エレクトロラックス掃除機「ZB3501WR」:軽量x驚きの吸引力を驚異の2万円以下で実現

エレクトロラックス

エルゴラピード

ZB3501WR

ZB3501WR

掃除をすることが趣味と言えるほど好きな筆者が執筆する。暇さえあれば家中の掃除をしており、特に床の掃除はほぼ毎日行っている。その際、最も使用するのが掃除機だ。

掃除機といっても形状や特徴は様々で、住んでいる家の広さや自身の生活スタイルに合わせて複数の種類から選ぶことができるのも掃除機の魅力の一つである。もちろん人によって掃除機を購入する理由は様々だ。ちなみに筆者は、一人暮らしを開始したタイミングで初めて掃除機を購入した。

元々実家に住んでいた際はキャニスター型掃除機という、カーペット上もきれいにできるほど吸引力が強く、ゴミの収集量が多い掃除機を使用していた。ただキャニスター型掃除機は本体重量が重く、サイズも大きいため、一人暮らしの部屋の広さには適さない。そこで、スリムな形状で使い勝手がよく、収納時にも幅を取らないスティック型掃除機を購入した。筆者は一人暮らしを始めて以来、スティック型掃除機を採用し続けている。

主に家庭で使用される掃除機は下記の通りに分類される。

(Panasonic公式HPより引用:https://panasonic.jp/soji/products.html

①キャニスター型掃除機

吸引力が最も強く多くのごみを集めることが出来るが、機動性に欠ける。一人暮らしの部屋の広さでは、収納に幅を取る。

(Panasonic公式HPより引用:https://panasonic.jp/soji/products.html#rulo

②スティック型掃除機

コードレスタイプが多く、機動性が高い。ゴミ収集量や吸引力はキャニスター型に比べ、やや劣る。形状がスリムなので、収納しやすいのも特徴の一つ。

③ロボット型掃除機

自走式。設定すれば留守中の決まった時間に掃除を開始することができる。
アプリとの連動も可能。
他の種類に比べてコストが高く、容易に手を出しづらい。

(山善公式HPより引用:https://book.yamazen.co.jp/product/home/

④ハンディ型掃除機

車内や卓上、狭いスペースなどに有効。
サイズが小さく屈んで床を掃除する必要があるため、メインで使用するには厳しい。

今回紹介する掃除機は「一人暮らしをされている方」や「掃除機を購入する際の予算を抑えつつも吸引力や取り回しの良さは妥協したくないと思っている方」におすすめなスティック型掃除機だ。

以下で検討の過程を含め、詳しく紹介していこうと思う。

目次

購入商品

今回購入したのはエレクトロラックス掃除機「ZB3501WR」だ。

エレクトロラックス掃除機「ZB3501WR」とはスウェーデンにあるエレクトロラックス社が販売する掃除機の中のエルゴラピードというシリーズの一つである。

製造元が訴求している点であるスティック型とハンディ型の2in1機能や、左右180°に可動するヘッド部分の操作性、バッテリーが長持ちし通常モードで約30分連続使用することができるといった機能が特徴の製品だ。

また筆者の所感として、Amazonの購入価格2万円以下で高いゴミ除去率と軽さを実現している点でも大きな魅力を感じた。

今回はスティック型掃除機の中でも以下の条件に絞って検討を行った。

検討要件

・予算2万円以下
・高い吸引力
・軽さ

予算2万円以下
最近2DKの部屋に引っ越しをした際に、掃除機や他の家具を一斉に見直したため使える予算も限られていた。最低限のスペックと値段の相場を検討した結果、2万円以下にした。

高い吸引力
前回購入した掃除機は軽さを重視したため、吸引力がいまひとつで細かいホコリを吸いきれず、掃除機を使用した後にフローリングモップで床を拭く必要があり、結果的に二度手間となっていた。
今回は、日々の掃除を効率良くするため吸引力にもこだわりたい。

軽さ
実家で使用していたキャニスター型掃除機特有の重さは、日々の掃除に大きな負担をかけていた。本体が軽くなることで、日々の掃除に対してのハードルを少しでも下げることができるだろう。

