子供とのお出かけが楽しくなる!装着簡単なヒップシート「kerätä(ケラッタ) Hip Go ダイヤルヒップシート」をレビュー

いきなり私事で恐縮だが、筆者にはそろそろ2歳になる娘がいる。ようやく歩く姿も安定し始め、外に出かければ右へ左へとせわしなく駆け回っており、メインの移動手段も「抱っこ」から「歩き」へとシフトしてくる頃合いだ。ただ、とはいってもまだ体力は幼児。歩けるようになってもまだまだ抱っこは必要なのが現状である。

さてそんな我が子とのお出かけで若干手がかかるのが「抱っこ紐やベビーカーをどうするか」という点。出発前には歩く気満々だった子供も、一歩外に出たら「やっぱり抱っこが良い」と言い出すのは非常に”あるある”な話で、抱き上げてから数分後には歩きたがるのもまた”よくあるパターン”だ。せっかく持っていった抱っこ紐やベビーカーも「今日は合計何分乗ってた…?」なんてこともザラにある。

今回はそんな歩きはじめのお子様に悩む、すべての親御さんにオススメしたい製品「ケラッタ Hip Go ダイヤルヒップシート」についてレビューをお届けしよう。

kerätä(ケラッタ)

Hip Go

ダイヤルヒップシート

目次

歩きはじめの子供にオススメしたいヒップシートという選択肢

さて製品のレビューに入る前にまず一呼吸おいて、そもそも「ヒップシートって必要なのか」という話をさせてもらいたい。おそらく多くの人が子供用品店で目にしたことがありつつも、乳児期のタイミングで抱っこ紐を購入していると少々手を伸ばしにくいアイテムではないだろうか。

もちろん筆者もそのうちの一人だったのだが、今回のレビューを通して痛感した。 ヒップシートは間違いなく「あった方がいいアイテム」だ。

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念のためヒップシートについて軽く解説しておくと、ヒップシートとは言わば「子供用の座面が付いたウエストバッグ」である。抱っこ紐との大きな違いとして、子供が足を通す必要が無いため簡単に抱き降ろしが出来つつ、親側は腰で子供の体重を支えるので肩や腕に負担がかからず体感重量が軽くなるというのがポイント。

この2つのポイントが歩きはじめの子供を持つ親に対してよく”効く”のだ。

先にも書いた通り、この時期の子供は「歩きたい」「抱っこして欲しい」が頻繁かつ交互に訪れるので、抱き上げる際に抱っこ紐へ何度も子供の足や腕を通すのは非常に手間がかかる。加えてこの時期の子供といえばその重さは10kg超。負担が肩や腕に集中しやすい抱っこ紐ではかなりのダメージだ。ココが解決するだけでもヒップシートを導入するメリットは大いに有ると言えよう。

「ケラッタ Hip Go ダイヤルヒップシート」はダイヤル搭載で装着簡単

では数あるヒップシートの中で「ケラッタ Hip Go ダイヤルヒップシート」を選ぶ理由は何か。それは製品名にもある通り「ダイヤル」の存在が大きい。

このダイヤルは親側のサイズ調整をするための機能で、より手軽に腰の締め付け具合を変化させることができるパーツだ。スノーボーダーやゴルフ、テニスをしている方であればシューズでお馴染みの「あのダイヤル」と言えばイメージしやすいだろう。

通常、ウエストバッグやヒップシートのサイズは腰紐を後ろ手で調整する必要があるのだが、「ケラッタ Hip Go ダイヤルヒップシート」なら腰紐でざっくり合わせた後はダイヤルで微調整をするだけ。少しだけ余裕を持った腰まわりにしておけば、着け外しも非常にスムーズだ。加えて子供が乗っていないときは緩めておけば、締め付けによる動きにくさや蒸れを感じることもない。

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また筆者の場合はパートナーとそこまで大きな体格差がないためか、ダイヤルだけ合わせれば腰ひもは調整する必要がなく、片方が疲れた時にはバトンタッチなんてこともできた。 (もちろん子供がバトンタッチを許してくれるとは限らないが…)

