昔は産業用が主であったロボットも、自動家電の登場に合わせ家庭への普及が進んでいる。日頃の家事も電気圧力鍋で料理を作っておき、食べ終わった後は食器洗い洗浄機へ、床はロボット掃除機で毎日クリーンに、なんて人も実は多いのではないだろうか。便利なロボットとはいえ、実際に使ってみると制限や事前準備が必要なことが多くあり、なんだか面倒と思う瞬間があるのも確かだ。
そんな制限や事前準備がほとんど不要なロボット掃除機が、AnkerのスマートホームブランドEufyから本日(2023年6月15日)より販売される「Eufy Clean X9 Pro with Auto-Clean Station」だ。販売価格は109,900 円(税込)。
以前よりロボット掃除機を出しているEufyだが、これまでのモデルはどちらかというとエントリーモデル・ミドルモデルが多く、水拭きをする際には専用パーツを装着する必要がほとんどだった。今回登場したEufy Clean X9 Proは同封されているAuto-Clean Stationと併せて使うことでほぼ準備不要な水拭き掃除が可能になる。
よくある別パーツのクロスではなく標準装備の加圧式デュアル回転モップを備えており、カーペットや畳など水拭きをしたくない時には自動でリフトアップしてくれる。もちろん同時にゴミ吸引もしてくれるので、わざわざパーツを付け替えたり今日は水拭きの日とスケジュールを考える必要もなくなるだろう。
掃除後はAuto-Clean Stationによるモップの自動洗浄・乾燥システムで一切触らずに綺麗を保ってくれるため、従来の製品でよく見られた専用パーツを外してクロス部分だけ手洗いする、なんて煩わしい作業とはもうおさらばできるはずだ。
ちなみに、3D ToF センサーとAIカメラを用いたAnker独自の障害物回避システム「AI.See システム」を初搭載しており、今までは避けられなかったスリッパやケーブルなども自動で避けてくれるようになった。ロボット掃除機を使っていると運転前に邪魔なものはないか確認をする必要があったが、これで真の意味での”自動”家電に1歩近づいたと言えるだろう。
少し残念なのは、Auto-Clean Stationが水拭き用に振り切ってしまっており、本体もステーションでゴミ吸引ができる機能は持っていない点だ。そこまで込みで1台で完結できるとなれば他社にも引けを取らない本当の自動家電になれると信じている。
水拭きが頻繁に必要な小さいお子さんがいる家庭など、まずは掃除機との両用機として1台いかがだろうか。
製品仕様
吸引力:最大5500Pa
消費電力:60W
掃除時間:最大180分
充電時間:約270分
ダスト容器の容量:410mL
本体サイズ:約35.3×32.7×11.4cm
⾃動洗浄ステーションサイズ:約42.2×41.6×44.3cm
ロボット掃除機本体重量:約4.6kg
自動ステーション重量:約7.2kg
製品詳細
製品名:Eufy Clean X9 Pro with Auto-Clean Station
販売価格:109,900円(税込)
発売日:2023年6月15日
初回セール:Amazonにて初回100個限定20%ポイント還元 (¥21,980分)
ニュースリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000438.000016775.html
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