の不快な駆動音に着目した独自の低騒音化技術
掃除機の運転時に聴くあのキーンという耳鳴り音で、不快な思いをした(またはしている)方もいるだろう。本製品は、その掃除機特有の不快な駆動音に着目し、シャープ独自の低騒音化技術で抑制しているとのこと。同社2022年度機種と比較して実感音を約17%低減したという。不快な耳鳴り音が小さくなることで、掃除中に受けるストレスも軽減されるはずだ。
「RACTIVE Air」<EC-KR1>は掃除機に感じていたストレスを画期的に軽減してくれる
本製品は業界初の「パックinカップ」構造を採用しメンテナンス性の向上と掃除機特有の不快な駆動音を抑制するシャープ独自の低騒音化技術で、掃除機の抱える手間と騒音の二大ストレスを画期的に軽減してくれる製品と言えるだろう。
シャープ「RACTIVE Air」<EC-KR1>は、日々の掃除ライフで蓄積されるストレスに悩まされている方はもちろん、紙パック式の掃除機を敬遠している方にとっても価値観を変える製品となるかもしれない。
※記事内画像はリリースより引用
製品仕様
カラー:ブラック
本体寸法:幅209 × 奥行き251 × 高さ957 mm
標準質量:1.3kg
運転音:64〜約57dB
集じん方式:紙パック式
集じん容積:0.37L
充電時間:約4時間
最長運転時間:強 約9分
自動 約24分
標準 約35分 / 約50分
製品詳細
品名:コードレススティック 紙パック式掃除機
愛称:RACTIVE Air
形名:EC-KR1
希望小売価格:オープン
発売日:2023年9月7日
製品ページ:https://jp.sharp/souji/products/eckr1/