どの家庭にも1枚はあるであろう、テフロン加工のフライパン。
手軽に使えて・くっつきづらく、モノによっては安価に手に入るため、お世話になっている人も多いことだろう。ただそんなテフロン加工のフライパンにもデメリットは存在する。
それは、使用するたびにテフロンが剥がれていき、焼く際にこびりつきやすくなってしまうこと。ある種仕方のないことなのだが、奮発して高いフライパンを買っても1-2年で捨てる未来が待っているという、悲しい想いをしながら消耗品だと割り切っている人もいるはずだ。
そんな人に朗報が舞い込んできたため、お伝えしよう。
テフロンのようなフッ素樹脂加工のフライパンで、なんと”一生使える”を謳っているアメリカのEC市場で最大のブランド「HexClad」をご存知だろうか。そんなアメリカの巨人が、日本に初上陸するのだ。
我々onesuite編集部もその情報をキャッチしたため、早速どういう特徴があるのか、実物に触れたレビューをお届けしようと思う。
なお「HexClad」は日本支社できたばかりだが、11月20日より発売を予定しているとのこと。本記事では先日行われた発表会にて仕入れた情報やキャンペーン情報をまとめてお伝えしていく。キャンペーンに関しては最後に記載しているので、興味がある人は一読いただければ幸いだ。
HexClad
26cm ヘックスクラッド ハイブリッドフライパン
※蓋付き
アメリカEC市場で最大のキッチンウェアブランド「HexClad」
まずはブランドについて説明をしよう。「HexClad」はアメリカで2016年に誕生したブランドだ。メインの調理器具に採用されている特許技術は、ステンレスの性能・高い耐久性・ノンスティックの利便性を融合させており、ミシュランシェフの基準を満たしながら、家庭で使う際のお手入れのしやすさも兼ね備えたハイブリッド・テクノロジーを搭載しているという。
2016年の創業以来毎年収益を倍増させており、アメリアのEC市場では最大のキッチンウェアブランドだというから驚きだ。
耐久性◎ ステンレス×ノンスティック加工で驚きの特徴と性能
特許技術を元にした製品(今回メインで紹介するのがフライパン群のため、以降ではフライパンと称する)の特徴としては、一部重複してしまうがステンレスの機能性とノンスティック加工の利便性を融合させた、フライパン自体の耐久性とマルチな利便性が挙げられる。ノンスティック加工というのは少々見慣れないかと思うが、日本においてはいわゆるフッ素樹脂加工(テフロン加工をイメージしてもらえれば大体合っている)のことを指す。
驚くべきはその構造で、なんとノンスティック加工をした上からステンレスを重ねているというのだ。
先入観で樹脂加工(コーティング)が上面だと思っていたが、さらにステンレスを重ねているとは。まさにステンレスとノンスティック加工の融合ということ。
その上でフライパンを見てみると、気になるのはやはりその見た目だろう。
この独特な六角形のデザインがまさに先ほど紹介したステンレスの部分にあたり、全てのツールに同じ加工・同じデザインがされていることから、ブランドの代名詞とも言える。触ってみると確かに凹凸しており、このステンレスのおかけで油を最小限の量にしても焦げ付くことなく、使い終わった後の洗いやすさにつながっているという。
また、耐久性という面でも凄まじく、以下のような特徴がある。
- 金属の調理器具も使用可能
- 高温調理可能
- IH / ガス火だけでなく、オーブンでも使用可能
- 食洗機にも対応
- 一生使えるほどの耐久性
いかがだろうか。正直詰め合わせすぎて訳のわからないことになっている。
個人的に驚きなのは高温の箇所で、一般的なフッ素樹脂加工のフライパンは高温にしすぎると一気に劣化してしまうため、弱火・中火での使用が推奨されている。のだが、なぜかHexCladは高温も可能、さらにはオーブンや、揚げ調理だって可能にするというのだ。
その上でフライ返しなどの金属の調理器具も使え、食洗機といった過酷な環境にも対応するというのだから、その耐久性には驚かざるを得ない。
また、ジャパン・ブランドアンバサダーの庄司 夏子氏によると、プロの現場においてもその耐久性は目を見張るものがあるという。
