【#TGS2024】日本XREALのブースで最新ARグラス「XREAL Air 2 Pro」を体験!予約受付中のXREAL Beam Pro 5Gも展示

2024年9月26日から29日まで千葉・幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2024」(以下、TGS2024)にて、日本XREALがブースを出展している。

ブースではXREALの最新ARグラスを使用してゲームを体験可能。NetEase Gamesが提供するスマホレースゲーム『レーシングマスター』やRound Engine提供のどうぶつ大乱闘バトルゲーム『Guru Guru』とのコラボが実施されている。また、国内初のお披露目となる新製品「XREAL Beam Pro 5G」も展示されていたので紹介しよう。

ブース概要

日経BP

東京ゲームショウ2024


ブース名:日本XREAL
ブース番号: 06-C01

目次

持ち運べる大画面。XREAL Air 2 Proでゲームを体験!

日本XREALのブースでは、同社のARグラスであるXREAL Air 2 Proを使ったゲームを体験できる。

「そもそもARグラスって何?」という方向けに簡単に解説しておこう。ARグラスは、対応のスマホに接続してメガネのように掛けると、今自分の見ている景色に重ねてコンテンツを表示できるアイテムだ。自身の周囲を丸ごと仮想化して入り込んでしまうVRとは違い、目の前に巨大なモニターが現れるイメージと言うと伝わるだろうか。

VRのような「目の前いっぱいの大迫力!」という没入感は少なく、むしろ表示されたコンテンツが現実と違和感なく融合している感覚に近い。

日本XREALのブースでは、XREAL Air 2 Proを使用してそのコンテンツと現実が融合する感覚を手軽に体験できる。

プレイするゲームはレースゲームの「レーシングマスター」。ブースではXREAL Air 2 Proとスマホが常に接続されているので、本体を装着した瞬間目の前に大画面が表示された。あくまでも感覚的な部分ではあるが、表示される画面のサイズはだいたい30~40インチ程度に感じる

解像感や色味にはまったく違和感はなく、むしろ綺麗なレベル。サングラス自体の透過率を3段階で調節して画面の輝度をコントールする機能が搭載されており、コンテンツにより没入したいか?周囲の様子も把握したいか?といった状況にあわせて使えるように配慮されていた。

ゲームの映像も非常に滑らかで、画質や映像のクオリティについても不満がない。スマホゲームながらPCモニター並の大画面でプレイできるので、臨場感や迫力も段違いだ。ただし、慣れないゲームかつ仮想ボタンをタップして操作するタイプだったため、空間の画面と手元のどちらを見ればよいか迷いながらプレイするという結果になってしまった。

ブース担当者の意見も「こういうゲームはコントローラーを接続した方が快適に遊べると思う」とのことで、実際ブースにはコントローラーもいくつか用意されている。日本XREALのブースに訪れる際は、ぜひコントローラーを使って体験していただきたい。

プレイ後に確認したところXREAL Air 2 Proの用途はゲームに限らず、動画を見たり仕事をしたりなどわりと自由な使い方ができるとのこと。また、Galaxyスマートフォンとの組み合わせであればSamsung DeXが立ち上がるそうなので、PCを使わずにPCライクな使い方もできるだろう。

XREAL Air 2 Proのクオリティであればマウスとキーボードさえ用意すれば記事の執筆くらいなら余裕でできそうなので、仕事道具をコンパクトなボディバッグに収められるようになるかもしれない。

モバイル通信に対応したXREAL Beam Pro 5Gも展示

XREALシリーズのARグラスは、組み合わせて使用できるスマホの種類があまり多くないというデメリットがあった。そこで、XREALシリーズの母艦となる端末として登場したのがXREAL Beam Proだ。

さらに、従来はWi-Fi通信オンリーだったXREAL Beam Proをモバイル通信に対応させたのが今回展示されているXREAL Beam Pro 5Gとなる。

XREAL Beam Pro 5Gの見た目は完全にスマートフォンだが、中身もほぼスマホと言っていいだろう。OSにはAndroid 14ベースの独自OS「nebulaOS」を搭載しており、Google PlayストアからNetflixやHuluなど動画配信サービスのアプリもインストールできる。

また、XREAL Beam Pro 5Gで3D動画や3D写真などを撮影するとリアルで立体的なデータとして保存でき、XREALシリーズのARグラスで立体的に視聴できるという。

背面のカメラが一般的なスマホにはない独特の配置になっているが、これは3D動画や3D写真の撮影に最適化しているため。

背面カメラのレンズ間の距離を人間の目を参考に50mmにしているほか、焦点距離や絞り値なども統一し、通常の写真や動画ではなく立体映像をよりリアルに撮影できるように設計されているとのことだ。

また、底面にはUSB Type-Cが2ポート搭載されている。理由は単純で、XREALシリーズのARグラスを接続した状態でXREAL Beam Pro 5Gを充電できるようにするため。

見た目も機能もほとんどスマートフォンではあるが、細かい部分に目を向けるとXREALシリーズにとの組み合わせに特化しており一癖ある感じが非常にユニークだ。

ちなみに、通話はできないがSMSは利用できるとのこと。

XREAL Beam Pro 5Gは現在公式サイトで予約受付中であり、出荷は12月中旬になる予定。

TGS2024は、2024年9月26日から2024年9月29日まで幕張メッセで開催中だ。

その他の出展ブースについてはこちら

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edit by onesuite編集部

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