皆さんはトラックボールマウスを使っているだろうか? 私はかれこれ5年以上も使っているが、もはや普通のマウスに戻れないくらいハマっている。何が良いって、とにかく手首が楽なのだ。親指だけでポインターを操作できるというのは、想像以上に快適。
しかし多機能なトラックボールマウスは意外と少なく、作業効率を高めづらい印象もある。そんなトラックボールマウスの中から、最大のパフォーマンスを発揮できる製品がエレコムから登場。その名も「IST PRO」だ。2025年1月中旬に発売予定で、価格は24,980円(税込)。
製品概要
ELECOM
トラックボール”IST PRO”(親指操作タイプ)
M-IPT10MRSBK
製品名:IST PRO
価格:価格は24,980円(税込)
カラー:ブラック
発売日:2024年1月中旬
製品ページ:https://www.elecom.co.jp/products/M-IPT10MRSBK.html
IST PROのポイントは4つ
全10ボタンで快適な操作性を実現
戻る・進むボタンの他にも3つのファンクションボタン、ミドルボタンやチルトホイールも搭載。合計10個のボタンを使えるとのことで、これだけでも作業効率を大きく高められそうだ。
専用ソフトを使えばそれぞれに好みの機能を割り当て可能で、複雑なアクションも右手だけで完結できるだろう。
また設定はオンボードメモリに保存でき、デバイスごとに設定が切り替わる心配はない。それどころか最大3パターンのプロファイルを保存できるため、用途による使い分けも実現可能だ。
最大レポートレート1,000Hzに対応し、ゲーミング用途にも使える
エレコム独自の無線技術「ELECOM Bridge G1000ワイヤレステクノロジー」により、ワイヤレスでも最大1,000Hzのポーリングレートに対応。トラックボールマウスでゲームが捗るのかは不明だが、安定した接続性を出せるのはポイントだ。
さらに最大12,000DPIにも対応し、少ない指の動きで素早くポインターを動かせる。専用ソフトを使えば100~12,000まで100dpi刻みで、3段階でセット可能。例えばタブレットで作業するときはDPIを小さく、大画面で作業するときは大きくするといった使い分けができる。
最大6台のデバイスに登録可能
本製品はBluetooth、2.4GHz、USB有線の3種類で接続可能だ。さらに接続デバイスを最大6台も登録できるだけでなく、接続先の切り替えができるダイヤルを搭載。簡単に切り替えができるのは便利としか言えない。
ちなみにダイヤル切り替えは特許出願中の機能らしい。そもそも6台のデバイスを登録できるマウスはそんなにいないと思うので、刺さる人には刺さるはずだ。
メンテナンスがやりやすい構造
トラックボールは裏面の穴から取り出し可能で、交換も可能。ボールサイズは直径36mmとのこと。
またペアリング支持ユニットも付いており、滑らかな操作性を実現できる。こちらは別売りのペアリングユニット、人工ルビーユニットに交換可能だ。ボールの滑らかさを変えたい人は試してみてほしい。
そして本製品のバッテリーは乾電池式だが、別売りのバッテリーパックを使えば充電式にも変えられるとのこと。非常にカスタマイズ性が高く、このようなトラックボールマウスは類を見ないのではないだろうか。
価格は24,980円(税込)と高価だが、それに見合った機能性だと思える。筆者が使っているトラックボールマウスは機能性が物足りないので、IST PROに乗り換えようか悩む。高機能なトラックボールマウスを求めている人は、ぜひ検討してみてほしい。
ギャラリー
ELECOM
トラックボール”IST PRO”(親指操作タイプ)
M-IPT10MRSBK
出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