昨今はオープンイヤー型イヤホンの需要が高まっているようで、Ankerからも昨年「Soundcore AeroFit」という製品が発売された。そして2024年10月、Ankerが主催するプレスイベント「Anker Power Conference 2024 Fall」にて、後継機である「Soundcore AeroFit 2」が発表。2024年10月3日発売で、価格は16,990円(税込)だ。ながら聴きイヤホン好きとしては気になる製品なので、実際に使ってみた感想を紹介していこう。
製品概要
Anker
Soundcore
Soundcore AeroFit 2
ミッドナイトブラック
製品名:Soundcore AeroFit 2
カラー:ミッドナイトブラック、パールホワイト、シルバーグリーン、ディープブルー、ブロ ンズゴールド
予約開始日:2024年10月3日
発売予定日:2024年11月7日
価格:16,990円(税込)
装着感だけでなく音質も良い
「つけていることを忘れる、イヤホン体験を」がキャッチコピーとなっている「Soundcore AeroFit 2」。使ってみたが、本当に付けていることを忘れそうなほどだった。その理由の一つとして、非常にスリムなデザインがポイントと言える。
フック部には0.7mmの超極細チタン合金製ワイヤーを使用しており、耳への負担を軽減している模様。さらにリキッドシリコン素材を採用し、肌への不快感がほとんどない。耳に当たる部分は曲線設計になっており、長時間着けていても疲れにくいようだ。実際に着けたのは数分の間だったが、かなり感触は良かった。イヤーフックは4段階の角度調節ができるので、自分の耳にフィットさせやすいところもメリットだ。
肝心の音質に関して、20mmと11.5mmのカスタムドライバーにより、クリアな中音と厚みのある低音を実現。さらっと試聴してみたが、確かに中音域がクリアだ。ボーカルの音がしっかりと聴こえる上に、透き通るような美しさも感じられる。オープンイヤー型らしく、抜け感のある高音も気持ちいい。
オープンイヤー型は低音がスカスカになりがちだが、Ankerは独自のBassTurbo構造を採用。確かな低音を感じられ、音質への不満はほとんど感じられなかった。これで1万円台のワイヤレスイヤホンなら満足度は高い。
そして指向性音響技術により、音漏れを軽減。耳道の方向へピンポイントに音を伝える設計となっており、少ない音量でも聞き取りやすい。よほどの大音量じゃない限り、周りに音漏れする心配はなさそうだ。
また、ケースはコンパクトなのでポケットに入れても邪魔になりづらいだろう。IP55の防塵・防水にも対応し、アウトドアでも使いやすい設計だ。
そのほかの機能として、マルチポイントやワイヤレス充電にも対応。4つのマイクとAIノイズリダクションにも対応し、Web会議のマイクとしても使いやすいはず。バッテリーはイヤホン単体で10時間、ケース込みで最大42時間も使える。さらに10分の充電で約4時間も使える急速充電にも対応。バッテリー性能も高い。
ちなみに本製品は5色のカラー展開がされており、ブルーやグリーンなども選べる。日常使いしやすいカラーとなっているので、デザインも重視したい人におすすめだ。
ギャラリー
Anker
Soundcore
Soundcore AeroFit 2
ミッドナイトブラック
引用元:製品ページ
記事内画像は発表会の会場にて撮影。