「魔法瓶」のタイガーが贈る新時代の“ハイブリッド式”コーヒーメーカー〈HYBRID Brew〉ADF-A060が10月1日(火)に発売

「魔法瓶」のタイガーが贈る新時代の“ハイブリッド式”コーヒーメーカー〈HYBRID Brew〉ADF-A060が10月1日(火)に発売

関東ではまだまだ残暑厳しい日々が続いているものの、朝晩のふとした瞬間に涼しげな空気を感じる人もいるだろう。季節は徐々に「秋」へと向かっている。そして「秋」と言えば、温かくて美味しい「コーヒー」を欲する季節なのは言うまでもない。
美味しくて本格的なコーヒーを自宅で手軽に楽しみたい!そんな欲望を誰もが抱く頃、救世主はやってきた。

そう、「魔法瓶」でおなじみの「タイガー」だ。

「え?魔法瓶の会社がコーヒー?」と思われる方もいるかもしれないが、タイガーはその卓越した熱コントロール技術を強みに、“蒸らし”にこだわったコーヒーメーカーを販売しており、香り豊かな一杯を家庭で実現してきた。

そんな職人魂の光るタイガーがこの度独自の「ハイブリッド抽出」を採用した、渾身のハイエンドモデルコーヒーメーカー「〈HYBRID BREW〉ADF-A060」を2024年10月1日(火)に発売する。コーヒーに強いこだわりのあるあなたに、特にオススメしたい一台だ。価格はオープン

今回はこの最新コーヒーメーカー「〈HYBRID BREW〉ADF-A060」の特徴をメインに紹介していこう。トピックスとしては以下の7つだ。

  • 〈透過式〉と〈浸漬式〉の抽出
  • コーヒーのおいしさを最大限まで引き出す「“ハイブリッド抽出」”
  • 今日は何にする?3つの抽出メニューでコーヒーの“味変”
  • 結局、美味しいの?美味しくないの?
  • スタイリッシュな“魅せるデザイン”と“ラクラクお手入れ”
  • その他の仕様と注意事項

製品概要

タイガー魔法瓶

コーヒーメーカー

HYBRID BREW

ADF-A060


品名:コーヒーメーカー〈HYBRID BREW〉ADF-A060
消費電力1:908W
サイズ幅×奥行×高さ1::15.0×34.4×35.2cm
質量1:2.9kg
満水容量1:0.84L
コーヒーカップ杯数2:1〜6
希望小売価格3:オープン価格
発売日:2024年10月1日
製品ページ:https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/coffee-machine/adf-a/
1 おおよその数値です。
2 コーヒーカップ1杯分約120mL

3 オープン価格の製品は希望小売価格を定めていません

目次

そもそもコーヒーの抽出における「透過式」と「浸漬式」とは

本機の最大の特徴である「ハイブリッド抽出」を説明する前に、まずコーヒーの抽出方法についておさらいしたい。

ご存じの方も多いだろうが、コーヒーには大きく分けると「透過式」と「浸漬式」の2通りの抽出方法がある。「透過式」はおなじみのペーパードリップや布でこすネルドリップがあり、蒸してから非常に細かいフィルターを通すことで、比較的クリアな味わいで苦味や酸味を楽しむときに使われる方法だ。一方、「浸漬式」は主にフレンチプレスなどで使われる抽出方法で、コーヒー粉を湯に浸けることで豆の味わいをダイレクトに引き出すことができる。コクや豆本来の甘み、オイリーな舌触りを楽しみたいときによく使われる方法だ。(ちなみに「浸漬」は「しんし」や「しんせき」と読む。)

手軽にお店クオリティが作れる「ハイブリッド抽出」

そして本題、今回発売される「〈HYBRID BREW〉ADF-A060」が採用する「ハイブリッド抽出」について。

結論から言うと、その名の通り「透過式」と「浸漬式」の方法の「イイとこ取り」を実現したのがハイブリッド抽出である。どういうことかと言うと、「透過式」で実施される“蒸し”と「浸漬式」で実施される“浸し”をコーヒーメーカーが繰り返しながら絶妙なバランスで抽出していくのである。そのバランスを制御するのが、ドリッパーとサーバーの間に配置された「制御弁」だ。

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この弁が自動で閉じたり開いたりすることで、「透過式」と「浸漬式」を融合させた「ハイブリッド抽出」を実現している。

一方で、「透過式」にしても「浸漬式」にしても、それぞれ最適な湯量や蒸らし(あるいは浸し)時間があるため、「ハイブリッド抽出」となるとさらに難しいのでは?と思ったそこのあなた。鋭い。そしてご心配なく。

今回の「〈HYBRID BREW〉ADF-A060」は「ハイブリッド抽出」に最適な「浸し時間」「湯量(吐出量)」「温度」の3つを自動的に調節してくれる。そして自動制御ということは、つまり味わいにブレが出ないということだ。

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筆者もペーパードリップやネルドリップ、フレンチプレスやエアロプレスでお店の味わいのコーヒーを目指すことはあるが、やはり湯の量や温度、蒸らしや浸し時間にこだわることでとてつもない忍耐と労力を要する。しかし、「HYBRID BREW ADF-A060」であれば、ボタンひとつでお店の味わいに近い本格的なコーヒーを楽しむことができるようだ。

気分で選べる3つの抽出メニューで、コーヒーの“味変”

本機の特徴として特筆すべき機能がもうひとつある。それは「“Rich”、“Strong”、“Iced”の3つの抽出メニューのうちから1つを選択することで、コーヒーの味わいを変えることができる」というものだ。

