海の日も過ぎ、35℃を超える猛暑日が続く今日この頃。
学生にとっては待ちに待った夏休みが始まり、お子様がいる家庭ではどこに行こうか悩む方も多いのではないだろうか。
せっかくの夏、外で遊ぶのも一興だが、猛暑日ともなると涼しい室内の方が良いな、、なんて思っている方におすすめしたいのが、横浜ランドマークプラザで開催している「POKÉMON COLORS YOKOHAMA」だ。
ポケモンと言えば、今や国内では知らぬ人の居ない一大コンテンツ。とくに今の子育て世代は赤 / 緑から、お子様方はスカーレット / バイオレットと家族で楽しんでいる家庭も多い。今回はそんなポケモンをテーマとした、家族で楽しめる体験型イベントにお邪魔させていただいたので、その初日の様子をお届けしていこうと思う。
POKÉMON COLORSとは
「POKÉMON COLORS 」とは、4つのアクティビティと1つのインスタレーションで構成されたポケモンと楽しむ体験型イベントだ。
先に一言断っておくと、本コンテンツは2021年から2022年に全国で開催されたものと内容はほぼ一緒になる。とはいえ横浜での再開催にあたり、一部キャラクターや照明、グッズラインアップが変更となった特別仕様という扱いのため「YOKOHAMA」と題している形だ。
アクティビティやインスタレーションについては後ほど紹介するとして、なんといっても特徴的なのはそのアートワークだろう。”COLORS”の名の通り、各ポケモンの持つ特徴的な色が見事な抽象的なアートとして表現されている。アートワークを担当した株式会社ワントゥーテンによると「いろいろな色が、色づき、混ざり合い、響き合う」を表現しているとのこと。
全体的にモノクロの世界がベースになっており、体験を通じて光や音の演出で会場内に色が溢れていく演出がされているため、ただ眺めているだけでも楽しめるだろう。
COLORS ROAD ―カラーズロード―
サイクリングロードのように自転車に乗りながらリズムゲーム要素を楽しむアクティビティ。自転車のペダルと画面の映像が連動しており、こいで前に進むことで道の左右からポケモンが現れる仕組み。そしてポケモンとすれ違う時に、ハンドルに付いているボタンをまるでリズムゲームのようにタイミングよく押すことで、モノクロの世界がカラフルになっていく内容だ。
ペダルをこぎながらリズムをとるという地味に忙しいコンテンツのため、気づくと集中してしまう没入感の高いコンテンツに仕上がっている。
COLORS LAKE ―カラーズレイク―
大きな池を舞台に、ポケモンを釣り上げるアクティビティ。釣竿型のコントローラーを持って、餌を投げ、ヒットしたらリールをたくさん巻くという、まさに釣りをするコンテンツだ。
こちらも釣り上げるごとに世界がカラフルになっていくので、どんどんポケモンを釣り上げよう。
COLORS FOREST ―カラーズフォレスト―
森の中にあるバルーンで作られた木の幹を揺らして木の実を落とすアクティビティ。木の実を落とし、隠れているポケモンを誘き出すと世界がカラフルになっていく。たくさん揺らすことで木から直接ポケモンが落ちてくることもあるので、積極的に揺らしてみよう。どんなポケモンと出会えるかは行ってみてのお楽しみだ。
COLORS CITY ―カラーズシティ―
街を舞台に画面に向かってボールを投げる、的当てゲームのようなアクティビティ。積み重なったモノクロの積み木にボールを当てることで隠れていたポケモンが飛び出し、世界がカラフルになっていく。
ポケモンが隠れている積み木は光っているので、そこを狙ってボールを投げよう。
COLORS CIRCLE ―カラーズサークル―
こちらはアクティビティではなくインスタレーションという扱いなのだが、本展示のアートワークが使われたインタラクティブなコンテンツを楽しむことができる。
