マーナポップアップストア:新製品をいち早く体験できるおしゃれ空間をレポート

ゴールデンウィークが目前に迫る今日この頃、いかがお過ごしだろうか。

季節も変わりゆくなか、暑さと寒さが交互に入れ替わりもう一度暑さが来たかな?と思っていたある日、社内でも愛用者がいる生活雑貨メーカー「マーナ」が”イベントスペースでは初となるポップアップストアを開催する”という知らせを耳にした。
日々こだわりが詰まった商品を紹介している我々onesuite編集部としても、「愛用者がおすすめする製品を扱わないわけにはいかない」ということで初夏が感じられる下北沢にお邪魔をしてきた。

オシャレな空気が漂う会場と、そこに展示されていた新製品についてご紹介させていただこう。

目次

ゴールデンウィーク中に開催されるポップアップストア

今回お邪魔したのは、キッチン・バス・ハウスケア・バッグ等を企画・製造・販売する生活雑貨メーカーである株式会社マーナがreload 下北沢にて開催したポップアップストアである。

ゴールデンウィーク序盤の4月28日(金)〜30日(日)はreload 下北沢で、中盤の5月3日(水)・4日(木)はGREEN SPRINGS 立川にて開催される。以前よりハンズなどでポップアップストアを行うことはあったそうだが、「イベントスペースに自社だけでポップアップストアを開催するのは初めて」ということで、雰囲気だけでも本記事で伝われば幸いだ。(※SPRINGS 立川で展示される製品は本記事で紹介している「Everywhereマグ」は展示されず、「Shupatto アンブレラ」と「Shupatto バッグ」になる。興味がある方は展示製品を確認してからどちらに行くか決めてもらえれば幸いだ。)

reload 下北沢は駅から徒歩約4分の距離にある線路跡地に作られた個店街で、マーナポップアップストアは入り口となるイベントスペースで開催されている。 白を基調にした建物に、黒をアクセントとした内装になっており、見ているだけで充実した時間を過ごせるだろう。

俯瞰でのポップアップストアの様子。reload 下北沢には飲食店やビンテージショップなど、多種多様なお店が並ぶ。

それでは前置きが長くなってしまったが、実際に展示されていた新製品を紹介しよう。

“五感で愉しむ”マグボトル / Everywhereマグ

まずは、先日発売されたばかりのEverywhereマグを紹介しよう。

マーナとしては初となるドリンクウェア「cocuri」シリーズの第1弾にあたる商品で、ただ飲み物を入れるものではなく、“飲みものを愉しみ、ほっとできる時間を過ごせる”を大事にして欲しいという想いで開発されており、随所にその心意気が反映されている製品だ。

名前の「Everywhere」は、いつでもどこでも飲み物を愉しんで欲しいという想いで付けられたそうだ。

コンセプトである”五感で愉しむ”をメインに、一つ一つ触れていこう。

触覚

飲み口が先端にいくにつれ薄くなる形状をしており、つやのある表面で口当たりの良さを実現している。フタとボトルの外側にはパウダーコーティングを施し、陶器のような適度なざらざら感が触れていて心地よい。

味覚

飲み口だけでなくボトルの内側までセラミック塗装加工が施されており、ステンレス製品特有の金属臭や金属味を軽減してくれるため、飲み物に愉しむことに集中しやすくなるとのこと。ボトル自体は真空二層構造になっており、ホットとアイスの両方に対応している。

嗅覚

マグカップのような自然な飲み心地を追求した広口設計になっており、飲む際に飲みものの香りが感じやすくなっている。

写真では少々わかりづらいが、全面セラミック塗装がされているため内側はステンレス製品特有の銀色ではなく塗装の色となっている。
口径は約φ62mmと広口設計だ。

聴覚

底面にはシリコーンゴムのクッションが付いており、置いたときの衝撃を吸収し音を抑えることでほっとする時間を邪魔しない配慮がされている。

視覚

様々なシーンになじむよう、自然から着想をえた落ち着きのあるカラー展開がされている。また、フタの天面も少しだけ窪むようにデザインされており、視覚的にも柔らかい印象を与えてくれる。

上記以外で筆者が個人的に気に入ったのは、フタのねじ切りが1重しかないところだ。
通常であれば2-3重あることが一般的だと思うが、1重だけにこだわることでひとひねりで開けることができる。マグカップのように気軽に使って欲しいという担当者こだわりの設計だそうで、できるだけ下げることで飲む際にも当たらず、”飲みものを愉しむ”ことに一役買っていることだろう。

