テレビでゲームをするなら、レグザあるいはソニーを選ぶ人は多いのではないだろうか。今でこそゲーミングモニターがあるので無理にテレビを使う選択肢はなくなったが、一昔前ならゲームに特化したテレビは上記のメーカーくらいしかなかった。その名残もあってか、今でもソニーとレグザはゲーマーからの人気が根強いイメージだ。そんなレグザだが、ついにゲーミングモニター市場へ進出。27インチと23.8インチのモニターを発売するようなので、どのようなスペックなのかチェックしていこう。
製品概要
TVS REGZA
レグザゲーミングモニター
製品名:RM-G276N
店頭予想価格:50,600円(税込)
カラー:ブラック
発売予定日:2024年11月22
製品ページ:https://www.regza.com/monitor/g276n-g245n
製品名:RM-G245N
店頭予想価格:25,300円(税込)
カラー:ブラック
発売予定日:2024年12月下旬
製品ページ:https://www.regza.com/monitor/g276n-g245n
27インチと23.8インチの違いは?
27インチの「RM-G276N」はWQHDかつ240Hzのリフレッシュレートに対応し、輝度は340cd/m²。さらにDisplay HDR400とHDR10もサポートし、後述の製品と比べ高画質なモデルとなっている。また、内臓スピーカーも内臓しているようだ。
一方で23.8インチの「RM-G245N」はフルHDかつ180Hzのリフレッシュレート、280cd/m²の輝度、HDR10のみサポート。内臓スピーカーは搭載しておらず、RM-G276Nよりディスプレイ品質は下がるものの、価格は2万円台という安さだ。
共通しているのは、応答速度が1msのFast IPSパネルを採用していることや、7種類の画質モードを搭載しているところ。
リーズナブルなゲーミングモニターを求めるなら「RM-G245N」、高画質かつ高リフレッシュレートで遊ぶなら「RM-G276N」がおすすめだ。
レグザが培ってきた高画質化のノウハウを採用
レグザと言えば、高画質かつ残像感の少ない映像を実現できる「ゲームモード」が特徴だ。テレビでも扱われている技術を今作のゲーミングモニターにも取り入れており、7つの映像モードを楽しめる。
例えばFPSモードでは暗いシーンを鮮明に映し出し、残像感を低減できるとのこと。他にもRPGモードでは自然なコントラストを実現し、ゲームの世界を高画質に表現してくれるようだ。
テレビ番組を見やすくする「標準モード」や、映画を楽しむための「映画モード」などもあり、一般コンテンツにも使いやすい仕様となっている。よくあるゲーミングモニターよりも、一般的な使い方がしやすいのはメリットだろう。
とはいえレグザのノウハウを詰め込んだ映像モード以外に関しては、至って普通のゲーミングモニターという印象だ。ソニーの「INZONE」シリーズほどインパクトがあるとは言いづらいので、今後の展開に期待したい。
いずれにせよレグザのテレビをゲーミングモニターとして使ってみたい方は、検討してみてはいかがだろうか。
ギャラリー
TVS REGZA
レグザゲーミングモニター
出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースおよび製品ページから抜粋