最近はカメラ性能に特化したスマートフォンが増えているが、かなり突き抜けたカメラ性能のモデルが登場した。それがXiaomiのフラグシップモデル「Xiaomi 15 Ultra」だ。2025年3月18日に発売予定。市場想定価格は179,800円(税込)から。
前モデルXiaomi 14 Ultraの後継機で、引き続きライカ共同開発のレンズを採用している。「撮影体験の頂点」を目指したモデルで、前モデルより暗所撮影や望遠レンズの性能が向上。スマートフォンとしての性能も進化しているとのことで、ワクワクするようなビルドクオリティだ。そんなXiaomi 15 Ultraの実機を試してみたので、感想を紹介していく。
製品概要

Xiaomi
スマートフォン
Xiaomi 15 Ultra
シルバークローム

製品名:
市場想定価格: 179,800円(税込)
カラー: シルバークローム / ブラック / ホワイト
予約開始日:2025年3月13日
発売日:2025年3月18日
製品ページ:https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-15-ultra/
ライカ共同開発のクアッドカメラを体験してみた
Xiaomi新製品発表会ではXiaomi 15 Ultraを体験できるプログラムがあったので、実際にカメラを試用してみた。
まず30倍のデジタルズームで遠くの被写体を撮影。少し加工感はあるが、パッと見た時の違和感はほとんどない。ここまで粗さを抑えられるズーム撮影は初めての体験で、素直に驚いた。

次にマクロ撮影を試す。通常の画角で模型を撮影。

そして3倍ズームにして寄ってみる。ハンドル部分をクッキリと映すことができ、全くボヤケていない。物撮りする人でも、妥協なく撮影できるのではないだろうか。

実際に撮影したときの様子はこちら。かなり寄った状態で撮影ができる。

遠くの人物を撮影する場面でも、ズーム性能の高さが発揮されていた。まず通常の23mm焦点距離で撮影。

そして4.3倍ズーム(焦点距離100mm)で撮影。輪郭がはっきりで、ギターのディティールも認識できる。

ついでに10倍ズームでも撮影。デジタルズームの撮影でも荒れた感じがない。遠くから人物を撮影したい状況でも、安心して撮れるほどの性能だ。

ちなみに10倍ズームくらいなら、ほとんどブレなく撮影できた。筆者の感覚だとスマホの望遠撮影はブレまくるので使いづらいイメージだったが、これなら簡単に撮影できてしまう。恐るべしXiaomi 15 Ultra。

Photography Kitを着ければコンデジのような使い勝手へ
別売りのPhotography Kit Legend Editionを着ければ、さながらコンデジを使っているような感覚で撮影できる。

カメラを構える時、右側のシャッターボタンを押せばシャッターを切ることが可能。さらに焦点距離や露出の調整、ビデオ撮影もワンボタンで実行できる。これもうカメラでは?と思うほど、スマートフォンとは思えない撮影体験を楽しめるのだ。

実際に使ってみたが、親指を乗せられるサムレストのおかげでグリップ感が増し、撮影時の安定感が抜群だ。
ちなみにキットを装着すると重みは増すが、素の状態よりは撮影しやすくなる。本体も保護できるので、うっかり落としても大丈夫そう。

そもそもギミックが洗練されているので、普段からカメラを使っている人、そうじゃない人でもワクワクするような撮影が楽しめるはずだ。
またキットには2000mAhのバッテリーが内蔵されており、モバイルバッテリーとしての役割を担っている。撮影時はバッテリーが消費されやすいので、ありがたい設計だ。

肝心のお値段は19,800円(税込み)。なのだが、3月13日から4月15日までの期間にXiaomi StoreでXiaomi 15 Ultraを購入すれば、キットが無料で付いてくる。
家電量販店で購入した場合でも、4月22日までにキャンペーンサイトで応募すればキットを貰える模様。
非常にお得なので、Xiaomi 15 Ultraを狙っているならキャンペーン期間内に購入するのがおすすめだ。

また本体カラーはホワイト、ブラック、シルバークロームの3色展開。


個人的にシルバークロームが一番オシャレなデザインだと感じた。もはや高級カメラのようなデザインで、クラシックな雰囲気を放っている。

カメラだけでなくスマートフォンとしてのデザインや性能も優秀なので、気になっている人はぜひ検討してみてほしい。
ギャラリー

















Xiaomi
スマートフォン
Xiaomi 15 Ultra
シルバークローム

出典:プレスリリース
記事内画像は発表会にて撮影