BTFシリーズの電源スロットに対応した白いグラフィックカード「TUF-RTX4070TIS-O16G-BTF-WHITE」
白を基調としたデザインが特徴のRTX4070 Ti SUPERを採用したグラフィックカード。
BTFシリーズとして専用の電源コネクタを備え、同シリーズの電源スロットを持つマザーボードと組み合わせることにより、カードへ直接ケーブルを繋ぐことなくスッキリとしたレイアウトでPCを組むことができる。
GDDR6X 16GBのVRAMとHDMI 2.1aを2ポート、DisplayPort 1.4aを3ポート備え性能面、接続面共に優秀。一般的な3DゲームはもちろんHMDを使用したVRゲームや、映像編集のようなクリエイティブ用途にもオススメの製品だ。
製品概要
製品名:TUF-RTX4070TIS-O16G-BTF-WHITE
発売日:2024年4月26日
市場想定価格:185,980円(税込)
製品ページ:https://www.asus.com/jp/motherboards-components/graphics-cards/tuf-gaming/tuf-rtx4070tis-o16g-btf-white/
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BTF
TUF-RTX4070TIS-O16G-BTF-WHITE
RTX4090もBTFシリーズに!「ROG-STRIX-RTX4090-O24G-BTF-GAMING」
民生用最高クラスのスペックを持つグラフィックチップRTX4090を搭載したモデルもBTFシリーズとして登場。ROGに属しており、ベース色であるブラックに、高い冷却能力を感じさせるブルーと秘めたハイパワーが滲むレッドの差し色が映える非常にカッコいいデザイン。
こちらもBTFシリーズとして専用の電源コネクタを備えており、同じく直接ケーブルを指すことなく電力を供給できる。ちょっとした電子レンジレベルの消費電力が必要なRTX4090であっても、動作可能というのは正直凄まじい話だ。
性能面はRTX4090なので言うまでもないが、GDDR6X 24GBのVRAMとHDMI 2.1aを2ポート、DisplayPort 1.4aを3ポート備えており、ゲーム・クリエイティブ等どんな用途であってもそのハイパワーで快適な動作を実現してくれるはずだ。
製品概要
製品名:ROG-STRIX-RTX4090-O24G-BTF-GAMING
発売日:2024年4月26日
市場想定価格:413,800円(税込)
製品ページ:https://rog.asus.com/jp/graphics-cards/graphics-cards/rog-strix/rog-strix-rtx4090-o24g-btf-gaming/
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BTF
ROG-STRIX-RTX4090-O24G-BTF-GAMING
充実の裏側配線スペース&取り外し可能なトップパネルで組みやすい。ケースだけでも欲しくなる「TUF Gaming GT302 ARGB Black / White」
既に上でも記載したように、BTFシリーズのマザーボードを使用する場合はBTFシリーズのPCケースが必須。ココまで紹介したパーツを使用するのであれば、ケースも併せて揃えておきたい所だ。
そのために今回パーツ類の発売に合わせ登場したPCケースが「TUF Gaming GT302 ARGB」。カラーはブラック / ホワイトの2種類展開。マザーボードの種類としては E-ATX (up to 12″ x 10.9″) / ATX / Micro-ATX / Mini-ITXと幅広いフォーマットに対応しており、BTFシリーズとして同時に発売される4種のマザーボードは規格上すべて設置可能な製品だ。
最大のウリはやはり裏側配線のしやすさだろうか。マザーボードを取りつけるベースの裏側にはかなり余裕を持った配線スペースが設けられており、標準でケーブルをまとめるためのガイドやバンドが存在。コレなら裏側配線を苦手とする方であってもスムーズに取り付けが出来るはず。
また筆者が個人的に感動したのは、ケースの天面(トップパネル)が取り外し可能なこと。近年のCPUは発熱が大きいものが増え、公式的に水冷での冷却を推奨されているモデルも多く存在している。そうなると必然、水冷用のラジエーターを取り付けるのだが、取り付ける際にはケース内の狭いスペースという制約のなか「片手で落下しないようラジエーターを支えつつ、もう片方の手でビスを締めて…」とコレが微妙に面倒くさいのである。(取り付け中にドライバーからビスが外れてケース内のどこかへ消える…なんてこともある。)
その点「TUF Gaming GT302 ARGB」では、下のようにガバッと天面が空くことで広いスペースで作業ができる他、支えてなくともラジエーターが落ちる心配もない。なんと組みやすいことだろうか。
その他にもケースには標準で140mmファンが4基搭載され、フロントパネルまわりもUSB 3.2 Gen1 Type-Aが2つ、USB 3.2 Gen 2×2が1つと充実。最近削られがちなドライブベイも 3.5インチ・2.5インチ共用が2ベイ、2.5インチ専用が2ベイの計4ベイとある程度の拡張性も確保されているなど、至れり尽せりのスペックとなっている。2度目の記載ではあるがBTFシリーズ以外のマザーボードでも使用できるため、ケースだけでもついつい買ってしまいそうだ。
製品概要
製品名:TUF Gaming GT302 ARGB
カラーバリエーション:Black / White
発売日:2024年4月26日
市場想定価格:23,380円(税込)
製品ページ:https://www.asus.com/jp/motherboards-components/cases/tuf-gaming/tuf-gaming-gt302-argb/
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TUF Gaming GT302 ARGB
発売は5月予定!ROG HyperionのBTFモデル「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」
こちらは発売というより発表になるだろうか。既に販売中のPCケースROG Hyperion GR701がBTF仕様の「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」として登場だ。
以前のモデルからの変更点としては、裏側配線スペースに用意されたパネルが樹脂製から金属製に変更されていること、そしてBTFシリーズのマザーボードに対応するためマザーボードの取り付けスペースにコネクタを露出させるための開口部が設けられたことだろう。
それ以外の仕様は大きくは変わらず、ROGの世界観を実現するライティングシステムや本体デザインなども引き続き採用されており、メカニカルかつスタイリッシュな「ROG Hyperion」を、BTFシリーズへの対応でよりスッキリとカッコよく見せることができるはずだ。
製品概要
製品名:TUF Gaming GT302 ARGB
カラーバリエーション:Black / White
発売日:2024年5月予定
市場想定価格:85,800円(税込)
製品ページ:https://rog.asus.com/jp/cases/rog-hyperion-gr701-btf-edition/
ASUSのBTFシリーズで自作PCをもっと手軽に、もっとキレイに
というワケで今回はASUSから発表されたBTFシリーズという新しいPCパーツの仕組み、および連動して発売された各種パーツについて紹介さてもらった。過去に多くの自作PCを組んできた筆者としても、かなり魅力的なシステムだと思う。これまで如何にキレイに魅せるかに腐心してきた自作PC界隈において、ゲームチェンジャーになる可能性を大いに秘めていることは間違いない。
またASUSとしても今後継続して行う見込みのようで、既に他PCメーカーと組んで「ASUS BTF Ecosystem」としてアライアンスを実施しているようだ。これによりBTFに対応した新たなPCパーツが今後ASUS以外のメーカーから登場する日も近いだろう。
筆者につられてGWにPCを組みたくなってきたアナタも、ぜひASUSの「BTF」シリーズで新たな自作PCにトライしてみてはいかがだろうか。
シリーズ概要
シリーズ名:ASUS BTF(Back-To-the-Future) シリーズ
シリーズ詳細ページ:https://www.asus.com/content/btf-hidden-connector-design/
ASUS
Back-To-the-Future(BTF)シリーズ