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“Rich”は前述の「ハイブリッド抽出」による抽出、“Strong”は一般的な「透過式」による抽出、“Iced”はアイスコーヒーに最適化された「ハイブリッド抽出」メニューだ。

いずれもボタンひとつで選択可能で面倒な設定は不要。その日の気分によってコーヒーの味わいをワンタッチで変えられる。コーヒー好きにとってありがたい機能だ。

忖度なしに「美味い」!3つの抽出メニューをレビュー

これまでツラツラと「〈HYBRID BREW〉ADF-A060」についての特徴を述べてきたが、あなたが一番知りたいことは本機で淹れたコーヒーが「美味いのか、美味くないのか」ということだと思う。

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実際に試飲してみた筆者が忖度なしで正直に言おう。「美味い。
“Rich”で淹れたコーヒーはまず口当たりが違う。口に淹れた瞬間に感じる甘み、口内で広がる香りはこれまでの一般的なコーヒーメーカーと確実に異なるものだった。これも一心不乱に優れた技術を追い求めるタイガー社がなせる技なのだろう。一息いれて気分転換をしたいとき、お家タイムでリラックスしたいときは“Rich”を選ぶといいだろう。

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また“Strong”に関しては、通常の「透過式」で抽出していることもあり、後味がしつこく残らない透き通った味わいになった。飲み慣れた王道の味わいを欲したときや朝の目覚めのコーヒーは、“Strong”を選択してみるといいかもしれない。

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そして“Iced”はアイスコーヒーに最適化している抽出メニューだけあって、アイスコーヒーに求められる酸味や苦味を適切に表現できている。「あ!お店で飲むアイスコーヒーだ!」と感じる方も多いだろう。

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いずれの抽出メニューにも言えることだが、豆の種類をいくつか用意して味わいを飲み比べてみるのも本機の楽しみ方のひとつだ。
ちなみに、本機で使用するコーヒー豆の挽き方については中挽き〜中細挽き程度のものをタイガー社は推奨している。挽き方による味わいの変化を楽しんでみるのもいいだろう。

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左からRich、Strong、Icedの順。

場所を選ばず溶け込むスタイリッシュな“魅せるデザイン”と、毎日使いたくなる“ラクラクお手入れ”

自宅に置くのならデザインや大きさが気になる、という方もいるだろう。「〈HYBRID BREW〉ADF-A060」の実機を見た筆者の感想としては「あ、意外と小さい」が正直なところだ。

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「〈HYBRID BREW〉ADF-A060」のサイズは約15.0×34.4×35.2 cm(幅×奥行×高さ)。幅が約15cmということもあって、かなりスリムな印象だ。 背後に映っているのは、タイガー魔法瓶株式会社 カフェマシン ブランドマネージャーの金丸 等 氏。

それもそのはずで、幅約15cm×奥行約34cm×高さ約35cmのコンパクト設計になっている。キッチンやリビングのちょっとしたスペースに収めることができるのは、限られた自宅という空間においてはありがたい。またカラーはスタイリッシュなブラック一色のみで、変な存在感を主張することもなく空間によく溶け込む。これまでタイガー社はステンレス製のサーバーを採用することが多かったのだが、本機に関してはガラス製のサーバーが採用されているため、香りとともに抽出される瞬間を視覚的に楽しむことができる

そして気になる“お手入れ”についてだが、コーヒーメーカーでよくある細かな部品までの洗浄は必要ない。水タンクは水洗いでササっと済ませればよく、着脱するサーバー類は食洗機に対応している。手入れの手間を感じることはそこまで多くないだろう。

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その他細かい仕様と、使う際に押さえて欲しいポイント

ここでは念の為に細かい仕様と注意事項を記しておきたい。「〈HYBRID BREW〉ADF-A060」は一度に最大6杯抽出することができるため、家族や友人たちといった複数人でコーヒーを楽しむシーンにも対応できる。保温時間は抽出後の約30分まで。淹れたてのコーヒーを美味しいうちに楽しもう。

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注意事項とすれば、一般的なコーヒーメーカーと同様に、抽出するためのペーパーフィルターが別途必要になる点だ。これは普段使っているフィルターがあればそれで問題ない。また、コーヒー豆を挽く機能は本機に搭載されていないため、抽出時は自前のミルで挽くか豆の購入時に予め挽いておいてもらうのが良いだろう。

手軽なのにお店クオリティで、日常を特別にしてくれる珈琲メーカー

格別の一杯が約束された勝利のコーヒーメーカー「〈HYBRID BREW〉ADF-A060」を紹介してきたが、いかがだっただろうか。
本製品が搭載した“ハイブリッド抽出”は、2023年度のJapan Brewers Cupで優勝した飯髙亘氏も太鼓判を押すほどの注目される技術。本機をきっかけとして最新のコーヒートレンドに触れてみるのもいいかもしれない。

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発表会にて実施されたトークセッションの様子。 画像左がタイガー魔法瓶株式会社 商品開発担当 久木野 景介 氏。 右が株式会社サザコーヒー所属、Japan Brewers Cup (日本コーヒー抽出選手権) 2023 優勝の飯髙 亘 氏。

そして最後に、少しだけ想像してみてほしい。

キレのある風味豊かなコーヒーで目が覚める朝。
大切な誰かと語らいながらコクのある一杯を楽しむ昼下がり。
ちょっぴり切ない映画や小説に甘みのある一杯が寄り添ってくれる夜。
こんな時間が、あなたを待っている。

タイガー社の「〈HYBRID BREW〉ADF-A060」は、あなたの日常をきっと特別にしていくはずだ。

ギャラリー

タイガー魔法瓶

コーヒーメーカー

HYBRID BREW

ADF-A060


出典:プレスリリース
一部記事内画像は同リリースから抜粋

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