筆者はロジクールのマウスを好んで使っており、出先で作業するときは「Pebble M350」というマウスを長らく愛用している。キーボードも同社の製品である「Pebble Keys 2 K380S」を使っており、ミニマムなデザインが持ち運びやすくてお気に入りだ。とはいえいずれの製品も機能性に少し不満を感じているので、そろそろ買い替えようか考えている。そんなとき、ロジクールから新作のワイヤレスキーボード「K680」とワイヤレスマウス「M370」が発表された。どちらもコンパクトかつポップなデザインで、機能性も優れているようだ。個人的に気になってしまったので、スペックや詳細をまとめていこう。
オシャレなデザインと独特な機能性が魅力のK380
本体カラーはオフホワイトとグラファイトの2種類で、どちらもスタイリッシュなデザインだ。モノトーンなカラーの中に色鮮やかな印字が刻まれており、他のキーボードよりも個性豊かな印象を感じられる。
右端に設置されている色鮮やかな4つのキーには、カスタマイズ可能なアクションキーを搭載。専用ソフトウェアを使えばショートカットキーを割り当てられるため、複雑な操作をワンタッチで実行可能だ。個人的にエンターキー横のキーは全然使わないので、カスタマイズして有効活用できるのはありがたい。
また静音キーを採用し、タイピング音が目立たないようになっているほか、さらにキー表面にカーブがかかっており、指先にフィットしやすい模様。筆者が使っている「Pebble Keys 2 K380S」と比べて、打鍵感がどれくらい違うのか気になるところだ。
バッテリーは単四乾電池2本で約36ヵ月も使えるとのこと。長期間使いやすいバッテリー持ちと言えるだろう。
製品概要
logicool
POP Icon Keys
K680
製品名:K680
価格:8,140円(税込)
カラー:オフホワイト、グラファイト
発売日:2024年11月14日
製品ページ:https://www.logicool.co.jp/ja-jp/products/keyboards/pop-icon-keys.920-013099.html
M370は既存製品の追加カラーとして登場
今回発表されたM370は、既に発売されているPOP Mouse(M370)の追加カラーという位置づけだ。既にあるカラーにはイエローやパープルなどビビッドなカラーが展開されているが、今回はグラファイト、ホワイト、ローズのシンプルカラーが追加。総じて落ち着いたカラー展開にまとまっているので、万人が選びやすいデザインと言える。ちなみに筆者は黒色が好きなのでグラファイトを選ぶだろう。
機能性について言及するなら、専用ソフトウェア「Logi Options+」によるボタンカスタマイズや、高速スクロールが可能な「SmartWheel」機能に魅力を感じた。ホイール下にトップボタンが搭載されており、これを押すと絵文字メニューを表示できるようだ。別の機能に変えたければ、専用ソフトウェアによってショートカットの割り当ても可能。頻繁に使うキーを割り当てれば、作業効率を上げられるだろう。
さらにSmartWheelはホイールを軽く弾くだけで高速スクロールが可能だ。もしくは細かくスクロールする高精度モードも選べるため、スクロールを快適に行いたい方へおすすめ。
また手のひらにフィットしやすそうなカーブ型の形状と、持ち運びしやすいミニマムサイズもメリットだ。
手のひらに収まるほどコンパクトな上に、重量は約82g。手が小さい人でも操作しやすいだろう。加えてマウスは静音仕様のため、クリック音が従来のマウスより90%軽減されているのも素晴らしい。ちなみにバッテリーは単三電池1本で約24ヶ月使用できる。たまに外出で使うくらいなら、充分すぎるバッテリー持ちだ。
いずれの製品も機能性が優れているだけでなく、デザイン面での魅力にも溢れている。キーボードやマウスの見た目を楽しみたい方におすすめだ。筆者は新しい持ち運びマウスが欲しいので、M370を検討してみようと思う。K680はデザインだけで買ってもいいが、ひとまず打鍵感を試してから決めてみたい。
製品概要
logicool
POP Mouse
M370
製品名:M370
価格:4,950円(税込)
カラー:オフホワイト、グラファイト、ローズ
発売日:2024年11月14日
製品ページ:https://www.logicool.co.jp/ja-jp/products/mice/pop-wireless-mouse.910-006435.html
ギャラリー
出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