AYANEOのモジュール式コントローラー搭載7インチゲーミングPC「AYANEO 3」が日本上陸。価格は168,000円から。

一時期のハンドヘルドブームも一旦落ち着いたものの、まだまだ魅力的な製品が登場している。今回紹介するのは、そんな中でも少々変わり種なデバイス。株式会社天空から日本上陸が発表された、高性能ポータブルゲーミングPC「AYANEO 3」だ。

本製品は着脱可能なモジュール式コントローラーを世界で初めて採用し、最新のAMD Ryzen AI 9 HX370プロセッサーを搭載。独自開発の触覚フィードバック機能も備えている。2025年6月中旬の発売を予定しており、価格は168,000円（税込）から。また3月5日より予約受付を開始しており、3月17日までの予約者限定で本体価格より5%OFFの159,600円（税込）から購入できる。

製品概要

製品名：AYANEO 3
価格：168,000円（税込）から
期間限定特別価格：159,600円（税込）から
カラー：スターリーブラック / スカイホワイト
予約開始日：2025年3月5日
発売日：2025年6月中旬
製品ページ：https://www.aya-neo.jp/ayaneo-3

革新的なモジュール式コントローラーがもたらす新たな可能性

本製品の最大の特徴は、ポータブルゲーミングPCとして初めて採用された着脱可能なモジュール式コントローラーだ。電動構造により、専用管理ソフト「AYASpace」から簡単に取り外しが可能。標準のコントローラーに加え、タッチパッドや6ボタンタイプなど、用途に応じた異なるモジュールを装着できる仕様となっている。これにより、ゲームのジャンルや個人の好みに合わせた今までない幅のカスタマイズが可能となるだろう。

最新プロセッサー「AMD Ryzen AI 9 HX370」による高性能

最上位モデルで搭載されるAMD Ryzen AI 9 HX370は、CPUとGPUの総計算能力が最大80TOPSに達する。これはAI PCの標準演算能力40TOPSを大きく上回り、動画編集やAIタスク、最新のAAAタイトルなど、高負荷な処理においても安定したパフォーマンスが期待できる。ハンドヘルドPCは性能が低い、という認識はどうやら過去のモノになりそうだ。

没入感を高めるディスプレイ・音響性能

ディスプレイは7インチの有機EL、もしくは液晶パネルから選択可能。有機ELモデルは最大144Hzのリフレッシュレートと800nitの輝度、DCI-P3カバー率110%を実現し、鮮やかな映像表示が可能となっている。加えて音響面では、フロントに配置したデュアルスマートアンプスピーカーと、独自開発のHyperSound 2.0アルゴリズムにより、立体的なサウンド体験を提供するという。近年のゲームは特にビジュアル面やサウンドに力を入れているタイトルが増えているため、そうした作品であっても楽しめるPCに仕上がっていると言えるだろう。

モジュール式コントローラーのハンドヘルドPCが叶える新世代のゲーミング体験

AYANEO 3は、モジュール式コントローラーという革新的な機能と、最新プロセッサーによる高い処理性能を組み合わせた意欲的な製品だ。またコントローラーのモジュールも併せて日本発売が決定しているため、日本国内においても本製品の特徴を最大限楽しむことが可能なはず。

ポータブルゲーミングPCの新たな選択肢として、注目すべき一台だ。

ギャラリー

出典：プレスリリース
記事内画像は同リリースおよび製品ページから抜粋