Ankerからファッショナブルに音楽を楽しめるイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore C40i」が登場

完全ワイヤレスイヤホンのなかでも最近特に注目を集めているのが、耳を塞がないオープンイヤータイプのモデルだ。音楽を聴きつつ周囲の音も聞き取れるので、屋外でも安全に使用できるほか「ながら聴き」にも適しており、シーンを選ばずに使いやすいのが魅力なのだろう。

そんなオープンイヤーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンだが、2024年10月3日に開催されたAnkerのプレス向けイベントにて新モデル「Soundcore C40i」が発表された。

Ankerのオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンというと「Soundcore AeroFit」シリーズが記憶に新しく、同日に後継となるAeroFit 2も発表されている。しかし、今回発表された「Soundcore C40i」はシリーズ初のイヤーカフ型デザインを採用しており、アクセサリー感覚で身に着けられる点で差別化が図られている。

価格は12,990円（税込）。本日10月3日より予約受付を開始しており、一般販売は11月7日からの予定。

製品概要

製品名：Soundcore C40i
カラー：メタリックグレー、ローズゴールド
予約開始日：2024年10月3日
発売時期：2024年11月7日（ ローズゴールドは2025年2⽉頃より販売開始予定 ）
価格：12,990円（税込）

耳を塞がず迫力のあるサウンドを体験できるファッショナブルなイヤホン

Soundcore C40iは、耳を挟むように装着するユニークなデザインの完全ワイヤレスイヤホン。スピーカーとバッテリーが向かい合うように設計されており、十分な強度と柔軟性を両立したチタン合金製ワイヤーを内蔵するTPU素材のブリッジによって接続されている。

硬い金属のような見た目ではあるものの、両端をつまんでブリッジ部分に軽く圧力を加えるとグニグニとした弾力のある感触だった。

耳のフチを挟むように装着するので耳を塞がず、再生中の音楽と周囲の音の両方をダイレクトに感じられる点が特徴だ。耳に引っ掛けるだけではあるが身に着けるとしっかりと安定感があり、軽く頭を振ったりジャンプしたりした程度では落ちる心配もなさそうだった。

安定感をさらに向上させるためのイヤーカフキャップも付属しておりIPX4の防水にも対応しているので、ランニングの際にも安心して身に着けられるとのことだ。

内蔵されているドライバーは12×17mmの楕円形で、迫力のある重低音を再生できるように設計されている。実際に音楽を聴いてみたところ、音質は意外にもダイナミックな印象だった。

タッチ&トライの会場は人が多く騒がしいので、「オープンイヤータイプのSoundcore C40iではほとんど音が聴こえないのでは？」と心配しながら試聴していたが、スピーカーと耳の距離が近いおかげか音量を多少上げるだけでしっかりと音楽が聴き取れたので、実用性も十分だろう。

ちなみに、対応コーデックはSBCとAACの2種類だ。

Sounccoreアプリにも対応しており、イコライザー設定・3Dオーディオ・マルチポイント接続などを利用できる。

また、AIを活用した通話時のノイズリダクションにも対応。長時間身に着けていても蒸れや痛みが発生しくい設計なので、リモートワークでも活躍しそうだ。バッテリー持続時間はイヤホン本体で7時間 、充電ケースを使用すると最大21時間。短時間充電にも対応しているので、10分間だけ充電すれば最大2時間使用できる。

HUAWEI FreeClipと簡単に比較

今回、同じくイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホンのHUAWEI FreeClipを偶然持っていたので並べて写真を撮影してみた。

形状の違いこそあるもののケースのサイズはそこまで変わらない印象だ。一方、イヤホンは全体的にSoundcore C40iの方が大きい。

装着感は微妙に異なり、HUAWEI FreeClipは身に着けてしまうとほとんど存在感がないのに対して、Soundcore C40iはイヤホンが耳に乗っかっている感触が微妙にある。といっても前述したようにフィット感は非常に心地よく、長時間身に着けていても気になることはほとんどないだろう。

重要なのは価格で、HUAWEI FreeClipが執筆時点で27,800円（税込）なのに対してSoundcore C40iは12,990円（税込）と半額以下。

イヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンはBoseなどからも投入されているが価格が高く、手が出しにくかった方も多いはず。しかし、AnkerのSoundcore C40iであれば気軽に挑戦できると思うので、興味がある方はぜひ検討してみてはいかがだろうか。

ギャラリー

引用元：製品ページ
記事内画像は発表会の会場にて撮影。