出典:プレスリリースおよび製品発表会資料
記事内画像はメーカー提供から抜粋
昨今は65Wや120Wなど高出力に対応した充電器が増えており、以前よりも高速でスマートフォンやPCを充電できるようになった。とはいえノートPCやタブレットなど使うデバイスが多いほど、同時に充電すると出力が分散されてしまうのは課題となっている。そんな複数デバイスを所持しているユーザーでも、快適に同時充電できる充電器「Anker Prime Charger」が登場する。「Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)」は8月8日から発売し、「Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)」は2024年秋ごろに発売予定。
Anker
Anker Prime
Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)
リーズナブルな価格で複数デバイスを急速充電
まず「Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)」から紹介しよう。6つのポートを搭載し、1ポートで最大100Wの出力が可能。合計で最大200W出力が可能なため、同時に2台のデバイスを高出力で充電できるのが特徴だ。
また、6つあるポートのうち4つはUSB Type-C、2つはUSB Type-Aとなっている。注意点としてUSB Type-Aだけは最大22.5Wの出力となっており、USB Type-Cほどの急速充電はできない。なるべく高速で充電したいデバイスはUSB Type-Cを接続し、デジカメやワイヤレスイヤホンなど高出力に対応していない製品はUSB Type-Aで充電するのがおすすめだろう。
そして複数デバイスの同時充電で心配になるのが充電器そのものの耐熱性だ。あまりにも高温だと使っていて心配になるところだが、本製品は「ActiveShield 3.0」に対応。温度上昇を監視しつつ自動的に最適な電流と電圧に調節することで、過度の温度上昇を防げるようだ。心置きなく充電したい人にとっては、必要不可欠な機能と言える。
価格は12,990円(税込)と、なかなかリーズナブル。コストパフォーマンスの高い充電器を使って、デスクの充電環境をスッキリさせたい方におすすめだ。
Anker史上初のディスプレイ搭載充電器
次に紹介する「Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)」は、製品名からあまり違いを感じられないだろう。しかしAnkerにとって、「初めてディスプレイを搭載した急速充電器」というポイントがある。
見たところ、4つあるUSB Type-Cポートの充電状況を確認できるようだ。出力数が数値として表示され、ちゃんと急速充電ができているのかチェックできる。また、一番左のUSB Type-Cポートだけ最大140Wの出力に対応し、残り3つは最大100Wという違いがある。ちなみに側面にはType-Aポートが2つ搭載されており、最大22.5Wの出力に対応。
機能はそれだけに留まらず、出力を手動でカスタマイズできるダイヤルも設置されている。詳細は明かされていないが、4つの充電モードを選択できるとのこと。接続するデバイスに合わせて最適な充電を期待できるだろう。
さらに便利な機能として、専用アプリでポートごとの出力状況を確認可能だ。現在の充電状況から、これまでの充電データまで見れるようになる。出力モードの切替もアプリからできるため、より便利な充電環境を作れそうだ。
価格は19,990円(税込)で、発売日は2024年秋ごろの予定。ハイスペックな充電器としてはもちろん、充電状況をすべて可視化させたい人にとっておすすめだ。
製品概要
製品名:「Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)」
価格:12,990円(税込)
カラー:シルバー
発売日:2024年8月8日
製品ページ:https://www.ankerjapan.com/products/a2683
製品名:「Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)」
価格:19,990円(税込)
カラー:シルバー
発売日:2024年秋頃
製品ページ:未定
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Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)