コスパの高さに定評があるSOUNDPEATS。その中でもオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンである「GoFree 2」は低価格なのにも関わらず、装着感や音質のバランスが良く、入門機として高い評価を得ていた。そんなSOUNDPEATSのオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンから新作モデル「Breezy」(ブリージー)が登場。2024年10月14日発売で価格は6,680円(税込)だ。
製品概要
SOUNDPEATS
Breezy
ブラック
製品名:Breezy
価格:6,680円(税込)
カラー:ブラック
発売日:2024年10月14日
製品ページ:https://jp.soundpeats.com/products/breezy
無段階に最大90°回転するドライバーユニットで装着感UP
Breezyの注目ポイントは、ドライバーユニットを無段階に90度°回転できることだ。大抵のオープンイヤー型は耳に引っ掛けるだけで、角度調整にまで対応しているものは少ない。しかし本製品は音が出るノズル部を細かく動かせるため、正確に耳穴へと音を伝えられるのがメリット。少ない音でも聞き取りやすくなり、音漏れの軽減も期待できる。
装着感について、伸縮性が高くて肌触りが柔らかいTPE(熱可塑性エラストマー)素材を採用。内部の軸にニッケルチタン形状記憶合金を使用し、不快感の少ない装着感とフィット感を実現したようだ。
そしてイヤホン本体の重量はわずか8.43gのため、長時間の使用でも負担は少ないだろう。低価格とはいえ、装着感へのこだわりを感じられる設計だ。
大口径12mmデュアルマグネットダイナミックドライバーで質のある低域を表現
また大口径の12mmデュアルマグネットダイナミックドライバーを採用し、**豊かな低域を実現できるとのこと。**デュアルマグネット構造により鮮明なサウンドも表現できるようなので、音質面での期待も高まる。
さらに低価格帯にしては珍しく3Dオーディオ機能を搭載しているらしく、立体感のあるサウンドを表現可能。動画視聴の際に臨場感を高められるだろう。
「PeatsAudio」アプリを利用すれば、ダイナミックEQやアダプティブイコライゼーションも利用できる。ダイナミックEQでは再生中の音を検知し、周波数レベルが指定されたしきい値を超えると、特定の周波数帯と音域を最適化処理するようだ。
おそらく低域が弱いと感じる曲であれば、自動的に低音をブーストしてくれるのかもしれない。使ってみないと効果を実感できなさそうだが、低域が弱くなりがちなオープンイヤー型においてどれだけ影響があるのか気になる。
そしてアダプティブイコライゼーションでは使用者の聴覚に合わせて音質を最適化させ、自分好みのイコライザ設定を自動で作成。デフォルトの音質にピンと来ない方でも、アダプティブイコライゼーションを利用すれば改善できるかもしれない。
そのほかの機能としては、最大2台のデバイスを同時接続できるマルチポイントに対応。バッテリー持ちはイヤホン本体で最大10時間、充電ケース込みで最大40時間も使えるロングバッテリーだ。6千円台という価格を考えれば、充分すぎる機能性と言える。
低価格でも装着感が良く、音漏れしづらいオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンを求めている方は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。
ギャラリー
SOUNDPEATS
Breezy
ブラック
出典:プレスリリース
記事内画像は同リリースから抜粋