お風呂あがりや、朝のヘアーセットなど日常的に使用するヘアードライヤー。毎日使うものだからこそ使い勝手が良く、髪のうるおいや艶を保てるものが欲しいものだ。
一方で、値段も機能も様々なものがある中で「何を基準にヘアードライヤーを選べば良いか分からない」という方も多いはず。それは筆者も同様で、以前ヘアードライヤーを購入したのもかれこれ5年以上前のこと。その間にもヘアードライヤーは技術の進歩と共に様々な進化を遂げており、購入検討にはかなりの時間を費やした。
今回は筆者がヘアードライヤー 「ナノケア EH-NA0J-A」に出会い、検討の末購入を決意するに至ったポイントについて、レビューを交えて紹介していこうと思う。
使って分かった「ナノケア EH-NA0J-A」ドライヤーの速乾性
「ナノケア EH-NA0J-A」の紹介に移る前に、そもそも買い替えの経緯とナノケアとの出会いについて触れておきたい。
先ほど書いた通りナノケアの前、筆者の自宅で使用していたのは約5年前のヘアードライヤーだ。使用感自体にそれほど不満を感じていなかったものの、長年の利用による経年劣化か最近では発熱が目立つようになっており、長時間使用した後にはちょっと不安になるほど熱くなってしまう。筆者家には小学生の子供もいるため、引き続きの使用は流石に危なそうな気配が漂っていた。
そのため買い替えを検討し始めたわけだが、調べていくうちに気になりだしたのが20,000〜30,000円程度のいわゆる”高級ドライヤー”と呼ばれる製品たち。そのどれもが優れた「風量」「風温」「サイズ感や重量」「ヘアーケア機能」を持っているようだ。しかし一般ユーザーである筆者としては、使ってみない事には判断ができない…
そんな筆者を救ったのが、とあるサウナでの「ナノケア」との出会いだった。なんと偶然、当時筆者が検討していた「ナノケア EH-NA0J-A」がサウナに備品として置かれていたのである。
当然その場で即使ってみたのだが、試してみて驚いた。このヘアードライヤー、とにかく速乾性が高い。
男性である筆者は、女性と比べて髪の毛が長い方ではないが比較的毛量が多いため、安価なヘアードライヤーで乾かすと根本が乾ききっていない事もあり、完全に乾かすにはそれなりに時間がかかるタイプだ。しかし、このナノケアは十分な風量を搭載しており、一気に乾くため非常に満足度が高かった。心は決まった。
コンパクトボディに搭載した納得のうるおい速乾
さてここからは、実際に購入した筆者が感じた「ナノケア EH-NA0J-A」の特徴的なポイントを写真を交えつつ紹介していこうと思う。ちなみに写真に写る人物は映像を撮影した際に協力してもらったモデルさんなのであしからず。
まず第一に挙げるとすれば、筆者がサウナでも感じた速乾性についてだ。
ナノケアは、重量が約550gと比較的軽量ながらも、速乾性に優れた大風量を実現しており、ナノケア史上では最大の風量※を誇る。筆者のような髪量の多い男性はもちろん、ドライに時間が掛かることの多い女性にオススメしたい製品だ。
※国内販売商品において(風量【強】・ノズル装着なしの時)
更に乾かすたびに、パナソニックのマイナスイオン技術である「高浸透ナノイー」が髪の内側から毛先まで水分補給をして、使用する度に髪へのうるおいを実感する事が出来る。特に今の時期は空気が乾燥していることもあって髪が”パサつきがち”になりやすい。そうした時でも毎日使うドライヤーでうるおいを補充できるというのは嬉しい方も多いのではないだろうか。
また筆者には試せていないものの、ナノケアの持つ機能にはキューティクルの密着性を高めカラー退色を防ぐ働きもあるという。ヘアーカラーや白髪染めなどをしている方であれば、ナノケアを使う事でお気に入りの髪色が長持ちしやすくなるかもしれない。
デザイン性に裏付けされた使いやすさ
毎日使うものだからこそ、そのデザインや使いやすさも気になるところだ。
「ナノケア EH-NA0J-A」では特徴的な小槌型を採用することにより、従来よりも軽量化を実現しているという。
またこの独特な形状は軽量化以外にもメリットがあり、髪を乾かしている際に手元と頭の間に余計な空間が無いことで、より髪の毛に近い位置からドライをする事が可能。そのため非常に機動力が高く、コンパクトな設計も相まって手軽に持ち替えて乾かすことができる。ちょっとした事ではあるものの、左右に乾かす際のストレスが減ったのは間違いない。
