iPhoneで頻繁に写真や動画を撮影する方にとって、ストレージ容量の不足は避けられない問題だ。最近のiPhoneでは4Kでの動画撮影も当たり前になっており、油断しているとあっという間にストレージが足りなくなってしまう。
手っ取り早い解決策としてクラウドストレージを活用するという手段があるが、オフライン環境では使用できず毎月費用が発生してしまうなど意外と気になる部分も多い。
そんな方にオススメのアイテムがiPhoneやスマートフォンで利用できる外付けSSDだ。エレコムから発表された「iPhone向けケーブル一体型/収納式 外付けSSD」はiPhoneに固定できるので持ち運びにも困りにくく、スマートに扱えるはずだ。
価格は10,978円(税込)から。10月中旬に発売されるとアナウンスされている。
製品概要
エレコム
外付けSSD 1TB USB3.2(Gen2) Type-C ケーブル一体型
ESD-EPB1000GBK
製品名:iPhone向けケーブル一体型/収納式 外付けSSD
価格:10,978円(税込)から
カラー:ブラック
発売日:2024年10月中旬
製品ページ:https://www.elecom.co.jp/products/ESD-EPB0250GBK.html
MagSafe対応だが、iPhone以外でも使える万能な外付けSSD
エレコムのiPhone向けケーブル一体型/収納式 外付けSSD最大の特徴は、円形のマグネットが内蔵されておりMagSafeに対応していることだ。iPhone 12以降のモデルであれば端末の背面に固定できるのでSSDを手に持つ必要がなく、そのまま写真や動画を撮影できる。
本体にはケーブルも内蔵されているので、別途ケーブルを持ち歩く必要がないのも嬉しい。ただし、コネクタはUSB Type-CのためiPhoneと組み合わせたい場合はiPhone 15シリーズまた16シリーズのどちらかでなければ使えない点には注意が必要だ。
Type-Cポート周辺に極端な厚みがあるタイプでなければ、ケースを装着した状態でも接続できるとのこと。また、コネクタは邪魔になったり負担がかかったりしにくいようにL字型を採用しており、接続した際に出っ張りが少なくなるように配慮されている。
データの転送速度はUSB 10Gbps(USB3.2 Gen2)に対応し、読み込みで最大1000MB/s、書き込みの場合は最大980MB/sと高速だ。4Kの動画やRAW画像などサイズが大きくなりがちなデータをスムーズに転送できるのはもちろん、4K/60fpsのProRes動画を撮影しながらSSDへダイレクトに保存もできるという。
もちろん、写真や動画以外のデータも保存できるので、iPhoneに入っている大切なデータをローカルに丸ごとバックアップしたい場合にも活躍してくれるだろう。
iPhone向けとされているものの対応OSにはWindows・macOS・iPadOSも含まれているので、一般的なノートPCやMacBookシリーズ、iPadなどの外付けSSDとしても使用できる。PlayStation 5に接続してPlayStation 4のゲームデータを保存し、本体ストレージの空き容量を確保しつつゲームの起動時間やセーブデータのロード時間を短縮するといった使い方も可能だ。
また、エレコムが提供しているPC向けのパスワード自動認証機能付きセキュリティソフト「PASS」にも対応している。事前に登録した3台以外のPCに接続するとパスワードの入力を要求されるので、ノートPCの外付けSSDとして使用し盗難や紛失時のデータ漏洩を防止したい方はぜひ導入することをオススメしたい。
SSDの容量は250GB・500GB・1TBの3種類。各容量ごとの型番と価格は以下の通り。
型番 | 容量 | 価格(税込)※店頭実勢価格 |
---|---|---|
ESD-EPB0250GBK | 250GB | 10,978円 |
ESD-EPB0500GBK | 500GB | 15,950円 |
ESD-EPB1000GBK | 1TB | 24,728円 |
iPhoneのストレージ容量の不足に悩んでいる方やバックアップデータをローカルで管理したいと考えている方は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
ギャラリー
エレコム
外付けSSD 1TB USB3.2(Gen2) Type-C ケーブル一体型
ESD-EPB1000GBK
出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