2024年東京ゲームショウで注目されていたHORIのレバーレスコントローラーが、ついに一般販売を開始した。製品名は「NOLVA Mechanical All-Button Arcade Controller for Windows PC」だ。
筆者はTGSの会場で実物を触れていたが、その時よりも洗練されたデザインへ仕上がっている。そして価格は14,980円(税込)と、人気メーカーのレバーレスにしてはお得すぎる価格だ。そんなHORIのレバーレスはどんなスペックを持っているのか、チェックしていこう。
製品概要

HORI
アーケードコントローラー
NOLVA Mechanical All-Button Arcade Controller for Windows PC

製品名:NOLVA Mechanical All-Button Arcade Controller for Windows PC
価格:14,980円(税込)
カラー:ブラック
発売日:2025年3月3日
製品ページ:https://hori.jp/products/hpc/hpc-082/
1万円台とは思えないカスタマイズ性の高さ
天面には方向キー4個、アクションボタン8個のスタンダード配置となっており、3つの拡張ボタン付き。クラシックでストリートファイター6を操作していると、パリィとインパクトボタンを小指で押すのが難しいと感じる人もいるだろう。しかし拡張ボタンにパリィやインパクトを配置すれば、多少は押しやすくなるはず。

というか筆者は親指でパリィボタンを押したい派なので、拡張ボタンがあると大変ありがたい。そもそも必要ないという人でも、拡張ボタンは外して使える。ボタンの数をユーザーが選択できるのはメリットだろう。
またケーブルは着け外し可能なタイプで、ケーブルロックも搭載。ケーブルが一体化しているより、こちらの方が取り回しやすい。

またボタン割り当て機能にも対応。例えばL1ボタンを拡張ボタンの位置に割り当てるなど、自分好みに配置できる。デフォルトのボタン配置ではやりづらいと感じる人でも、ボタン割り当てがあれば改善できるはずだ。

他にもヘッドセット端子が付いていたり、滑り止めマットを採用していたりと、かゆいところに手が届いている印象。

ただし本製品はPC用なので、Playstation 4と5の互換性はないだろう。といってもCS向けのモデルも開発中とのこと。
また注意点として、本体のキースイッチは拡張ボタンのみ取り替え可能らしい。他のキースイッチは取り替えられないのが難点。自力で外せないこともないが、かなりリスクが高いので非推奨だ。
個人的にもう少し価格を上げてもいいので、キースイッチを取り替えられるモデルが出てもいいと思った。
とはいえ使ってみないと分からない部分だし、そもそも価格の安さを考えたら許容範囲だろう。
筆者はすでにレバーレスを持っているが、NOLVAの使用感を試してみたい。なんといっても手を出しやすい価格設定なのが魅力だ。初めてレバーレスを使ってみるという人でも、おすすめできるモデルだろう。
ギャラリー






HORI
アーケードコントローラー
NOLVA Mechanical All-Button Arcade Controller for Windows PC

出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