製品詳細は最後に記載させていただくが、200ml・350ml・500mlの3サイズで展開されており、カラー展開は全5色とのこと。

ベルトがない、とじる傘 / Shupatto アンブレラ

次に紹介するのが5月22日(月)より発売される、Shupatto アンブレラだ。

雨の日の傘で誰もが経験のあることだと思うが、「留め具で手が濡れる」「留めるのに時間がかかる」といった点に不満を感じたことはないだろうか。Shupatto アンブレラは、まさにそんな不満を解消してくれる新製品だ。
本製品は一般的な傘にほぼ必ず付いている留め具をなくし、とじるだけで一気にたたまる雨用の長傘となっている。傘を使う前・後に生じる煩わしい動きをなくすことで、前述の不満点とは無縁の傘ライフを過ごすことができるだろう。

なぜとじるだけで一気にたたまるのか、それは傘の骨と傘を閉じる機構に秘密がある。
この傘はボタンで開閉させるのではなく、一部の伝統的な和傘のように中軸に付いたスライダーを手で先端まで動かす構造になっている。(中軸とスライダーと言ったが、正式名称はそれぞれ中棒と下ろくろ)

軸の途中にあるホワイトのパーツが、上記で言いたかったスライダー(下ろくろ)の部分だ。

そのスライダーを動かしてとじる際、とじる動きに連動して骨が回転し、軸を中心に生地をくるくると巻き込むことで一気にたたまるようになっている。

また周囲の生地を巻き込むため、”巻き込む専用”の骨が追加されている。(以下、布骨と呼称する)
通常の傘はとじる際にこの布骨部分が外向きに折れるようになっている。本製品はそこに骨を追加することによって内側に曲げることを可能にし、布骨自体を一緒に巻き込んでしまうことで周囲の生地を広げずに傘自体をとじることを可能にした。
布骨は軸の周囲に曲がりながら巻き込まれるため、丈夫さとしなりが特徴のグラスファイバーが採用されている。

生地の先に突起物があるのが普通の骨で、突起物がないのが布骨だ。それぞれスチールとグラスファイバーでできている。

最大の特徴であるとじる機構をメインに紹介したが、生地にはきちんと撥水加工がされているので安心して欲しい。

内側に巻き込む構造のため閉じてしまうとなかなか乾きづらいと思われるが、そんな時のために中開きの状態で固定できる「乾燥用ストッパー」も付いている。適度な位置で固定できるため、乾かす際にも安心だろう。

親骨サイズは58cmと62cmの2種類で展開。
左側の持ち手が白いものが58cm、黒いものが62cmでカラーは画像の通りの展開となっている。

おしゃれな空間で触れる、これからの季節にぴったりな新製品たち

今回紹介したマーナのポップアップストア、いかがだっただろうか。
これから発売・発売されたばかりの新製品をいち早く体験できる場となっているため、まだゴールデンウィークの予定が空いている方は本記事を参考に足を運んでみていただければと思う。

これからの梅雨の季節、ジメジメと気が落ち込みがちになるが、新しく買った製品と共に一歩外に出かければ気も明るくなるだろう。この記事がその手助けになれることを願う。

イベント情報
イベント名:New Items POP-UP STORE 第1弾
場所:reload 下北沢
   〒155-0031 東京都世田谷区北沢3−19-20
   小田急線、京王井の頭線 下北沢駅徒歩約4分
日時:4/28(fri) ~ 4/30(sun) 9:00~21:00
   ※初日13:00OPEN・最終日18:00CLOSE

イベント名:New Items POP-UP STORE 第2弾
場所:GREEN SPRINGS立川 2Fアトリウム
   〒190-0014 東京都立川市緑町3番1
   多摩都市モノレール 立川北駅徒歩約4分
日時:5/3(wed) ・ 5/4(thu) 10:00~17:00
※立川で展示される製品は「Shupatto アンブレラ」と「Shupatto バッグ」になります

製品詳細
製品名:Everywhereマグ 200ml / 350ml / 500ml
価格:3,960円 / 4,400円 / 4,950円(税込)
サイズ:約直径71×113mm / 約直径71×159mm / 約直径71×206mm、口径約φ62mm(全サイズ共通)
重量:約209g / 約263g / 約318g

製品名:Shupatto アンブレラ 58cm / 62cm
価格:6,380円 / 6,930円(税込)
サイズ:閉じた状態 約8.7×88cm、開いた状態 約100×88cm / 閉じた状態 約10.8×90cm、開いた状態 約112×90cm
重量:約416g / 約485g

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