日本の家庭では居住スペースの狭さからフライパンを重ねて収納することも多いと思うが、プロの業界だとコーティングに負荷がかかる原因になるためクッションを重ねる必要があるとのこと。その点、HexCladであればそのまま雑に重ねて収納しても問題ないと教えてくれた。その上で繊細な温度調整をも可能にするとは…もはやどこに驚いていいかわからなくなってくる。
極め付きが、一生使えるほどの耐久性という点だろう。
メーカーが推奨する手入れをし、過度な使い方をしなければ長く使えるよう設計されているとのこと。まさに、従来の「フライパンは消耗品」という考え方すら打ち破る性能と言える。
手軽なサイズから家族向けサイズ、グリル専用まである充実のラインアップ
HexCladの特徴がわかったところで、次に充実のラインアップをご紹介しよう。
まずはスタンダードなフライパンからだ。
HYBRID PANS
20cm ヘックスクラッド ハイブリッドフライパン ¥16,900(税込)
※蓋なしモデル:¥14,500(税込)
よくある手軽なサイズ感の20cmモデル。
形状としてもスタンダードなフライパンで、焼く調理にはもってこいだろう。
25cm ヘックスクラッド ハイブリッドフライパン ¥20,700(税込)
※蓋なしモデル:¥17,500(税込)
30cm ヘックスクラッド ハイブリッドフライパン ¥25,000(税込)
※蓋なしモデル:¥21,000(税込)
また、30cmモデルという日本だとあまり見かけないサイズ感は、食べ盛りがいる4人家族で重宝しそうだ。
30cm ハイブリッドグリル フライパン ¥22,300(税込)
ザ・アメリカンなグリルフライパンもラインアップされている。
プロユースな用途に近づいた印象はあるが、オーブンにもそのまま入れられるため、表面をフライパンで焼いてそのままオーブンに、などといったクオリティの火入れが家でも再現できるようになる。
HYBRID POTS & DUTCH OVEN
続いて紹介するのが、片手鍋やダッチオーブンのシリーズだ。
フライパンと同じように、こちらも特徴的なレーザーエッチングが施されている。
14cm ヘックスクラッド ハイブリッド蓋付き鍋(0.95L) ¥17,500(税込)
18cm ヘックスクラッド ハイブリッド蓋付き鍋(1.9L) ¥22,100(税込)
20cm ヘックスクラッド ハイブリッド蓋付き鍋(2.8L) ¥23,700(税込)
こちらのコーティングも同様のため、スープを作るにしても焼き工程からこの鍋で行えるだろう。 手間を減らせるだけでなく、料理によっては旨みも逃すことなくスープへ集約できるはずだ。 また繊細な温度調整が可能になるため、ソースパンとしても重宝するはず。
24cm ダッチオーブン(4.7L) ¥31,800(税込)
ダッチオーブンであれば無水調理で煮込みを作りたくもなるが、無水故の焦げ付きの心配も極力減らせるはずだ。また、すぐれた熱伝導性のおかげで左右からの火入れも期待でき、効率的な調理が行えるだろう。
HYBRID WOKS
25cm ハイブリッドウォック ¥19,100(税込)
30cm ハイブリッドウォック ¥22,300(税込)
最初に紹介したヘックスクラッド ハイブリッドフライパンに比べると、比較的鍋底の円が小さく中華鍋のように丸い形状をしているのが特徴。振りやすそうな印象があり、炒め物をはじめとした中華系をよくする際には抜群の相性だろう。
30cmというのも相まって、大皿料理をこちらで作ってもらえれば幸いだ。
一生使えるフライパンが今なら先行登録で15%OFF
日本に初上陸する「HexClad」の驚くべき特徴や性能を紹介してきたが、いかがだっただろうか。 余談ではあるが、アジアで最初に上陸するのが日本とのことなので、日本がそれだけ期待を持たれている地域とも言える。ノンスティック加工が日本製だったりと、日本にも縁のある「HexClad」。この機会に検討してみてはいかがだろうか。
なお、初上陸を記念して、先行登録者限定で15%OFFになるキャンペーンも実施される。 11月20日に予定されている発売から30日以内に購入をすれば適用になるとのことなので、もし興味がある人は、以下のURLから先行登録をしてもらえればと思う。
https://hexclad.co.jp/preregister
先行登録は18日(土)まで、お忘れなきよう。
HexClad
26cm ヘックスクラッド ハイブリッドフライパン
※蓋付き