ASUSのゲーミングブランドROGから、13.4型2-in-1ゲーミングPC「ROG Flow Z13」の2025年モデルが発表された。最新のAMD Ryzen AI Max＋ 395プロセッサーを搭載し、統合GPUながら専用グラフィックスに匹敵する性能を実現。2月28日に発売した「モンスターハンターワイルズ」の動作検証も完了しているという。
持ち運び可能な13.4型ボディに2.5K解像度・180Hz駆動の高性能ディスプレイを搭載し、デタッチャブル設計による優れた携帯性も特徴だ。2025年2月26日より発売で、価格は379,800円（税込）からとなる。
※動作確認済PC所得条件： ACアダプターを接続した状態で、ユーティリティアプリ「Armoury Crate」にてパフォーマンスモードをTurboに設定。
製品概要
製品名：ROG Flow Z13 2025年モデル
市場想定価格：379,800円（税込）から
発売日：2025年2月26日
製品ページ：https://rog.asus.com/jp/laptops/rog-flow/rog-flow-z13-2025/
統合GPUでありながら専用グラフィックス級の性能を実現
ROG Flow Z13の心臓部には、最新のAMD Ryzen AI Max＋ 395プロセッサー※を採用。Zen5アーキテクチャの16コアCPUとAMD RDNA 3.5アーキテクチャの40コアGPUを1チップに統合したこのプロセッサーは、統合グラフィックスでありながら専用GPUに匹敵するゲーミング性能を発揮するとのこと。また特筆すべきは電力効率の高さで、競合製品と比較して低消費電力でのパフォーマンス発揮が可能という。
※AMD Ryzen AI Max 390モデルも展開。
この高性能を支えているのが、徹底的に強化された冷却システムだ。ステンレス鋼製ベイパーチャンバーと第2世代Arc Flow Fansを組み合わせ、一般的な会話音量（50-61dB）※を下回る49dB以下という静音性を確保しながら効率的な放熱を実現。その他にも液体金属サーマルコンパウンドを採用するなど、高負荷時でも性能の低下を最小限に抑える設計となっている。
さらには従来モデルと比較してベイパーチャンバーのカバー率を55%向上させており、上記の特長と併せ、ゲームプレイ中のような高負荷時でも安定した動作が期待できるだろう。実際に、カプコンが指定するモンスターハンターワイルズの動作検証をクリアしており、2-in-1型とは思えぬ性能に仕上がっていると見て良さそうだ。
※東京都環境局の生活騒音のデータより引用
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/noise/noise_vibration/daily_life_noises
ディスプレイには13.4型・2.5K解像度のパネルを採用。180Hzのリフレッシュレートと3msの応答速度は、eスポーツタイトルのプレイにも十分な性能だ。DCI-P3カバー率100%とPantone認証の取得しているため、ゲーム画面をより美しく見れるほか、クリエィティブ用途にも使えそうな仕様。
加えてモバイル性能も高く、重量約1.2kg・最薄部12.9mmとゲーミングノートとしてはかなり軽くて薄い。それにもかかわらず70Whという大容量バッテリーを搭載し、Wi-Fi接続時で最大9.9時間の動画再生が可能なため気軽に外出先へ持ち出したくなるスペックだ。
ROG Flow Z13 2025は、ゲーミングノートPCの新たな可能性を示す意欲作と言えるだろう。デスクトップ級のゲーミング性能と2-in-1デバイスの柔軟性を両立し、さらに最新ゲームタイトルへの対応も確保している。場所を選ばず本格的なゲームプレイを楽しみたいユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となりそうだ。
ギャラリー
出典：プレスリリース
記事内画像は同リリースおよび製品ページから抜粋