みなさんご存知カルビー株式会社の「じゃがりこ」。カップの入れ物ということもあり、気軽に食べられるため、ドライブや旅行のお供などに最適なお菓子である。かくいう筆者も大好きなお菓子の一つで、旅行の際には必ずと言っていいほどカバンに入れて移動中や宿泊先のホテルで楽しんでいる。
そんな「じゃがりこ」のサラダやチーズといった定番の味に、このたび新しい種類が追加されるという知らせを聞き、早速メディア向け説明会に参加してきたので本記事で紹介していこう。
新定番商品「じゃがりこ 細いやつ サラダ」は、サラダと味は一緒で細くなったやつ
「じゃがりこ 細いやつ サラダ」はカルビー株式会社「じゃがりこ」ブランドより新定番として発売される商品で、2023年9月18日（月）から全国のコンビニエンスストアにて発売される。味は「じゃがりこ サラダ」と同じもので、従来の商品に比べて一本の直径が約75%の太さになったという。
経緯としては小学生向けの「お菓子コンテスト」にて「形が違うじゃがりこがあったら嬉しい」という意見と、一方で当時の商品企画担当から手軽にたくさん食べられるというアイデアが元になったとのこと。
開発に4年の期間を要し、発売に際しては一部コンビニエンスストアにて2回のテスト販売を実施。結果、高い販売実績を記録し、お客様からは多くの反響があったという。1回目のテスト販売時は「じゃがりこ 細いやつ（仮称）」として販売し、お客様アンケートの結果を受け「細いやつ」がそのまま正式名称に。2回目のテスト販売時には正式発売を懸けて決選投票が行われ、175,722票の支持を得て、2023年1月に正式に発売することが決定したとのこと。
スナック菓子の中ではめずらしい白基調のデザインで、中にはたっぷりの約55本
パッケージのデザインがスナック菓子にしてはめずらしく、白を基調にしたものを採用している。テスト発売時に仮ということで白いデザインにしていたが、お客様からも好評だったため正式発売時でも白いデザインがそのまま採用されたとのこと。加えて従来品より細いじゃがりこがダイナミックに飛び出すパッケージが印象的だ。
開封してみると直径が従来品の75％ということもあり、たしかに細い。形は従来の「じゃがりこ サラダ」がまっすぐな形状をしているのに対し、「じゃがりこ 細いやつ サラダ」は曲がっているものが多く、比較的まっすぐな形状をしているものが少ないように思える。
またパッケージに約55本と書かれている通り、本数だけでみると確かに増えているように感じる。一応手元の「じゃがりこ サラダ」の本数を数えてみたが、短いものも加味すると約44本ほど入っていた。従来品の75%の太さということを加味するとほぼ変わらない体積が入っていると言って差し支えないだろう。
「細いやつ」を食べてみる
さて、従来品とどう違うのか早速実食していこう。
従来品の場合一口目はカリッ、噛むたびにサクサクとするのに対し、「細いやつ」はカリッ、ポリポリと軽い食感で食べやすい。一本一本が軽く食べられるので”食べだしたらキリンがない”という点は従来品と変わらない魅力だろう。気づいたら容器が空になっているなんてこともありうるため、ぜひとも気をつけてほしい。
従来のサラダ味とは違い、軽く食べられる分一本一本の食べ応えはあまりないように思えるが、量が多いのでたくさん楽しむことができ、結果的に満足感が得られる商品だ。ちなみに原材料は従来のものと全く変わっておらず、形状や食感が異なるだけで、従来品と全く同じ味を感じることができるため、サラダ味の選択肢が増えたと言っていいだろう。
「じゃがりこ 細いやつ サラダ」は”手軽”に”たくさん”を楽しめるスナック菓子
サラダ味が新たに増えた訳だが、一本一本の食べ応えを感じたい方は従来の「じゃがりこ サラダ」を、手軽にたくさん楽しみたい方には「じゃがりこ 細いやつ サラダ」をと言った具合に、その時の気分に合わせてじゃがりこを購入できるのは、今後のじゃがりこ生活を豊かなものにしてくれるだろう。
1995年発売以来形を変えずに愛されてきた「じゃがりこ サラダ」に、まるで兄妹が登場したかのような今回の知らせ。こうなると個人的には、他の味でも兄妹が生まれるのか、カルビーの今後の動向に期待したいところだ。
「じゃがりこ 細いやつ サラダ」が店頭に並ぶ日は、もう直ぐそこまで来ている。
商品概要
製品名：じゃがりこ 細いやつ サラダ
想定価格：175円（税込）前後
発売日：2023年9月18日
販売エリア：全国のコンビニエンスストア