新宿に光の戦士が集う、ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹コラボレーションイベントをレポート

伊勢丹

ファイナルファンタジーXIV

ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -

“MMORPG”は第二の人生。
かなりコアな話となってしまうが、この記事を興味を持つ方の中には「わかる」と頷いてくれる人も多くいることだろう。

知らないよという方のために説明すると、”MMORPG”とは大規模多人数同時参加型オンライン(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)の略で、時には画面に表示しきれないほどの人数が同時にRPGをする、オンラインゲームのいちジャンルだ。

その歴史は古く1990年代後半から始まり、2000年以降にはインターネットの普及も追い風となり急速に発展した印象がある。
ファミコン〜Switchの任天堂やPlayStationのSonyと世界で見てもゲーム強国な日本ではあるが、ことMMORPGにおいてはお隣の韓国をはじめとした海外製のゲームが古くから台頭しており、「ラグナロクオンライン」「メイプルストーリー」「リネージュⅡ」といったタイトルを聞いただけで懐かしいなと感傷に浸る人も多いことだろう。(ちなみに筆者は長いことマビノギをプレイしていた)
では日本製のMMORPGがなかったかというと決してそんなことはなく、最もピークであったと言える2005年以降にはスクウェア・エニックスから「FEZ(ファンタジーアース ゼロ ※筆者はDゲブ民)」、ハドソンより「Master of Epic」や、家庭用ゲームが派生して様々なメーカーから「ドルアーガの塔」「真・女神転生」「ドラゴンクエスト」「ファンタシースターオンライン」といったメジャータイトルのMMORPGも登場した。
とはいえ、2010年以降は市場としても徐々に衰退が始まり、2020年あたりにはMMORPGという表記すらあまり見なくなったという少々悲しい歴史を持つ。

現代ではかなりのタイトルがサービス終了、あるいはサーバー統合などの縮小をしているMMORPGだが、そんな現代においても根強い人気を持つタイトルが存在する。
それがスクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーXIV(以下FF14)」だ。いわゆる旧版も含めると2010年からの歴史を持ち、プレイヤー人口の多さから様々な名言(迷言と言うべきかもしれないが)が生まれ、とある私的ブログからテレビドラマ化されるなど、話題に尽きない人気作である。

2023年9月、伊勢丹新宿にて開催されたファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -の様子

そんなFF14だが実は一度リニューアルをしており、旧版から2013年に新生として生まれ変ってちょうど10周年になる。今回はそんなアニバーサリーにも絡められた、2年ぶりとなる伊勢丹とのコラボイベント「ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 – A DECADE’S JOURNEY -」の模様を開催初日に取材してきたのでお届けしよう。

目次

ファイナルファンタジーXIVと伊勢丹新宿店のコラボレーションイベント

2023年9月、伊勢丹新宿にて開催されたファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -の様子

「ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 – A DECADE’S JOURNEY -」は、FF14の新生10周年と伊勢丹新宿店の移転90周年というダブルアニバーサリーイヤーを記念して、伊勢丹新宿店 本館6階 催事場にて本日(9/28 木)より10/2(月)まで開催される。

今回初お披露目となるジオラマや、コラボレーションカフェ、なかなか珍しい神社とのタッグに加え、限定ワークショップ、新宿という土地に縁のある企業とのオリジナルコラボレーションアイテムが展開される。現役のヒカセン(光の戦士)はもちろんのこと、FFシリーズが好きな方も見ているだけで楽しめるイベントだ。

それでは早速展示されていた内容を紹介していこう。

2023年9月、伊勢丹新宿にて開催されたファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -の様子

本イベントで初お披露目!交易都市国家「ウルダハ」の精巧なジオラマ

まずはこちら、今回初公開となる交易都市国家「ウルダハ」の精巧なジオラマだ。

ゲーム内の三大都市国家の一つであるウルダハは、ゲーム開始都市として選択できる都市の一つで、剣術士・格闘士・呪術師のクラスギルドが設置されている。
序盤のメインストーリーにも大きく関わっており、ナナモ陛下(ナナモ・ウル・ナモ)のストーリーでとても印象に残った場所ではないだろうか。

ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -にて初公開となった交易都市国家「ウルダハ」の精巧なジオラマ

写真を見てもらえれば一目瞭然だと思うが、ウルダハのザル回廊やナル回廊に政庁など全体がかなり細かいところまで作り込まれている。

限定メニューが登場、コラボレーションコンセプトカフェ「エオルゼアカフェ」の出張店舗

パセラリゾーツが運営するコラボレーションコンセプトカフェ「エオルゼアカフェ」が、新宿伊勢丹にも出張店舗として営業。

普段は常設として秋葉原店・大阪店が、期間限定として現在は京都店・名古屋店・横浜店が営業中の「エオルゼアカフェ」だが、各店舗とは異なる限定メニューを味わうことができる。残念ながら食べることができなかったものの、10周年を記念したものや、三大都市国家をイメージしたカフェメニューを味わえるのはここだけだろう。あなたに、クリスタルの導きがあらんことを。

あのドリンク……あれは、光のクリスタル……。
(ここに訪れた)あなたもまた、間違いなく、
ハイデリンに導かれた光の戦士だったのね……。

また、ただメニューが味わえるだけでなく、壁には純白の学術都市「オールド・シャーレアン」が大きくプリントされている。まさにここは知神の港にあるカフェ、ここに来るヒカセンにとってのラストスタンドである。知神サリャク像を眺めながらいただく冷たいドリンクは、これまた格別だろう。

ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -にて出店された「エオルゼアカフェ」の様子

ちなみに、カフェスペースの入り口付近には暁の血盟に所属するメンバーが描かれており、「エオルゼアカフェ」に訪れるヒカセンを迎え入れてくれる。

ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -にて出店された「エオルゼアカフェ」の様子
左から順にウリエンジェ・オギュレ、サンクレッド・ウォータース、ヤ・シュトラ・ルル、エスティニアン・ヴァーリノ、アリゼー・ルヴェユール、アルフィノ・ルヴェユール。
スペースが広すぎて見切れてしまったが、さらに奥にはグ・ラハ・ティア、クルル・バルデシオン、タタル・タルがあなたを待っている。

伊勢丹新宿オリジナル、ここでしか手に入らない限定絵馬

長きにわたり新宿の地に鎮座している花園神社とのタッグも、伊勢丹新宿ならではだろう。会場限定で絵馬を販売しており、会場内の絵馬掛所にかけておくと後日花園神社でお焚き上げしてくれる。

“紅蓮のリベレーター”で実装された可愛らしい外見の友好蛮族、ナマズオ族。ゲームでは祭ナマズオ(ミニオン)やオオナマズ御輿笛(マウント)でお馴染みだろう。

絵馬クエスト:ナマズオ族
ナマズ面の獣人種族、ナマズオ族。茶を飲んでは酔っ払い、その日暮らしを続ける彼らに、未来はあるのか。
今、滅びゆく一族の運命を変えるため、一匹のナマズオが立ち上が……いや、立ち上がったはずが、絵馬にされていた! ナマズオ族の運命やいかに?(後日……お焚き上げ…)

先着500名限定!エオルゼア文字で名前が入れられるエコバッグ

筆者的には一番テンションがあがった、会場限定で実施されているカスタムワークショップを紹介しよう。

エムアイカード会員限定にはなってしまうのだが、会場内で8,800円(税込)をお買い上げの方先着500名に限り、カスタムエコバッグのワークショップに参加することができる。(エムアイカードにはその場で入会できるので、会員でない人も安心して欲しい)
カスタムできるのは裏面に入れる文字の箇所で、ジョブアイコン+文字の組み合わせを自分で決められる。

なんと光栄にも本誌が最初に印刷させていただいたので、じっくり流れも紹介しよう。

まず、タブレットでジョブアイコンを選択する。
種類はもちろん、Tank(青)・Healer(緑色)・DPS(赤色)等の計19種(青魔道士以外)から選択可能。

次に、ジョブアイコンの横に入る文字を決める。
文字は印字カラーとして黒・ネイビー、フォントとしてゴシック体・エオルゼア文字・明朝体を追加で選択可能。まさかエオルゼア文字を使えるなんて…ここは迷わずエオルゼアだろう。

