AppleのiPhone 16シリーズ発表のタイミングにあわせて、Ankerからも新型のモバイルバッテリーがいくつか発表された。
今回はそのなかの1つ、Qi2認証を取得したワイヤレス充電対応のモバイルバッテリー「Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)」について詳しく紹介しよう。
価格は8,490円(税込)。現在は予約を受け付けており、9月30日に発売される予定だ。なお、初回セールとして1,000個限定で15%オフとなっている。
製品概要
Anker
MagGo
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)
製品名:Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)
価格:8,490円(税込)
カラー:ホワイト・ブラック・ピンク・ミントブルー
発売日:2024年9月30日
製品ページ:https://www.ankerjapan.com/products/a1664
大容量ながらスリムでポケットにも入れられるQi2対応モバイルバッテリー
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)は、10,000mAhの大容量ながら厚さが約15mmとスリムなモバイルバッテリー。入力と出力を兼用するUSB Type-Cを1ポート搭載しているほか、ワイヤレス充電にも対応している。
そんなワイヤレス充電のなかでも、特に2023年に登場したばかりの次世代規格であるQi2に対応している点が特徴だ。ワイヤレス充電は置くだけで充電できることがメリットだったものの、充電中に端末の位置がズレると効率が落ちるデメリットがあった。そのデメリットをマグネットによって解消したのがApple独自のMagSafeであり、Qi2もMagSafeと同様にマグネットによる固定に対応しているので、位置がズレる心配をせずに充電できるはずだ。
ちなみに、MagSafeとQi2は互換性があるので、iOS 17.4にアップデートしたiPhone 12以降のモデルであればAnker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)を固定して最大15W出力でワイヤレス充電できる。
Qi対応のAndroidスマートフォンもワイヤレス充電自体はできるものの、Qi2に対応している機種が筆者の認識では日本未発表のHMD Skylineくらいしか存在せず※、高速なワイヤレス充電や磁力による固定といった強みを活かすことができない製品も多い。
ただし、PixelシリーズやGalaxyシリーズなど積極的にQiを取り入れてきたブランドは今後のモデルにQi2を採用する可能性は高く、先を見据えてAnker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)を購入し、下位互換性を活かして使っていくのは個人的に悪くない選択肢だとも思う。
※ 2024年9月 記事執筆時点
また、Type-Cポートは最大で30Wの出力に対応しているので、iPhone・Androidスマートフォンを問わずほとんどの機種を有線で急速充電できる。ワイヤレス充電と有線充電を併用した場合の出力は、ワイヤレスが最大5W、有線が最大12Wの合計17W。独自の保護システムや温度管理システムも搭載されているので、接続した機器を保護しながら安全に充電できるはずだ。
カラーバリエーションはホワイト・ブラック・ピンク・ミントブルーの4色で、予約を受け付けているのはホワイトのみ。スリムで持ち運びやすいモバイルバッテリーやQi2に興味がある方は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
ギャラリー
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Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)
出典: 製品ページ
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