Ankerからついに家庭用蓄電池「Anker Solix XJシリーズ」が登場。オンラインから注文し設置までワンストップでサポート

Anker-Solix-XJ_ (1)

バッテリーや充電器で圧倒的な知名度を誇るAnker。近年ではポータブル電源やそれを充電するための携帯用ソーラーパネルなど、小型デバイスに留まらない製品を展開している。今回は、そんなAnkerから”ついに”と言うべき製品、家庭用蓄電池「Anker Solix XJシリーズ」が登場したので紹介していきたい。既に専用ページは公開されており、実際の提供は2月頃を予定しているとのこと。

製品概要

Anker

家庭用蓄電池

Anker Solix XJシリーズ


製品名:Anker Solix XJシリーズ
シリーズ展開:5,000Wh / 10,000Wh / 15,000Wh
製品ページ:https://solixhome.ankerjapan.com/series-xj

目次

Ankerがワンストップで提供する蓄電池「Anker Solix XJシリーズ

今回新たに登場した「Anker Solix XJシリーズ」だが、Solix の名を冠している通り、大容量バッテリーという点では既存ラインアップから大きく外れたアイテムではない。ロボット掃除機やネットワークカメラといったライフスタイルよりの製品も拡充していた最近の傾向からみれば、家庭用蓄電池というジャンルはいよいよといった所だろう。

一方で、Anker以外にも既に多くのメーカーがこのジャンルに参入しているため、「あえてAnkerを選ぶ理由は?」と思う方も居るかもしれない。その疑問を解決する差別化ポイントが、「販売方法」そして「段階的な容量拡張」だ。

Webから申し込み。現地調査や設置、補助金の申請に至るまでAnkerが対応

よくある家庭用蓄電池の購入方法と言えば、訪問店や住宅メーカー経由での導入。とくに訪問販売からが主流で、対面での契約や複数業者を跨いだ設置までの調整等にかかる手間がユーザーにとって大きな手間になっていたという。Ankerはそこに注目して、アンカー・ジャパンが全ての窓口となる形で販売するようだ。

Anker-Solix-XJ_ (4)
これまで、訪問販売・見積もり・現地調査・施工(設置)・補助金申請とったフローを別々の会社が対応することの多く、非常に煩雑な手順になっていたとのこと。

もちろんその中には、見積もりや現地調査、設置、補助金の申請といった工程も含まれており、申し込みから製品が設置され、その後のサポートに至るまでAnkerがすべて請け負ってくれる。流石に全行程をAnkerの社内で完結することは難しいため、パートナーと協力する部分もあるようだが、一次対応を全てAnkerに任せられるというメリットはかなり大きい。

さらに申し込みもAnkerのWebサイトから行えるため、初動の手続きも非常にシンプル。自身の住んでる地域と月々の電気料金、家の広さ、ソーラーパネルの有無、屋根の形状という5種類の選択肢を選ぶだけで簡単な見積もりを取得することが可能だ。

Anker-Solix-XJ_ (5)
どこか携帯電話やインターネットの料金プランを思わせる申し込み画面。

5,000Wh単位で拡張可能なモジュール式の蓄電池

個人的に少々珍しい、というよりもAnkerらしいなと感じたのが拡張性のあるモジュールタイプを採用している点だ。ラインアップとしては5,000Wh / 10,000Wh / 15,000Whの3製品が用意されているものの、3製品共にコンバーターとスタンド部分は共通。間に挟まる蓄電池モジュールが増やすことで容量が変化させている。そのため初めからある程度の容量を確保することもできるほか、導入時は5,000Wh程度に抑えておき発電効率や電力の使用状況に合わせて追加する、なんてことも可能なようだ。

Anker-Solix-XJ_ (3)

蓄電池・パワコン・ソーラーパネルまでセットで導入しやすい

また差別化ポイントからは脱線してしまうものの初めて購入する場合にも有難いのが、蓄電池以外に必要になるパワーコンディショナー(通称パワコン)や、必要に応じてソーラーパネルまでセットで導入できる点だ。先ほどのweb申し込みの段階でソーラーパネルの有無が聞かれていたとおり、無いと答えた場合はパネルもセットでお任せできる。もちろんパワコンは初めからセットだ。

Anker-Solix-XJ_ (2)

ちなみにこのパワコンとソーラーパネルを組み合わせた場合、発電した電力を最大97.5%という業界トップクラスの高効率で蓄電・使用できるとのこと。変換効率が高いということはロスが少ないというメリットに加え、単純に熱や光、音といった別のエネルギーになりにくいということでもある。つまり過度な発熱による故障などのリスクが少ないと見ることもできるだろう。

高い安全性と導入のしやすさで選ぶ「Anker Solix XJシリーズ

その他にも製品の安全性保障する国内規格であるJET認証や、国際規格であるIEC 63027を取得している点や、蓄電池・パワコン共に異常検知機能を備えているため安心して使用できるはずだ。加えてパワコン側は20年、蓄電池には15年の保証期間が設けられている点も高い安全性の証と言える。

Anker-Solix-XJ_ (6)

唯一気になる点としてはその価格で、細かい金額は発表されてなかったものの工事費込みで3~600万円程度になる見込みらしい。

少々尻込みしてしまう金額感だが、ある種住宅設備として考えれば一般的な価格帯であり、さらに独自の15年ローンも用意されるほか自身で手配した銀行系のローンを使用することもできるので、むしろ導入しやすいかもしれない。前述の通りAnkerが申し込みから設置、サポートまでワンストップで提供してくれるのもその一助になるだろう。

また、2025年4月から東京都では新築住宅へのソーラーパネル設置が義務化されると聞く。これから家を建てる方、災害時の不安や日々の電気代に悩む方は、とりあえずAnkerで見積もりを取ってみてはいかがだろうか。

ギャラリー

Anker

家庭用蓄電池

Anker Solix XJシリーズ


出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋

edit by onesuite編集部

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次