出典:プレスリリース および 製品ページ
記事内画像は同リリースから抜粋
キヤノンから待望のフラッグシップミラーレス一眼、「EOS R1」が発表された。
この革新的なカメラは、プロフェッショナルフォトグラファーやビデオグラファーの期待を大きく超える性能と機能を備え、報道やスポーツなどプロフェッショナルな環境で活躍することは間違いない。
EOS R1は、キヤノンのデジタルカメラ開発の集大成とも言えるモデルだ。高速・高画質撮影、進化したAF性能、プロ仕様の動画機能、そして卓越した操作性と信頼性を兼ね備えたEOS R1は、まさに次世代のプロフェッショナル向けカメラの基準を打ち立てるものと言えるだろう。
今回はそんなキヤノンのフラッグシップミラーレス一眼、EOS R1が持つ革新的な特徴について紹介する。
キヤノン
EOS R
EOS R1
6577C001
新世代センサーが実現する高速・高画質撮影
EOS R1の心臓部とも言える新開発の裏面照射積層CMOSセンサーにより、高速・高画質撮影が可能となり、プロフェッショナルな環境での撮影において頼れる存在となることだろう。
EOS R1の新開発裏面照射積層CMOSセンサーは、高速・高画質撮影の新境地を開くという。約2420万画素の高解像度と高感度性能のバランスにより、細部まで鮮明な画像を低光量環境下でも撮影できるようだ。
加えて常用ISO感度100-102400の広範囲は、夜間スポーツや薄暮の野生動物など、これまで困難だった状況での撮影を可能に。電子シャッター使用時の最高約40コマ/秒の連続撮影速度は、決定的瞬間の捕捉を確実にすることだろう。
さらに、ローリングシャッター歪みの大幅低減により、高速で動く被写体も正確に捉えられるという。これらの機能により、EOS R1はスポーツ、ニュース、ワイルドライフなど、あらゆるジャンルのプロフェッショナル撮影において新たな基準となることだろう。
AI駆動の高性能AF:あらゆる被写体を正確に捉える次世代システム
EOS R1のAF(オートフォーカス)性能は、前モデルから飛躍的な進化を遂げ、プロフェッショナルの要求に応える高度な機能を実現している。
新開発のデュアルピクセル Intelligent AFシステムは、AI技術を活用し、高速で正確な焦点合わせを実現。人物、動物(犬、猫、鳥、馬)、乗り物(自動車、オートバイ、電車、飛行機)など、幅広い被写体を自動的に検出し追跡してくれる。複雑な撮影シーンでも安定したパフォーマンスを発揮するはずだ。
低輝度環境下でのAF性能も大幅に向上し、静止画撮影時にはEV-7.5、動画撮影時にはEV-5.5という驚異的な性能を実現。夜間スポーツ、コンサート、薄暮時の野生動物撮影など、これまで困難だった状況での撮影が可能となる。
高度なトラッキング機能により、交錯する被写体や複雑な動きにも確実に追従。サッカーの試合での選手の交錯や、群れで移動する野生動物の中から特定の個体を追跡する場面でも、安定してフォーカスを維持してくれるようだ。また被写体が一時的に隠れたり、フレームアウトしたりした場合でも、再出現時に素早くフォーカスを回復するとのこと。
EOS R1の進化したAF性能は、スポーツ、ニュース報道など、あらゆるジャンルのプロフェッショナル撮影において、これまで捉えることが困難だった瞬間や表現を可能にし、新たな撮影体験をもたらす革新的なツールとなるだろう。
6K RAWから超スローモーションまで:プロの映像制作を革新する多彩な動画機能
EOS R1は、静止画撮影における卓越した性能に加え、動画撮影においても最高峰の性能を誇る。この高品質動画撮影機能は、映像制作のプロフェッショナルに新たな創造の可能性を広げてくれるに違いない。
EOS R1は、動画撮影においても最高峰の性能を誇り、プロフェッショナルの映像制作に新たな可能性をもたらすという。その中核となるのが、6K/60P RAW動画の内部記録に対応したことだ。この高解像度と高フレームレートの組み合わせは、映像のシャープネスと細部の再現性を飛躍的に向上させ、ポストプロダクションでの柔軟な調整を可能にしてくれる。
Canon Log 3とCanon Log 2の両方をサポートすることで、幅広い映像制作ニーズに対応。簡易な色調整から高度なグレーディングまで、様々なワークフローに適応し、さらにフルHD/60P動画撮影中に約1780万画素の静止画を同時記録する機能は、ドキュメンタリーやイベント記録など、動画と静止画の両方が求められる現場で大きな威力を発揮することだろう。
加えてハイフレームレート撮影にも対応し、4K DCI/UHDで最大120fps、2K DCI/FHDで最大240fpsの撮影が可能。この機能により、スポーツの決定的瞬間や自然現象の微細な動きを滑らかで緻密に表現できるという。 EOS R1の革新的な動画機能は、映画制作、ドキュメンタリー、コマーシャル、ウェブコンテンツなど、あらゆる映像制作の現場でクリエイターの創造力を最大限に引き出すことができるだろう。
操作性と信頼性の向上
EOS R1は、最先端の撮影機能だけでなく、プロフェッショナルカメラに求められる高い操作性と信頼性も兼ね備えている。
約944万ドットの高精細電子ビューファインダー(EVF)は、光学ファインダーに迫るクリアな視野を実現。被写体の細部まで正確に確認でき、露出や色味のリアルタイムプレビューなど、EVFならではの利点も活用できる。これにより、スポーツやワイルドライフなどの動きの速い被写体撮影時も、優れた視認性を提供するとのこと。
ボディには軽量かつ高強度のマグネシウム合金を採用し、高い剛性と耐久性を実現。さらに、防塵・防滴性能が大幅に強化され、雨天や砂塵の多い環境など、厳しい条件下での撮影にも対応できるようだ。
さらにデュアルCFexpress Type-Bカードスロットの搭載により、大容量かつ高速のデータ転送が可能。高画素の連続撮影や高ビットレートの動画撮影でも、データ書き込み速度がボトルネックになる心配はなくなるだろう。
加えて多数のカスタマイズ可能なボタンやダイヤルにより、ユーザーは自身の撮影スタイルに合わせてカメラ操作をカスタマイズが可能。これにより撮影効率が大幅に向上し、被写体や構図により集中できるはずだ。
EOS R1の優れた操作性と高い信頼性は、報道、スポーツ、ファッション、自然写真など、多岐にわたる分野のプロフェッショナルにとって、創造性を解放し新たな撮影表現を可能にする革新的なツールとなるだろう。
製品概要
製品名:EOS R1
価格:オープン価格(キヤノンオンラインショップ:1,089,000〜)
カラー:1色
発売日:2024年11月発売予定
製品ページ:https://personal.canon.jp/product/camera/eos/r1
キヤノン
EOS R
EOS R1
6577C001