ディスプレイにタッチすることで色が滲むように広がり、隠れていたポケモンが姿を現してくれる。12種類のポケモンが各ディスプレイを順々に移動してくのだが、指の動きに反応して愛くるしい仕草を見せてくれるので興味がある人は全コンプを目指して欲しい。
また、15分ごとに12のディスプレイ・中央のバルーン・照明・音が連動して、時を知らせるように会場全体を華やかに彩ってくれるショーパートも必見だ。
POKÉMON COLORSオリジナルグッズ
体験展示を見終わった後は、グッズコーナーで開催を記念したオリジナルグッズを買うことも可能だ。ものによってはガラス工房「Sghr スガハラ」とコラボレーションした商品もあるので、ここでしか買えない思い出を家に持ち帰ってはいかがだろうか。
編集部員が「思わず買いかけたグッズ」を抜粋してご紹介しよう。
※Sghr(スガハラ)コラボレーション商品
※Sghr(スガハラ)コラボレーション商品
その他にも横浜を彩るポケモンカードのコンテンツたち
また、ポケモンにまつわるのは本展示だけでなく、近頃盛り上がりを見せるポケモンカードがみなとみらいをジャックしている。
POKÉMON COLORSの会場があるランドマークプラザでは「花やサンドアートで作った巨大なピカチュウのカード」が1階にあったり、「伝説の回廊」と称した伝説のポケモンたちの特大カードが3階に設置されている。実はこの特大カード、実物のカードの質感やキラキラ感が再現されており、カードが持つ質感をそのままに大迫力で楽しむことができる。
(→)ポケモンカード 伝説の回廊
ほかにも近隣施設であるMARK IS みなとみらいやスカイビル等でもポケモンカードにまつわる展示がされているので、ショッピングをしながらポケモンづくしの1日を過ごすことができる。
(→)いたるところにポケモンカードが展示されている。
※両方ともにランドマークプラザ
この夏、幅広い年代で楽しめるポケモンを横浜で
筆者が会場を訪れた際、場内は多くの家族連れで賑わっており、子供たちの楽しそうな様子をそこかしこで見ることができた。一方大人たちは大人たちでラプラスやディグダ、ゲンガーなど第一世代のポケモンたちの姿を見つけて盛り上がっており、改めてポケモンというコンテンツが幅広い年代に愛されている事を実感する。
思い返すと赤緑の発売から27年。トキワの森でピカチュウを探していた人も、お子さんがテラレイドバトルでピカチュウを見つける時代になった。
親子で楽しめるコンテンツのポケモン。
せっかくのお休み、家でカビゴンを育てながらポケモンたちの寝顔を集めるのも結構だが、たまには童心に帰って子供と一緒にピカチュウに会いに、横浜へと足を運んでみてはいかがだろうか。
余談だが、初日にうかがった影響もあってかかなりの賑わいを見せていた。
チケットを購入するにあたり、入場時間が決まっているので時間に余裕がない方はご注意だ。
そして、土日などはある程度混雑してしまうかもしれないと覚えていただけると幸いだ。
参考程度に各アクティビティの順番待ち時間(7月26日初日段階)
・COLORS ROAD ―カラーズロード― 40〜50分待ち
・COLORS LAKE ―カラーズレイク― 30〜40分待ち
・COLORS FOREST ―カラーズフォレスト― 10分待ち
・COLORS CITY ―カラーズシティ― 15分待ち
イベント詳細
イベント名:POKÉMON COLORS YOKOHAMA
開催期間:7⽉26⽇(水)〜 8月18⽇(金)
開催時間:9時30分~18時30分 予定※
場所:ランドマークプラザ5階 ランドマークホール
チケット:チケットぴあにて販売 詳細はこちら
前売 一般1,000円 / 中高生800円 / 小学生500円
当日 一般1,200円 / 中高生1,000円 / 小学生500円
※当日券販売、最終入場は18:00まで
※本企画に関する情報、運営方法などは予告なく変更になる可能性あり。ご来場の際は必ず最新情報・詳細・注意事項を当サイト、Twitter等での確認が必須だ。