テレビは持っていないけど、仕事やゲーム用のモニターを持っている方も増えているのではないだろうか。筆者もそのタイプで、専らモニターでYoutubeや映画を観ている。32インチくらいの大画面モニターなら捗るが、欲を言うならもう少し大きいのが欲しい。
かといって40インチまで行くとテレビのサイズになってしまうので、それはちょっと違う。そんな細かすぎるニーズを満たしてくれるモニターが、BenQ MOBIUZの「EX381U」だ。2024年11月20日発売で、価格は139,500円(税込)。
製品概要
BenQ
MOBIUZ
EX381U
ゲーミングモニター
製品名:EX381U
価格:139,500円(税込)
カラー:ホワイト
発売日:2024年11月20日
製品ページ:https://www.benq.com/ja-jp/monitor/gaming/ex381u.html
37.5インチの4K&144Hzゲーミングモニター
37.5インチのサイズはかなり珍しく、4K解像度と144Hzのリフレッシュレートを両立させているのもポイント。ウルトラワイドモニターなら同様のサイズはあるものの、21:9のアスペクト比なので横長すぎる。対して本製品は一般的なコンテンツ幅に対応した16:9アスペクト比なのだ。
さらに輝度は600cd/㎡(HDR)で、sRGBよりも広い色域をサポートした「Display P3」に対応。流行りのMini LEDを搭載しているわけではないが、十分に綺麗な映像を大画面で楽しめるだろう。
またShadow Phage機能というBenQ独自の技術により、コンテンツに合わせてコントラストを最適化。AIアルゴリズムによって映像コンテンツを検知し、明暗のバランスを自動的に最適化してくれるようだ。鮮明な映像でゲームをしたいなら役立つ機能かもしれない。
ゲームの世界観に没頭するため、3種(ファンタジー/Sci-Fi/リアリスティック)のカラーモードも搭載。FPSやRPGなどさまざまなジャンルに合わせたカラーモードなので、より没入感の高いゲーム体験を期待できそうだ。
豊富なインターフェースやリモコンも搭載
利用できるインターフェースはDisplay Port 1.4×1、HDMI 2.1×3、USB Type-C×2、USB Type-A×3という構成。HDMIの内1つはeaARCに対応し、Dolby AtmosやDTSなど7.1chサラウンドサウンドを利用できる。対応したサウンドバーなどを使えば、立体感のあるサウンドを楽しめるだろう。
またUSB Type-Cの内1つは90Wの給電や映像出力にも対応。残りのUSBはダウンストリームとして、キーボードやマウスの接続が可能。アップストリームのType-CポートにPCをケーブル接続すれば使えるようになる。要するにモニターがUSBハブとして機能するというわけだ。
他にもKVMスイッチで、2つのデバイスに対して1つのキーボードとマウスを使用可能。そして専用リモコンも付属しており、簡単にモニターの設定変更ができるようだ。
まとめると、本製品はコンテンツ消費用に限らず、ゲームやクリエイティブ用途でも使いやすい印象がある。しかしサイズが大きすぎるので、人によっては設置スペースの確保が難しいかもしれない。それに価格が約14万円するので、正直言うと高い気もする。
とはいえ仕事と趣味の両立を実現できる機能性、他にはないサイズ感は魅力的。こういうモニターを求めている人なら、検討する価値はあるだろう。
ギャラリー
BenQ
MOBIUZ
EX381U
ゲーミングモニター
出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