XPPenがAndroid搭載タブレット「Magic Note Pad」を発売、3つのカラーモード搭載で読書や筆記に最適化

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デジタルノートやE-inkタブレットの選択肢が増える昨今、それぞれの特徴を活かした使い分けが求められている印象だ。そんな中、グラフィックスタブレットメーカーのXPPenが、1台で複数の表示モードを実現する新たなアプローチを提案。Android 14を搭載した10.1インチタブレット「Magic Note Pad」は、画像本来の色再現から目に優しい低彩度表示、さらには紙のような見た目のモノクロ表示まで、ボタン一つで切り替えられる3つのカラーモードを搭載している。価格は65,990円(税込)で、2025年3月19日より販売中。

製品概要

XPPen

タブレット

Magic Note Pad


製品名:Magic Note Pad
価格:65,990円(税込)
発売日:2025年3月19日
公式ページ:https://www.storexppen.jp/buy/magic-note-pad.html

用途に応じて選べる3つのカラーモード

本製品のキーとなる機能が、ボタン一つで切り替え可能な3つのカラーモードだ。タブレット本体に用意されたX-Paper Keyと呼ばれるボタンを押すことで、簡単に切り替えることができる。写真やイラストの制作に適した「ネイチャーカラーモード」では、1,670万色表示と400nitの高輝度で画像本来の色を忠実に再現。長時間の作業に向く「ライトカラーモード」では淡い色調で目への負担を軽減。文章の閲読に特化した「インクペーパーモード」では、モノクロ表示で紙のような見た目を実現しているとのこと。

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ディスプレイには光の反射や映り込みを抑えるAGナノエッチング加工を施し、90Hzのリフレッシュレートを実現。さらにTÜV SÜDの「低ブルーライト認証」と「ペーパーライクディスプレイ認証」を取得しており、長時間の使用でも目への負担を抑えられる仕様となっている。E-inkの製品とまではいかないだろうが、メモやノート用で使う際には長時間タブレットを見ることになるため、こうした機能はありがたい

高性能スタイラスペンと専用アプリで快適な筆記体験

付属のX3 Pro Pencil 2は16,384レベルの筆圧感知に対応し、新開発のソフトペン先により紙のような書き心地を実現しているらしい。ただし、各社紙の様な下記心地をうたう製品は様々あるため、実際の書き心地については体験してみるしかないだろう。ちなみに充電やペアリングは不要で、本体側面に磁力で簡単に装着できるため、持ち歩きには便利そうだ。

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また、Jnotesと共同開発した専用アプリ「XPPen Notes」では、手書き文字の自動認識音声録音機能、5種類のペンブラシを提供。学習やビジネスシーンでの活用を想定した機能を揃えている。OneDriveやGoogle Driveとの連携も可能で、作成したノートを簡単にクラウド保存できるため、用途を考えるとなかなか機能的に仕上がりと言えそうだ。

携帯性とスタミナを重視した設計で、ノートの新しい形になるかも?

本体は重量495g厚さ7mmというコンパクトなサイズながら、8,000mAhのバッテリーを内蔵。メーカーによると、1日3-4時間の使用で約1週間の駆動が可能とのことだ。また、Android 14を搭載しており、Google Playストアから必要なアプリを追加インストールできる点も、使い方の幅を広げてくれそうだ。

紙のような書き心地と、用途に合わせた表示モードの切り替えを実現した本製品。デジタルノートとしての基本機能に加え、カラー表示と手書き入力の利点を組み合わせることで、紙のノートからデジタルへの移行を考えているユーザーにとって、検討すべき製品となるかもしれない。

ギャラリー

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Magic Note Pad


出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋

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