月見はパインだ!常識を打ち破るバーガーキングの「パイン ツキミバーガー」2種を実食レビュー

バーガーキング

秋限定

パイン ツキミバーガー

中秋の名月という言葉があるように、日本において秋と言えばお月見の季節だ。ススキと団子を飾り、空に浮かぶ月を愛でる。日本の愛すべき伝統の一つである。こうした伝統になぞらえて、この時期になるとハンバーガーに目玉焼きを挟んだ”月見バーガー”がハンバーガーチェーンの各社から販売されるようになるのだが、筆者は常々思っていたのだ。

「目玉焼きって言うほど月だろうか…?」

目玉焼きといえばその名の通り、月というよりは見た目は目玉のほうが近い。英語で言えばsunny-side upと、実は月要素はどこにもない。そう、どこにもないのだ。いったい誰が言いだしたのだろう、丸くて黄色なら何でもいいのか…?

そうした筆者の思いに応えるように、筆者の個人的ハンバーガーチェーンランキング堂々の第一位を誇るハンバーガーショップ「バーガーキング」から、これまでの”常識”を打ち破る月見バーガーが発売された。今回はその「パイン ツキミバーガー」についてレビューしていこう。

目次

卵じゃなくてパイナップル

多くの方は「ハンバーガーにパイナップル…?」と思うかもしれないが、実はハンバーガーの本場アメリカでは比較的一般的な具材で、レギュラーメニューとして存在しているショップも多い。パイナップルに含まれる酵素には肉をやわらかくする作用も知られており、また酸味と甘さが加わることで濃い目の味付けでもさっぱりと食べられることから、ハンバーガーだけでなくピザなどの具材にもよく使われている。

バーガーキングはそんなパインを”月見”と称して、目玉焼きが多くを占める日本の月見バーガー界に殴りこんできたのである。

「パイン ツキミバーガー」には、熟成された旨さと辛さがたまらない「スモーキーチポトレソース」を使用した「チポトレ・パイン ツキミバーガー」と、焦がしねぎと赤味噌が隠し味のオリジナル「テリヤキソース」で仕上げた「テリヤキ・パイン ツキミバーガー」、この2種類のラインアップが存在。価格はいずれも単品 540円(税込)セット 840円(税込)だ。

バーガーキング_パインツキミ_概要

ピリ辛かつスモーキーなソースが食欲をそそる「チポトレ・パイン ツキミバーガー」

バーガーキング_パインツキミ_チポトレ

まずはピリ辛なチポトレソースがポイントの「チポトレ・パイン ツキミバーガー」から紹介しよう。

聴きなじみのないチポトレというワードをまず解説しておくと、これはメキシコ料理などに使用される香辛料の一種のようだ。生の唐辛子を保存する際、一般的には乾燥やオイル漬けが用いられるが、チポトレの場合は乾燥後燻煙を行うらしい。そのため燻製特有の食欲をそそるスモーキーな香りがするというワケだ。

バーガーキング_パインツキミ_チポトレ断面
バーガーの中身としては、マヨネーズ(おそらく)、レタス、パイン、チポトレソース、ベーコン、パティの順で構成されており、肉のうまみを感じつつも、たっぷりと含まれた野菜類により重すぎることもない絶妙なバランス。

今回の主役でもあるパインは1cm弱の厚切りになっており、パイナップル特有のジューシーな甘味と程よい酸味を感じることが出来る。 このパインがチポトレソースと組み合わさることにより、ピリ辛かつ香ばしいそして絶妙な甘みと酸味を持った複雑な味わいへと変化し、100%ビーフを用いた直火焼きパティやカリカリに焼かれたベーコンの持つ肉の旨味をさらに引き立てているようだ。

ガツガツと食べ進めること1‐2分気づけば手元からバーガーは消え失せていた…

照り焼きに必要なのはパインだった「テリヤキ・パイン ツキミバーガー」

バーガーキング_パインツキミ_テリヤキ

日本国内のハンバーガーチェーンであればどこでも見ることが出来るテリヤキバーガー、実は日本発祥の味付けである事をご存じだろうか。 言われてみれば確かに、となるのだがテリヤキという名前の通り、照り焼きという醤油をベースとした和食の味付けが元となっている。この照り焼きが”テリヤキ”に至るまでにはキッコーマンのアメリカ進出における壮大なストーリーが存在するのだが、ここでは割愛しよう。詳しく知りたい方はプロジェクトXなどを見てほしい。

そんなテリヤキバーガー、一般的にはレタスとマヨネーズ、テリヤキソースを絡めたパティといった構成が多く、そこはバーガーキングでも同様だ。しかし今回はそこにパインが加わっている。いったいどんな味に仕上がっているのだろうか…

バーガーキング_パインツキミ_テリヤキ断面
こちらもマヨネーズ(おそらく)、レタス、パイン、ベーコン、テリヤキソースを絡めたパティの順で構成されており、「チポトレ・パイン ツキミバーガー」と構成はほぼ同じ。となるとチポトレソースとテリヤキソースの差が味の方向性を大きく変えているのだろう。

一口かじった際に感じるのはその圧倒的な旨味と、それでいて口の中に残りすぎないすっきりとした後味だ。

通常テリヤキバーガーと言えばかなりの”こってり”系の味付けで、テリヤキソースとマヨネーズの濃厚な味がレタスという中和剤を挟んでも口の中に残り続ける。もちろんそれが良い瞬間もあるが、筆者はガッツリしたものを食べたい時にしか選ばない傾向がある。

一方この「テリヤキ・パイン ツキミバーガー」はどうだろう。

確かにテリヤキソース特有のコクやもったりとした味は存在するのだが、それらをすべてパインの爽やかな酸味がカバーし後味まで残さない。そうなると残るのは、醤油をベースとしたテリヤキソースの深みのある旨味とマヨネーズの濃厚かつ酸味のある味わい、そしてそれらをまとめ上げるジューシーなパインのみ。 見事に各素材の持つ美味しい部分だけを抽出し、それ以外の箇所を大胆に隠し、旨味だけを届けている。

テリヤキバーガーに必要なのはマヨネーズやレタスだけではない、パインこそが最後のピースだったのだ。

月見バーガーの常識を塗り替えるバーガーキングの「パイン ツキミバーガー」

2種類の「パイン ツキミバーガー」のレビュー、いかがだっただろうか。ついつい食べるのに夢中になってしまい、途中の写真が少なくなってしまったのが心残りだ。正直申し訳なく思う… ただそれもそれだけ美味しかったのだと理解いただければ幸いである。

また惜しむべくは、この「パイン ツキミバーガー」が秋だけの期間限定メニューという事だ。公式リリースにも詳しい期間が書いていないため、いつまで販売してくれるのかは不明だが筆者は見掛ける限り購入する所存だ。気になっている方は早めに食べに行っていただきたい。

この記事がもしバーガーキングに届くことが有れば、せめて「テリヤキ・パイン ツキミバーガー」だけでもレギュラーメニュー入りすることを切に願う。

あ、可能ならその際はワッパーサイズでお願いします。

商品概要

商品名:チポトレ・パイン ツキミバーガー
発売日:2023年9月8日(金)~
価 格:単品540円、セット840円

商品名:テリヤキ・パイン ツキミバーガー
発売日:2023年9月8日(金)~
価 格:単品540円、セット840円

https://www.burgerking.co.jp/#/campaignDetail/1476

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パイン ツキミバーガー

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