完全な黒を表現できる有機ELは、高コントラストで映像の明暗をリアルに再現できるのでゲーミングモニターにも多く採用されている。しかし、美しい映像を楽しめる一方で長時間同じ映像を表示したときに焼き付きが発生してしまうリスクも高く、液晶モニターと比べると耐久性はやや気になるところだ。
つまり、有機EL並みの鮮やかな映像を有機ELを使わずに再現できればベストではないだろうか。
現在クラウドファンディングサイトのGREENFUNDINGで出資を募っているTCLのゲーミングモニター「34R83Q」は、独自の量子ドットMini LED技術により、有機ELを使用せず高輝度と精細なコントラストを実現している。これなら焼き付きを気にせずに長時間リアルな映像を楽しめそうだ。
プロジェクト2025年1月16日まで実施されており、リターンの先行価格は114,000円(税込)からとなっている。なお、一般販売予定価格は128,000円(税込)。
製品概要
TCL
量子ドットMini LEDモニター
34R83Q
製品名:34R83Q
価格:114,000円(税込)
製品ページ:https://greenfunding.jp/tcljapan/projects/8628
湾曲スクリーンでリアルな映像体験を楽しめるゲーミングモニター
34R83Qは、TCLが日本市場に初めて投入するゲーミングモニターだ。量子ドットMini LED技術を採用し焼き付きのリスクを軽減しながら高寿命を実現しているほか、Pantone認証を取得したΔE<2の高い色精度により、ゲームにもクリエイティブな作業にも活用できるクオリティに仕上げられている。
34インチかつアスペクト比21:9の湾曲スクリーンは映像に没入しやすく、ゲームはもちろん映画を視聴するのにも適しているだろう。なお、解像度は3440×1440ピクセルだ。
また、1100ゾーンのローカルディミングと65000段階の輝度調節にも対応している。DisplayHDR 1400の採用により1400nitsのピーク輝度と広い色域、優れたコントラスト比なども実現しており、HDRの映像を体験するだけではなくHDRコンテンツの制作にも活用可能だ。
加えてリフレッシュレートが170Hz、応答速度は1ms(GtoG)と滑らかな映像と高速な反応を両立している。FPSやレーシングゲームといった一瞬の判断が求められるゲームをストレスなくプレイできるほか、スポーツ観戦にも適しているはずだ。
付属のスタンドは高さや角度の調節にも対応している。高さを90mmの範囲で調節できるほか上下の角度は-5°から+15°、左右の角度は-20°から+20°まで動かせる設計なので設置する場所や作業時の姿勢、自身の体格などにあわせて柔軟な使い方ができるだろう。また、右側面にはスライド式の収納できるヘッドホンホルダーも用意されている。ゲームミングヘッドセットを掛けておく場所としてピッタリだ。
HDMI・DisplayPort・USB Type-A・USB Type-Bなどインターフェースも充実している。10Gbpsのデータ転送と90Wの給電に対応するUSB Type-Cポートも搭載されており、ケーブル1本だけでノートパソコンを充電しながら大画面で作業可能。1組のキーボード・ディスプレイ・マウスを複数のパソコンで共有できるKVM機能にも対応しているので、デスクトップパソコンとノートパソコンを使い分けている場合でも、各周辺機器のケーブルを差し替える手間がかからないのも魅力だ。
目への負担を軽減する効果に期待できるブルーライト軽減モードも搭載されている。鮮やかでリアルな映像を焼き付きを気にせずに楽しみたい方は、ぜひプロジェクトページからTCL 34R83Qをチェックしてみてはいかがだろか。
ギャラリー
TCL
量子ドットMini LEDモニター
34R83Q