なぜエレクトロラックス掃除機「ZB3501WR」を選んだのか

先ほどの条件を前提に、スティック型掃除機を検討した結果、以下の商品が購入候補にあがった。

・アイリスオーヤマコードレススティッククリーナー「SCD-131P」
・マキタ充電式クリーナー「CL108FDSHW」
・エレクトロラックス掃除機「ZB3501WR」

それぞれ、検討したときの機能と印象を記述する。
尚、価格は執筆時点のもの。

エレクトロラックス掃除機「ZB3501WR」

価格
約16,700円
軽さ
約2.5kg

体感重量
約500g
吸引力
ゴミ除去率98%

アイリスオーヤマコードレススティッククリーナー「SCD-131P」

価格
約30,000円
軽さ
約2kg
吸引力
ゴミ除去率99%

マキタ充電式クリーナー「CL108FDSHW」

価格
約21,000円
軽さ
約1kg
吸引力
30W

アイリスオーヤマコードレススティッククリーナー「SCD-131P」はゴミ除去率99%とかなり高い数値を誇っており、さらに本体重量約2kgと軽さも十分である。ただ、記事執筆時点のAmazon価格で約30,000円とやや高めなのが難点だ。

筆者の前職時代に使用していた経験のある掃除機だ。重量が約1kgと他2製品と比べ圧倒的に軽く、体感ではさらに軽く感じた。しかし、値段を見ると記事執筆時点のAmazon価格で21,000円と少々高めになことに加え、ゴミ除去率は公開されていない。吸引力に関しては30Wなので相場に比べるとやや劣る印象で、実際に前職で使用していた際には吸い残しが多いと感じた。

筆者の調べた限りでは一般的のスティック型掃除機の吸引力は50W~200W程度。

(エレクトロラックス公式HPより引用:https://www.electrolux.co.jp/appliances/stick-vacuum-cleaners/zb3501wr/

この掃除機の最大のポイントは体感重量約500gという点だ。つまり、掃除中は500mlのペットボトルと同じくらいの軽さに感じるということである。吸引力についても、ゴミ除去率98%と上記のアイリスオーヤマに次ぐ数値だ。

3つの商品で比較した際に、エレクトロラックス掃除機「ZB3501WR」は価格が最も安価にもかかわらず、吸引力では2位、軽さにおいてはトップと総合的に見て、最も費用対効果が高いといえる。そのため、今回の検討要素に合致すると判断した。

実践

カラーはエボニーブラックとウォーターメロンレッドの2種類がある。

今回はウォーターメロンレッドを購入した。実際に使用した感想として、吸引力は想定通り強力で掃除にかかる手間も軽減し、商品重量に関しても掃除機をかけている際に「重さ」を感じることなく使用することができた。またメーカー訴求通りヘッド部分が180°左右水平に可動するため、少しの力を加えるだけで取り回しもスムーズに行える。その他にも特徴となる点がいくつかあるので、以下に詳しく記述する。

掃除機全体の色はメインカラーをワインレッドに似た色とし、濃淡ある灰色とベージュの合計3種類のカラーで構成されている。また、本体下部にハンディ型が搭載されていて、2in1の仕様になっている。さらに、スイッチが6か所に設置されている。本体上部から、電源スイッチ、モード切り替えスイッチ、ハンディ取り外しスイッチ、ハンディ用電源スイッチ、ハンディ吸い込み口付近の左右に2つダストカップ取り出しスイッチが設置されている構成だ。また、柄の部分が多少の曲線を描いていて、持ちやすい構造となっている。

ゴミ除去率98%の魅力的な吸引力

購入を決めた最も大きな理由の一つである。

ゴミ除去率98%という数字でややアイリスオーヤマコードレススティッククリーナー「SCD-131P」に劣るが、98%でも十分にフローリングやカーペット上のホコリをきれいにしてくれる。ちなみに、本製品では通常モードと最大モードで吸引力の強さを選択することができる。ゴミ除去率98%は恐らく最大モード時の数値だが、筆者の住環境では通常モードで十分賄えてしまう。