一応ではあるが、印刷の様子はこちら。
プリンターにエコバッグをセットして、いわゆるインクジェットプリンターと同じ要領で印刷される。

ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -のエコバッグワークショップの様子
世界に一つだけのエコバッグの完成だ。(※ 全てを同じ組み合わせにしない限り)
ヒカセンならもちろん読めるはず。

ちなみに、現地では混雑状況に応じて受け取れる時間が変わることを理解しておくと良いだろう。
その他、詳細は下の画像を参照して欲しい。

ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -のエコバッグワークショップの様子

伊勢丹だからこそのオリジナルアイテムの各種を紹介

最後に、今回登場したオリジナルアイテムの各種を紹介しよう。
あらかじめ断っておくが今回アイテムの数がかなり多く、全てを紹介することは到底不可能な量が販売される。そのため詳細は公式サイトにてご確認いただくとして、こちらでは筆者が特に気になったモノのみを抜粋する。

ZIPPO / ファイナルファンタジーXIVコラボモデル 10,890円(税込)

銀色のZIPPOに刻まれた、フォルタン・カイトシールド。
蒼天のイシュガルドまでプレイしたヒカセンなら、確実に記憶に残っているであろうフォルタン一族から友情と信頼の証として授かるフォルタン家の紋章(一角獣)を記した騎士盾である。
銀剣のオルシュファンことオルシュファン=グレイストーンが使っていた盾を授かったことで、ナイトにメインジョブを変更したヒカセンもいるとかいないとか。
蒼天騎士団の一人ゼフィランの攻撃から我々をかばい、戦死したオルシュファン卿を忘れない敬意と哀悼のZIPPO。

長濱蒸溜所 / FINAL FANTASY XIV AMAHAGAN(全3種類)各8,800円(税込)

新生エオルゼアに降り立つヒカセンと冒険の始まりの地である三大都市「リムサ・ロミンサ」「グリダニア」「ウルダハ」をそれぞれイメージしたウイスキーである。単なるパッケージコラボレーションと侮るなかれ、それぞれの都市をイメージしたフレーバーに仕上がっている。

ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -にて発売された長濱蒸溜所 / FINAL FANTASY XIV AMAHAGAN(全3種類)各8,800円(税込)

AMAHAGAN Edition Limsa Lominsa 700ml Alc.47%
海の都「リムサ・ロミンサ」を想起させる海と潮風をイメージしたピートタイプの原酒に、近海に古くから根付く海賊たちを連想させるラム樽熟成原酒を使用。長期熟成のグレーンウイスキーが骨格を際立たせ、潮風がやわらかに香る、甘くメロウなウイスキー。

AMAHAGAN Edition Gridania 700ml Alc.47%
森の都「グリダニア」をイメージした豊富な水量で育まれた深い森林の様子を、まるで森林浴を想わせるような樽由来の木の香り。長浜蒸溜所原酒、そしてアイラクォーター樽原酒のスモーキーな風味は、まるで森に迷い込むかのようなリーフィーな味わいのウイスキー。

AMAHAGAN Edition Ul’dah 700ml Alc.47%
砂の都「ウルダハ」の荒涼とした砂漠地帯を領する交易都市に持ち込まれた様々な異文化。 それらが混じり合うイメージをワイン樽原酒とシェリー樽原酒のブレンドによって生まれる複雑さと深みで表現し、国旗にも描かれているウルダハの富の象徴である「宝石」のような煌びやかなシェリーカスク熟成のブレンデッドウイスキーで仕上げられた味わい深いウイスキー。

TEAPOND / フレーバーティー・紅茶・フルーツティー(全9種類)各1,944円(税込)