さらに、本体サイズがコンパクトになったことで、従来のヘアードライヤーで主流だった折り畳み式と変わらないサイズ感で収納できるというのも気に入っている点だ。スペースを取らないのはもちろん、片付ける際にひと手間減ったのも嬉しい。
カラーバリエーションは4種類用意されており、ヘアーアイロンやコテなど手持ちの理容家電と配色を統一しやすいのも好印象だ。
付属ノズルを使い分けて、忙しい朝のヘアセットを時短
風量が強く速乾性に優れているという特徴は、時間がない朝支度の際にこそ真価を発揮する。女性であればブラッシングと共にヘアードライヤーを使用してセット、男性でもシャワーを浴びる方が多い朝の時間帯に、いかに「速く髪が乾くか」というのは非常に重要な要素だ。ここではナノケアに付属する2つのノズルが活躍してくれる。
狙った場所にあてやすい「セットノズル」
「セットノズル」は、狙った場所に当てやすい薄型の風を送り込む事が出来る形状。ピンポイントで風を当ててることができるので、寝ぐせを直したり髪にボリュームを持たせたりと、ヘアーセットをするのにオススメだ。
忙しい時でも素早く乾く「根本速乾ノズル」
「根元速乾ノズル」は、髪の根元まで届く絞った風を送り込む事が可能。毛量が多い筆者にとってこのノズルは非常に便利で、髪の根元までしっかり乾くため前述の風量も併せドライの時短に繋がったのだろう。朝も夜も髪を乾かす際は必須アイテムだ。
4つのモードを使い分けて、髪も肌もしっかりケアできる
「ナノケア EH-NA0J-A」には髪に艶とまとまりを出したい時や、毛先を集中的にケアしたい時など、目的にあわせた4つのモードが搭載されている。
簡単ではあるが各モードについても話しておこう。
仕上げの際、まとまり・ツヤ感を出したいときには「温冷リズムモード」
温風と冷風を自動で交互に切り替える「温冷リズムモード」は、温風であたためながら髪のくせをのばし、冷風で冷やすことでしっかりキープ。主に湯上り後のドライなど、全体を乾かした後の仕上げとして使うと良いだろう。最後に冷風で冷やすことで開いたキューティクルが閉じ、まとまりやツヤ感が出やすくなる。
毛先の傷みが気になるときには「毛先集中ケアモード」
周囲の温度をセンサーで自動検知し、最適な間隔と風量で毛先の仕上げに適した温風・冷風を交互に発生するモード。毛先を逃しにくい弱めの風なので、狙って毛先にあてやすく、集中的にケアが可能。カラーからしばらくたった後の毛先などはこちらのモードで労わってあげたい。
地肌をやさしく乾かしたいときには「スカルプモード」
ベタつきなどの不快感の原因は、地肌の表面に残った水分だという。スカルプモードは、地肌にやさしい温度、約60℃※1の風で心地よくドライが可能になるようだ。髪全体をある程度乾かした後、湿気の残る頭皮を乾かす際にはこのモードを使おう。
肌もしっとり潤う「スキンモード」
スキンモードは髪ではなく顔や肌に対して使用するモードだ。高浸透ナノイーとミネラル※2を含んだ風により肌のうるおいを保ち、しっとり肌に導く効果があるそう。※3 特に今の季節、乾燥しやすくつっぱりを感じることも多いお風呂上がりの肌にオススメしたい。
※1 室温30℃の時
※2 ミネラルとは、亜鉛電極を含む放電ユニットから発生されるミネラルマイナスイオン。
※3 メーカー公式HPによると1日約1分間、顔にあてることで肌のうるおいを保つ効果があるとしている。
「ナノケア EH-NA0J-A」は速乾&ヘアケアで家族に嬉しいヘアードライヤー
一度試してから購入を決めたことも有り、「ナノケア EH-NA0J-A」を選んだのは結果として大正解だった。速乾性が非常に高いため筆者のような短い髪型であればドライの時間を大きく短縮でき、突出したノズルがない小槌型はコンパクトなので小学生の子供でも使いやすい。 また折り曲げタイプではない事もあり、コンセントを刺せばすぐ使える点も子供達には好評で誤ってヘアードライヤーを折ってしまうなんて事故も防げるだろう。
誰にでも嬉しい速乾機能と、綺麗な髪には欠かせないヘアケア機能で、家族全員で快適なヘアードライヤーライフをおくれるこの製品。ぜひ皆さんも進化したヘアードライヤー ナノケアを試してみてはいかがだろうか。
製品詳細
製品名:ヘアードライヤー ナノケア
製品型番:EH-NA0J
カラー:-A ディープネイビー/ -P ラベンダーピンク/ -W ウォームホワイト/ -H ミストグレー
製品ページ:https://panasonic.jp/hair/products/dryer/EH-NA0J.html