毎年お盆に、田舎にある実家へ家族で帰省した際に家族行事として恒例で行われていたのがスイカ割りだ。目隠しをしながらスイカにたどり着くのが、非常に難しかったのを覚えている。 そんな筆者にとってのひと夏の思い出であるスイカだが、この時期になると、グミやアイス、ゼリーと様々なものに生まれ変わり、季節限定商品として店頭に並び始める。そんな中、あのスターバックスの代表作であるフラペチーノ®にもとうとうスイカフレーバーなるものが加わった。
その名も「GABURI スイカ フラペチーノ®」。
「GABURI スイカ フラペチーノ®」の実態に迫る
実は「GABURI スイカ フラペチーノ®」は、全国のスターバックスで初めて店頭に並ぶ商品だという。ほぼ毎月新作を出しているスターバックスでも、こんなことがあるのかと驚いた筆者は「とにかく試してみるしかない!」と思い、スイカフレーバーのフラペチーノ®の実態に迫るべく、発売日初日の朝に店舗に伺った。
店舗で注文
カウンターに並び、早速スタッフに「GABURI スイカ フラペチーノ®」を注文することに。
本商品はTallサイズしか選択できないので注意しておこう。おそらく間違ってshortやGrandeを頼んでも、スタッフに「え?」という顔をされるか、冷静に間違いを訂正されるかだろう。
念のためお伝えしとくと、本商品はチョコソースやはちみつなどのトッピングも可能だが、そのままが一番おいしいと、筆者を担当したスタッフの方が教えてくださったので参考にしてほしい。
全体的にスイカの見た目をイメージした作りになっている。
上段はフラペチーノ®ならではのホイップクリームだ。しかしよく見ると、”赤い何か”が振りかけられている。
この”赤い何か”はすいか塩とのことで、ホイップクリームの上にかけることにより、スイカに塩をかけて食べたような甘じょっぱさを再現できるという。
中段はスイカジュースをドラゴンフルーツとパッションフルーツの果肉と氷をブレンダーで混ぜて、スイカ特有の赤い部分を表現。 底面にはスイカの皮を模したキウイフルーツの果肉がたくさん入っている。
ちなみに余談だが、現在スタバではプラスチック削減のため、店舗で飲食する際には容器の種類にグラスを選択することができる。筆者は迷わず暑い日でも涼やかに感じるグラスで注文した。
早速飲んでみることに
それでは一口いただく…
「どうせスイカの風味がする程度しか味しないんでしょ」と斜に構えていたが、思ったよりもしっかりと味を感じることができる。筆者は今までスイカ味のスイーツやお菓子をたくさん食べてきたが、スイカそのものを感じる商品にはなかなか出会えていなかった。
しかしこれは飲んだ瞬間紛れもないスイカなのだ。これほどまでに色濃く”スイカ”を感じさせる商品は今まであっただろうか。
また、上段のホイップクリームとの相性の良さも文句のつけようがない。スイカ味を崩すことなく、絶妙なバランスを保っているのも特徴的だ。
スイカの味はもちろんのこと、中に入っているドラゴンフルーツやパッションフルーツ、キウイフルーツの果肉がゴロゴロと入っており、フラペチーノ®特有のシャリシャリ感と相まって、飲んでて楽しい一品である。さらに果肉から感じる、出過ぎず隠れ過ぎずのフルーティーさと嚙んだ時のジューシーさが、日本の夏を象徴するスイカの中に時折南国の風を吹き込んでくれる。
暑かったせいか一気に飲んでしまい、あの首の後ろがキーンと痛くなる現象も久々に味わうことができ、懐かしい気持ちにさせてくれた。ありがとう「GABURI スイカ フラペチーノ®」!
さて、おそらくここまで読んで気になっている方も多いのではないだろうか。そう、すいか塩の存在だ。結論から申し上げると、全く甘じょっぱさを感じることができなく、少し残念に思ったが、おそらくホイップクリームの甘さの方が強く、塩味が負けてしまっていたため致し方ないだろう。
そんなこんなであっという間に飲みきってしまった。
「GABURI スイカ フラペチーノ®」は今夏限定の何度でも飲みたくなるフラペチーノ®
スターバックスの新作「GABURI スイカ フラペチーノ®」はスイカのフレーバーだけでなく、ドラゴンフルーツやパッションフルーツ、キウイフルーツと様々なフルーツを楽しむことができる、夏仕様のフラペチーノ®だ。素直にフルーツを味わうのもいいが、これを片手に夕涼みしながら無邪気にはしゃいでいた夏休みに思いを馳せる、そんな楽しみ方もありだろう。
筆者にとってはスタバを目にするたびに注文したくなる、そんなフラペチーノ®となった。
本商品は2023年8月9日~8月31日※までとのことなので、気になる方は急いで近くの店舗に駆け込んでほしい。
※一時的な欠品または早期に販売終了する可能性がある。