友人の家に遊びに行った際や、テレビドラマなどでよく見かけるのが、ソファとリビングテーブルの組み合わせ。漠然とした憧れから購入してみたものの、高さが合わず結局フローリングにクッションを敷いて座ることが多い。それ故か、腰が痛くなり辛い思いをする時が多々ある。
そこで、ソファに座っていても使いやすいリビングテーブルを見つけたので紹介しよう。
昇降テーブル 引出し付き STH-116
今回取り上げるのはアイリスオーヤマの「昇降テーブル 引出し付き STH-116」だ。本製品は天板の高さを調節できるリビングテーブルで、本体重量は33.9kg、サイズは幅110cm×奥行き60cm×高さ38.8cmと比較的大きめのサイズな製品だ。
食事や作業といった高さが欲しい時には天板をリフトアップさせデスクとして、必要ない時は元の位置に戻すことで通常のリビングテーブルとしても使用できる。その上、天板の下には幅44.7cm×奥行き57cm×高さ14.5cmの収納スペース付き。リモコンや小物類をしまうことでテーブル上をスッキリさせ、生活感を隠すことが可能。
加えて幅31cm×奥行き30.5cm×高さ10cmのA4サイズが収納できる引き出しも設置されているので、十分な収納スペースがあるのもポイントだろう。
スプリング式の昇降フレーム
リフトアップする構造としてはスプリング式の昇降フレームが採用されており、天板の高さを用途に合わせてスムーズに調節できる。方法は簡単で、天板を持ち上げてリフトアップさせるだけ、さらに元に戻すにも特別な力を必要とせず天板を上から押すだけだ。その際は最後にカチッと音がするまで押す必要があるため、多少力をいれる必要があるが、疲れるほどではないだろう。
力に自信のない方でも手軽に扱えるはずだ。
さらに、リフトアップした天板は手前に引き出される。テーブルの置き場所によるが、ソファに寄りかかってもちょうどいい位置に天板が来るのもポイントで、筆者は主に食事の際に利用しているが、楽な態勢で食事を摂ることができる。また在宅ワークでの利用もオススメだ。
作業用デスクがない方でもソファでの作業が可能になるので、リラックスしながら仕事に取り組むことも可能。フローリングに座ることがなくなったので、それが原因の腰痛から解放されたのは非常に嬉しい。
充実した収納スペース
昇降式という部分に注目していた筆者だが、本製品は収納も素晴らしく思う。余談だが筆者はリビングテーブルの上に物を置きがちで、定期的に片付けても徐々に書類や小物類、イヤホンなど電子機器類の空き箱が散乱してしまう。
しかし本製品には、先述した通り天板の下と正面右側の引き出し部分の2か所に収納スペースが設けられている。
それぞれ高さも10cm以上あるため、余程大きいサイズでなければ収納できるだろう。実際に、筆者がリビングテーブルに置きがちにしていた書類や空き箱などは余裕をもって収納できた。ただでさえ収納スペースの少なかったダイニングということもあり、おかげでテーブル上が片付けやすくなった。
フチが付いている固定天板
引き出し上部の固定天板にフチが付いているのも、本製品ならではの特徴としてあげられるだろう。従来のリビングテーブルにはフチが付いているものはほとんどない印象だ。フチが付いていることで、テーブル上に置いた飲み物入りのコップや、小物類なども手が触れてしまい落ちてしまうなんてことも防いでくれる。
加えてこのフチが取っ手の代わりにもなるので、引き出しの開閉もしやすく、非常に便利な設計となっている。
より快適に活用できるアイリスオーヤマの「昇降テーブル 引出し付き STH-116」
昇降する天板や、広めに作られている収納スペースにより、ソファに座りながらでも快適に過ごせている。リビングテーブル一つで体が痛くなることも、テーブル上に物が散らかっているなんてこともなくなったのは本製品のおかげだろう。
アイリスオーヤマの「昇降テーブル 引出し付き STH-116」は筆者と同じ悩みを抱えている方々にオススメな製品だと伝えたい。
ぜひ、購入を検討してみてはいかがだろうか。