一方で気になった点をあげると運転時のモーター音だ。どちらのモードでも静かとは言い難いため、掃除機をかける時間帯はお昼時がおすすめである。

重心の位置を変えることで実現した軽さ

こちらも購入を決めた大きな理由の一つである。

掃除中は本体重量は約2.5kgで掃除中の体感重量が約500gと、2kg程開きがある。これは、ダストカップ部分を本体下部に搭載することで低い位置に重心を置くことができ、体感重量を軽くしていると思われる。実際に10分程度掃除機を使用していても、腕の疲れをあまり感じない。

画像中央部ふくらみ部分にダストカップが搭載されている。

少しの力で小回りが利く機動性

掃除機のヘッド部分を左右180°水平に可動させることができる。前述の重心を低い位置に置いたこともあり、軽い手首のスナップで小回りを利かせることができる。コーナー部分など掃除機を使用しにくい場所の掃除も、スムーズに行うことが可能だ。

ただし、ヘッド部分や本体下部のダストカップに厚みがあることがネックとなり、ソファ下などの場所は座面の高さがないと下に差し込むことが難しいため、購入する際には下調べが必要だ。

最も厚い部分は約17cmほど。筆者の家にあるソファは座面の高さが14cmのため、ヘッドが入りきらず、ソファを移動させるなどの工夫が必要だった。

用途に合わせたハンディ型との2in1機能

本体下部に搭載されているダストカップ部分はハンディ型掃除機として使用することができる。ボタン一つで本体から取り外すことができるため、難しい操作は必要ない。また、ハンディ型掃除機に取り付けるノズルも同梱されているので状況に応じて使い分けることが可能だ。

ブラシタイプと隙間タイプのノズルが同梱されており、画像は隙間タイプのノズルを設置している。

気軽に行えるメンテナンス

掃除機のメンテナンスで手間がかかるといえば、ダストカップの掃除が挙げられる。

エレクトロラックス掃除機「ZB3501WR」はダストカップやフィルターを簡単に取り外すことができ、気軽にメンテナンスが行えるため、強力な吸引力を維持することが可能だ。

取り外したダストカップやフィルターは水洗いも可能。静電気で貼り付いて取りにくい、細かいホコリまで洗い流せるので非常にうれしい機能である。

最大約30分持続して使用できるバッテリー

最大モードで約13分、通常モードで約30分の連続使用が可能だ。筆者が住んでいる家は18畳、約50㎡の広さがあるが、前述の通り通常モードでも十分な吸引力があるので、約30分の使用可能時間があればすべての部屋をきれいにすることができる。懸念として、バッテリー残量が0の状態から最大まで充電するには約4時間かかってしまうため使用後こまめに充電する必要があるが、後述する充電スタンドがあるので、大きな問題にはならないだろう。

狭いスペースでの収納が可能

エレクトロラックス掃除機「ZB3501WR」は、サイズが縦20cm/横27㎝の専用スタンドが同梱されている。専用スタンドではバッテリーの充電が可能なため、使用後はバッテリーの充電をしながら狭いスペースでの収納が可能となる。

画像のような狭いスペースでも充電しながら収納することが可能だ。
専用の充電スタンドに立てかけなくても自立するので、その場に立てて置くことも可能だ。
一時的に手を離れるシーンがあっても再度手に取りやすく、シームレスに掃除に戻ることができるため掃除がはかどりやすい。

総評

実際に購入してみて、非常にコストパフォーマンスが高い掃除機だと感じた。

本体の厚さによる多少の不都合や、強力な吸引力からくるモーター音といったデメリットはあるが、2万円以下で購入できる掃除機のなかでは吸引力が高く、体感重量の軽さとヘッド部分が180°左右に可動する機能により、スムーズな取り回しを実現している。メンテナンスのしやすさなども相まって、2万円以下で購入できる価格帯の中では十分快適に掃除をすることができると言えるだろう。

掃除機を購入したいけどなるべく予算を抑えたい、軽量かつ吸引力が強力な掃除機がほしい、という方はぜひ、購入候補の一つにしてみてはいかがだろうか。

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