2年前のコラボレーションイベントで一番反響があった紅茶専門店TEAPONDのアイテムが、新たな都市を追加して再登場。
こちらも先ほどのウィスキーと同じく三大都市「リムサ・ロミンサ」「グリダニア」「ウルダハ」はもちろんのこと、「ドマ」「イシュガルド」「クリスタリウム」「ユールモア」「オールドシャーレアン」「ラザハン」が用意されている。パッケージだけでなく、それぞれの都市をイメージしてブレンドされている点も、ウィスキーと同じだ。
なお、今回新たに追加されたのは、「ラザハン」と「ユールモア」になる。

ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -にて発売されたTEAPOND / フレーバーティー・紅茶・フルーツティー(全9種類)各1,944円(税込)

PIERRE HERMÉ PARIS / マカロン6個詰合わせ ファイナルファンタジーXIV レポリット 3,780円(税込)

今回初めてとなる、ピエール・エルメ・パリとのコラボレーションアイテム。
マカロンに専用プリントがされているだけでなく箱にも箔押しがあり、暁のフィナーレの友好蛮族クエストで登場するリポリット族をモチーフとしたマカロンだ。

まとめるには惜しい、その他珠玉のアイテムたち(一部)

ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -にて発売されたPake® / 漆黒のヴィランズset<アーモロート/イル・メグ> 2,970円(税込)、暁月のフィナーレset<ウルティマ・トゥーレ/エルピス> 2,970円(税込)
Pake®
左2つ:漆黒のヴィランズset<アーモロート/イル・メグ> 2,970円(税込)
右2つ:暁月のフィナーレset<ウルティマ・トゥーレ/エルピス> 2,970円(税込)
ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -にて発売されたEnfant / ミニオンクッキー缶(全2種類)各2,916円(税込)
Enfant / ミニオンクッキー缶(全2種類)各2,916円(税込)
ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -にて発売されたマルチバッグ- A DECADE'S JOURNEY – 2,200円(税込)
オリジナルアイテム / マルチバッグ- A DECADE’S JOURNEY – 2,200円(税込)

伊勢丹だからこそ実現した、規模とクオリティ

エッセンス濃いめでお届けしてきたが、いかがだっただろうか。単なるゲームのコラボレーションイベントというだけではなく、長年新宿に根ざしてきたからこその、伊勢丹の努力も垣間見れたイベントだった。
冷静に考えてみると、紹介しきれないほどの企業・団体を巻き込み、それぞれのクオリティをしっかり担保しているのは並大抵の労力ではない。百貨店だからこそ実現可能な規模とクオリティを、少しでも感じてもらえたなら幸いだ。
今回紹介した内容は一部会場限定ではあるものの、アイテムによってはオンラインストア等でも購入可能。展示自体はどうしても現地となってしまうが、気になったアイテムがあったという読者の方は、ぜひ公式サイトにて確認いただければと思う。

最後に余談を少々。
随所に散見される要素からある程度伝わっているかと思うが、筆者はMMORPGが好きだ。
かつて海外では社会問題になるほど熱中する人が続出したゲームジャンルだが、昨今のある種オンラインが当然の環境では、なかなか難しい立ち位置にいる。とはいえ、今年になって海外だけでなく日本製の新たなMMORPGが登場したりと、明るい話題もいくつか見られる。筆者的にはまた盛り上がるジャンルの一つであって欲しいと願うと共に、そのリードをFF14に担って欲しいと勝手ながら思っている。

MMORPGが人生だという方、FF14に熱中した、しているよという方、ぜひ一度足を運んでみてはいかがだろうか。

イベント詳細

イベント名:ファイナルファンタジーXIV ✕ 伊勢丹 – A DECADE’S JOURNEY –
開催期間:2023年9月28日(木)〜10月2日(月)
開催時間:10:00〜20:00(最終日のみ18時まで)
開催場所:東京都新宿区新宿3丁目14-1 伊勢丹新宿店 本館6階 催物場

公式サイト:https://www.mistore.jp/shopping/feature/women_f2/finalfantasy_w.html

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ファイナルファンタジーXIV

ファイナルファンタジーXIV × 伊勢丹 - A DECADE'S JOURNEY -

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