「自作キーボードって、なんだか使いづらそうなイメージがある」と思う人も多いのではないだろうか。その気持ちは大いに理解できる。なぜなら筆者も自作キーボードに挑戦してみたものの、使いづらすぎて苦い思いをした経験があるからだ。しかし自作キーボードは無駄を省いたデザインと、自分好みのキースイッチとキーキャップを使えるカスタマイズ性が魅力。なんとなく使ってみたくなる凄みがあるのだ。
そんな自作キーボードから、初心者でもトライしやすそうな製品「Gravity36」が登場。2025年2月9日19時から、オンラインストア「Greenkeys Shop」で販売予定だ。
製品概要
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Gravity36
自作キーボード
Gravity36 DIY Keyboard Kit
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製品名:Gravity36
価格:14,500円(税込)
カラー:ブラック
発売日:2025年2月9日
製品ページ:https://shop.green-keys.info/products/gravity36-diy-keyboard-kit
「できないことを楽しむ」がコンセプトのキーボード
自作キーボードというのは、基本的にキーの数が少なく、Gravity36も例外ではない。ほぼローマ字しか入力できないような見た目なので、ゲーム用語で言うところの「縛りプレイ」をしているようなものだ。それでも自作キーボードを好んでいる人が多いのは、最適化されたキー配置を設定しているからだろう。
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Gravity36は30%サイズという、極めてスモールなレイアウト。キー数は36個のみなので、そのまま使うのは実用的ではない。そこで役立つのがMod-Tap機能だ。
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例えばスペースキーを単押しすれば通常通りの動作へ、長押しすればレイヤーキーとして動作できる。
レイヤーというのは階層のことで、例えるなら3階建ての家がイメージしやすい。1階はデフォルトレイヤーで、ローマ字が配置されている階。2階は記号や数字が配置された階で、3階はファンクションキーが使えるなど、それぞれ移動して使えるイメージだ。
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Mod-Tap機能を使っている間はレイヤーを移動できるため、目の前には36個しかキーがないのに、実際はそれ以上の数を扱えていることになる。レイヤーごとのキー配置を覚える必要があるのは大変だが、慣れれば自分だけのタイピング体験を得られるのが醍醐味だ。
初心者にもやさしい販売オプション
自作キーボードを使ってみたくても気が引けてしまう要因になっているのが、「はんだ付け」だろう。簡単に言うと金属同士を接合させる手段のことで、これをやらないとキーボードが動作しない。慣れれば意外となんとかなる作業だが、ミスすると修復が難しい場合もある。
しかしGravity36の販売オプションには「ハンダつけオプション」があり、はんだ付けが完了した状態で発送してくれるのだ。1,500円(税込)の追加費用がかかるが、はんだ付けに自信がない人への救済となるはず。
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また、こちらで用意しないといけないのは36個のキースイッチだけ。自作キーボードにしては珍しくキーキャップも同梱されている模様。
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どのキースイッチを選べばいいか悩む場合は、「グリーンキーズチャンネル」に投稿されているタイピング動画を参考にしてみるといい。種類が豊富なので、お気に入りのキースイッチが見つかりやすいはずだ。
2025年2月9日19時より予約販売が開始し、通常価格が14,500円(税込)のところ、特別価格で13,000円(税込)で販売する模様。規定販売数に達すると販売を終了するようなので、早めの購入をおすすめする。商品の発送は3月下旬を予定。
ギャラリー
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Gravity36
自作キーボード
Gravity36 DIY Keyboard Kit
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出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