気温が落ち着き、秋ならではの爽やかな気候になりつつある今日この頃。 様々な飲食店ではいわゆる”秋メニュー”といった、この時期ならではの旬な食材を使ったメニューを季節限定で販売し始めている。
そんな中ハンバーグやステーキで有名なブロンコビリーで、一風変わった”ブロンコビリーならでは”の新メニューが2023年9月28日(木)より発売されるという知らせを耳にしたため、発売初日にお店へ伺った。
ブロンコビリーならではの贅沢な新メニュー2種
今回取り上げるのはブロンコビリーにて販売される新メニュー。新トッピング「こぼれるチェダーチーズソース」と播磨灘の一年牡蠣で作られた「大粒牡蠣フライ」。この播磨灘の牡蠣フライは去年に引き続き発売されるという。
余談だが、ブロンコビリーといえばサラダバーの印象が強い。並んでいる品数の多さもさることながら野菜の新鮮さによるシャキシャキ感がたまらなく美味しいため、普段野菜をあまり摂らない筆者でも無限に食べれる。それくらい美味い。
おっと話が逸れてしまった。 それでは早速、今回の本題である新トッピング「こぼれるチェダーチーズソース」と季節限定「大粒牡蠣フライ」の紹介に移ろう。
チーズと牡蠣という異色の組み合わせを一度に味わう
新トッピング「チェダーチーズソース」でチーズに溺れたい
おそらくチーズといえばハンバーグ、と思っている方が大半かもしれない。だが、ここはあえてステーキを。なんとなくステーキ×チーズという未知なる領域にチャレンジしたくなったのだ。
プレートにはステーキ、フライドポテト、オニオンスライスといったごくシンプルな食材が盛り付けられている。 本来であれば、付け合わせの人参やブロッコリーなどが乗っているものだが、そこはサラダバーで野菜を摂ってくれと言わんばかりの強いメッセージを感じるのは筆者だけだろうか。 ちなみに下敷きにされているオニオンスライスは、おそらくステーキ肉が鉄板にひっついてしまわないためのものだろう。
それはさておき、器いっぱいに入れられたチェダーチーズのインパクトを見てほしい。その綺麗な黄色とまんまるの器に入っていることから、中秋の名月を思わせているようにも見える。
よし、肉に思いっきりぶっかけよう。
完成。
これだけ贅沢にチェダーチーズをかけたのは初めてだ。もうなんかこれだけで楽しい。
準備が整ったところで一口。
…!?
見た目のインパクトとは裏腹に、まろやかな口当たりで濃厚なチーズの風味が肉肉しいステーキを優しく包み込む。とはいえチーズの主張は激しすぎず、ステーキの肉汁とうまく混ざり合い、絶妙なハーモニーが口の中で繰り広げられている。
そしてステーキとチーズが奏でるハーモニーにアクセントを加えてくるのがこいつだ。そうチェダーチーズソースを頼むと付いてくる「生こしょうソース」。
通常のステーキソースもついてくるが、店員曰く「ステーキソースはかけずに生こしょうソースをかけて召し上がりください」とのこと。
あれ?店員てそんなこと言っていいんだっけ…と困惑しながらも、そのアドバイスを信じることにした。
付属の生コショウソースをお好みでかけて一口。
つい笑いが込み上げてしまった。美味すぎる。
さっきまでのハーモニーとは打って変わって、今度は曲調が変わり骨の髄まで痺れるロックのような味わい。ソースのベースである生コショウのスパイシーな風味がアクセントとなり、全体の味を際立たせる。ステーキとチーズだけで味が完成されたものと思っていたが、ステーキとチーズ、そして生コショウソースの3つで完成する料理だったのだ。
気づいたらプレートは空に。ポテトとオニオンまでも無くなっていた。 本当にあっという間だった…ステーキ×チーズも悪くない。
播磨灘の大粒牡蠣フライを堪能
さて気を取り直して今度は牡蠣フライ。一応トッピングとして頼んだのだが、どう見てもトッピングの大きさじゃない。隣のカットレモンより大きいのは衝撃だ。果たして食べきれるのだろうか… ちなみに単品としても注文できるらしいので、気になる方はお酒のお供として頼んでもいいだろう。
ということで、一口食べてみると…
まずは衣のサクサク感でスタートダッシュが始まり、続いてフワッとした食感、そこに牡蠣のクリーミーさがたたみかける。そこまでをひとしきり味わった後は溢れんばかりに牡蠣の旨みが押し寄せ、カキフライにジューシーさって感じたことあった?と過去に食べたカキフライを思い出すほどだ。
サクッ・フワッ・ジュワァの三連撃を一口で味わえるとは思わなかった。
味付けなしで堪能した後は、お皿に盛り付けられているタルタルソースを乗せていただく。
カキフライはタルタルソースもしくは何もつけない派という、少し特殊な派閥に属している筆者は同じ皿に置いてあるレモンや別で付いてくるウスターソースには目もくれず、タルタルソースだけを乗せていただいた。
タルタルソースに入っている細かく刻まれたピクルス(?)の食感と酸味が相性抜群。さらに牡蠣の旨みはもちろんのこと、牡蠣本来の濃厚でクリーミーな味わいがより強調されて、味に深みが増している。
こちらも完食。 大きさにビビっていた筆者だったが、気づけばステーキもカキフライもあまりの美味しさであっという間に食べ切ることができた。
ブロンコビリーの「チェダーチーズソース」と「大粒牡蠣」を贅沢に
今回はランチということもあり、ステーキセットにチェダーチーズソースと牡蠣フライをトッピングするというだいぶカオスな状況を作り出してしまったが、読者の皆様にはお好きな組み合わせで注文していただけたらと思う。ちなみに筆者はチェダーチーズソースにハマってしまい、この瞬間ですらも心のどこかであの贅沢なチーズソースを欲している自分を抑えるのに必死だ。
これらのほかにもブロンコビリーには魅力的な商品で溢れているので、ご家族やご友人などとご飯に行く際には検討していただけたらと思う。
あ、大粒牡蠣フライは季節限定だからお早めに!
商品概要
新トッピング「こぼれるチェダーチーズソース」
販売開始日:2023年9月28日
トッピング価格:330円(税込)
季節限定「大粒牡蠣フライ」
販売開始日:2023年9月28日
トッピング価格:462円(税込)
単品価格:2個 462円(税込)
4個 858円(税込)