デザイン家電ブランドとしても知られるバルミューダ株式会社は、空気を洗う加湿器「Rain(レイン)」の新モデルを発表した。2013年の初代発売以来、直感的な使いやすさと美しいデザインで人気を博してきた同製品が、高精細ディスプレイやスマートフォンアプリ連携機能を搭載し、クラシックでありながら先進的な姿へと進化。自然をテーマにした音と映像、光を組み合わせる新機能「Ambient Time」も搭載され、加湿器としての機能性に加え、空間の質を高める存在感を持つ製品となった。
製品概要

バルミューダ
加湿器
Rain
AHM01JP-WH

製品名:Rain(レイン)
価格:69,300円(税込)
予約開始:2025年10月23日(木)
販売開始:2025年11月上旬より順次
カラー:ホワイト(型番:AHM01JP-WH)
製品ページ:https://www.balmuda.com/jp/rain/
現代の空間に調和する花器のようなデザイン
バルミューダの新しい「Rain」は、現代の生活空間に自然に溶け込むよう設計された気化式加湿器だ。花器や壺から着想を得たそのフォルムは、単なる家電製品ではなく、インテリアの一部として空間に佇む。

「現代の生活空間を理想的な湿度に保つ道具は、どんな姿であるべきか」という問いから生まれた本製品は、クラシックでありながらモダンな佇まいで、使わないときでも空間に調和する存在感を放つ。
高精細ディスプレイによる画期的なインターフェース
新モデルの大きな特徴は、本体上部に搭載された高精細LCDディスプレイだ。このディスプレイは、現在の室温、湿度、水タンク残量などの情報を美しく表示するだけでなく、使い勝手も向上させているとのこと。

モードや風量の設定は上部にまとめられたボタンを「スワイプ&タップ」するだけで操作可能。さらに特筆すべきは、水を注いだ際などに現れるシンボル表示だ。「生き生きと泳ぐ金魚」または「水面に浮かぶもみじ」という2種類のアニメーションから選ぶことができ、日常的な給水作業に小さな喜びを与える工夫が施されている。
自然の摂理に基づいた気化式加湿と衛生面の配慮
Rainの加湿方式は、自然界の蒸発現象を模した気化式を採用している。この方式は、人が快適に感じる約50%の湿度を自然に作り出し、過剰な加湿を防ぐという特徴がある。

また、2つのフィルターと銀イオンカートリッジを組み合わせることで、水や空気の清潔さを保ち衛生的な加湿を実現。熱を使わない加湿方式のため、安全性も高いと言えるだろう。風量は5段階で設定可能で、適用畳数の目安は約18畳と、広い空間にも対応している。
メンテナンス性も◎
加湿器を長く快適に使い続けるためには、清掃のしやすさが重要だ。Rainは、給水ボウルや加湿フィルターを丸洗いできる設計となっており、水に含まれるミネラルやカルキの白い固まりを防ぐことができる。

さらに新モデルでは、ファンの取り外しが可能になり、より清潔な状態を維持しやすくなった。これにより、シーズン中はもちろん、シーズンオフの保管時も安心して使用できる。
音と映像、光が織りなす新機能「Ambient Time」
新しいRainには、高精細ディスプレイとスピーカー、LED照明を活用した新機能「Ambient Time」が搭載されている。この機能は、自然をテーマにした心地よいサウンドとディスプレイに流れる映像、やわらかい光の組合せにより、落ち着きのある時間を演出する。

Ambient Timeのテーマは以下の3種類から選択可能。
- Long Rain:コオロギの鳴き声が流れる落ち着いたテーマ
- Infinity Boat:手漕ぎボートのオールが心地よく水面を叩く音が特徴
- Satoyama:日本の原風景を思い起こす、せせらぎや虫の声を再現
リラックスして過ごしたい夜や、仕事に集中したい時など、さまざまなシーンに合わせて使い分けることができるだろう。
アプリ連携でさらに便利に「BALMUDA Connect」
新しいRainは、専用アプリ「BALMUDA Connect」との連携ができ、このアプリを使えばリアルタイムで部屋の温度・湿度を確認できるほか、電源のオン/オフ、設定湿度の変更、Ambient Timeのテーマ変更などの基本的な操作をすべてスマートフォンから行うことができる。

外出先からでも操作可能で、帰宅時間に合わせて湿度を調整するなど、より便利に製品を活用できる。このアプリはiOS、Androidの両方に対応しているので多くのユーザーが使えるだろう。
単なる加湿器を超えた、空間の質を高める存在へ

バルミューダの新しいRainは、加湿器としての基本性能を高めつつ、デザイン性、操作性、そして空間の質を向上させる新機能を備えた製品と言える。69,300円(税込)という価格は決して安くはないが、単なる加湿器としてだけではなく、インテリアの一部として、また日々の生活の質を高める道具として捉えるとその価値が理解できるかもしれない。
ギャラリー








バルミューダ
加湿器
Rain
AHM01JP-WH

出典・関連リンク
※記事内画像はプレスリリース、公式製品ページから抜粋


