Skypeから始まり、TeamSpeakにDiscodeと、今やゲームプレイに欠かせないものとなったボイスチャット。加えて近年では個人でのゲーム配信も一般化し、プレイ中の勝利や高揚感をインターネットを通じて複数人で共有するのは当たり前の時代となった。
一方で、そこに付きまとうのは防音という問題である。かつての自宅防音設備といえば、楽器や声楽をする方が気にするものというイメージが強かったものの、最近ではゲーマーもまた気にした方が良いかもしれないのだ。今回はそんな「自身の声が迷惑になってないか気になる」あなたに、是非とも東京ゲームショウ2024(以下、TGS2024)でチェックしてもらいたいブースがあるので紹介したい。それが、ゲーミングマンション(リブランマインド)ブースだ。
ブース概要
日経BP
東京ゲームショウ2024
ブース名:リブランマインド
ブース番号:10-E10
防音x高速インターネットでゲームを思う存分楽しめる、それがゲーミングマンション
そもそも「ゲーミングマンション」がなぜ”ゲーミング”なのかと言えば、何も7色に光るからゲーミングというわけではない。ダウンロードやアップデート、協力プレイなど、何をするにもネットが前提になりつつある現代のゲーム環境において必要な、高速なネットワーク・安定した通信環境を備えているのが、これまでのゲーミングマンションの大きな特徴だった。
そして今回の出展で注目をあつめているゲーミングマンション【ミュージションプラス】では、そこに防音設備が加わった形である。
このゲーミングマンション【ミュージションプラス】は、元々楽器や声楽をする方向けに24時間の楽器演奏を実現していた防音賃貸マンション「ミュージション」にアドオンする形でゲーミングマンションの通信環境を整えたもので、その防音・遮音性能は折り紙つき。コレならば安心して大声で24時間ゲームを楽しむことが出来るというわけだ。
TGS2024ではその遮音性能を「大声チャレンジ」で体験できる!
さてそんなゲーミングマンションのTGS2024におけるブースだが、中央に鎮座する防音室と呼び込みを行うコンパニオンの女性以外は比較的シンプルな構成だ。
しかしシンプルであるが故に分かりやすい。そう、ここですべきことは一つだけ!中央の防音室で行われている「大声チャレンジ」である。
「大声チャレンジ」とは、読んで字のごとく大声を出すチャレンジで、防音室内に設置したマイクによって計測された数値が規定のデシベル数を超えていれば、景品がプレゼントされるというモノ。この防音室はゲーミングマンション【ミュージションプラス】の構造を再現した物らしく、実際に中から声を出してその防音・遮音性能を確かめられるのだ。
実は幼少期から「声がデカい」「うるさい」と言われ続け、合唱をすれば主旋律を”食い”、部活の応援をすれば騒々しすぎて審判から警告をくらったこともあり、いい大人になった現在では常に音量をセーブして日常会話をしている筆者。こんな企画が開催されているとなれば、チャレンジしないわけにはいかないだろう。
まぁ筆者の声量なら余裕だと思うので、規格倒れになってしまったら申し訳ない限りだ。
結果:目標数値に届かず、敗北!!
即落ち2コマで申し訳ない…。筆者が訪れた際の規定数値は120デシベル。目標数値に7デシベル届かずあえなく敗北となったのだ。
それでも司会進行をされていたブースの方からは「真夏のセミのような大声をありがとうございました!」と評価(?)いただき、少々鼻が高い。流石こんなチャレンジを企画されるだけあって、「うるさい」という表現の語彙が豊富なご様子。
また外部から見た際には写真のようになっており、防音室内に設置された3枚のフリップから、自身が叫ぶセリフをブース外に向けて掲示。その後司会のカウントダウンに合わせてその内容を叫ぶという方式だ。
実際に外から聞いた際には全くと言っていいほど音が聞こえず、確かにこのフリップが無ければ本当に中で叫んでいるのかも怪しいレベル。コレならゲーム中にも安心して声を出し、全力でプレイを楽しむことができるだろう。
声量に自信のある方は是非ゲーミングマンションブースへ
筆者は残念な結果となったモノの、この記事を読んでいるあなたがどうなるかは分からない。自分の声量に自信のある方や、防音室が気になっている方はぜひ大声チャレンジをしにゲーミングマンションブースへ足を運んでみてほしい。
TGS2024は2024年9月26日から2024年9月29日まで幕張メッセで開催中だ。
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