「軽い・乗りやすい・大容量」細部に散りばめられたダイヤルヒップシートの使いやすさ

一番の注目点で言えば「ダイヤル」ではあるものの、それ以外の点においても「ケラッタ Hip Go ダイヤルヒップシート」が使いやすいポイントはいくつかある。ここでは各要素について簡単に紹介させていただきたい。まずは親の負担を減らしてくれる腰紐(ベルト)から。

体感重量も軽い!腰も子供もしっかり支える太めの腰ベルト

先ほど「ヒップシートは子供の体重が腰にかかるので負担が少ない」といった内容を書いたが、正しくはコレだけではなく、ベルトの素材や太さも重要だ。

その点ケラッタのダイヤルヒップシートでは腰ベルトにクッション感のある素材が使用されており、加えてベルト自体もサポーターかと思うほど太めに作られている。当然子供の体重はクッションと広いベルト面で二重に拡散されるため、抱っこ紐やそのまま抱き上げることに比べると体感重量はグッと軽くなるのだ。またコレだけ太ければ負荷にも強そうであり、体重がかかる箇所であるが故に安心感がある太さというのは素直にありがたい。

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おそらくダイヤルにより高い密着感で装着できることも一役買っているのだろう。リュックサックを背負ったとき、背に密着するかどうかでの差を考えてもらえれば分かりやすい。

大きめの座面&滑り止め加工で子供も座りやすい

ある種子供にとっての”椅子”である以上、座り心地も重視したいところ。ウエストバッグのフタ部分にあたる座面は幅・奥行き共に広く取られており、成長の早い大柄な子であっても問題なく腰を下ろすことが出来るだろう。加えてクッション性のある素材+表面には滑り止め加工も施されているため、座り心地も良く親の動きでお尻がずれてしまう事も少ないはず。

加えてこの座面は座った際、自然に親へ体を預けられるよう若干の傾斜が設けられているため、歩き疲れた子供の便利な休憩スポットになるに違いない。

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オムツやお尻拭きなどお出かけ必須アイテムもしっかり入る容量

オムツが取れないこの時期、変えのオムツや下着、おしり拭きやゴミ袋などはお出かけ時の必須アイテムと言っていい。ケラッタのダイヤルヒップシートは、もともと座面に合わせ一般的なウエストバッグより大きめに作られていることもあり、そうしたトイレグッズもひとまとめに入れておくことができる

体感としてはオムツ3-5枚、おしり拭き1パック、ゴミ袋数枚くらいであれば余裕だろう。もちろんオムツの枚数やおしり拭きを携帯サイズのモノに変えて、お気に入りのオモチャや着替え、母子手帳などを入れても良い。

一見ウエストバッグにそれらを詰めてしまうと気軽に受け渡しが出来ず不便そうにも思えるが、その辺りはダイヤルの存在によって解決。

「ケラッタ Hip Go ダイヤルヒップシート」で子供とのお出かけをもっと楽しく!

恥ずかしながら今回初めてヒップシートを使用した筆者としては、正直に言って「なぜこんなに便利なモノを今まで買わなかったのか」という想いだ。残念ながら他製品との比較ができないものの、「ケラッタ Hip Go ダイヤルヒップシート」が歩きはじめの子供を持つ親にとって必須級のアイテムであることはまず間違いないだろう。

「歩けるようになり、行動範囲が広がった我が子を色々な所に連れて行ってあげたい。」 「でもなるべくなら疲れない方法を探したい。」

そんなときはケラッタのダイヤルヒップシートを使ってみて欲しい。きっと子供とのお出かけをもっと楽しめるようになるはずだ。

製品概要

製品名:Hip Go ダイヤルヒップシート
サイズ:生後3ヶ月~36ヶ月
価格:4,980円(税込)

kerätä(ケラッタ)

Hip Go

ダイヤルヒップシート

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