ミニマルなのに高性能なデバイスとして人気なiPad mini。分割キーボードなどコンパクトなキーボードと組み合わせて作業している人をSNSで見かけるが、本当に作業しやすいのか?そもそも8.3インチのサイズって見づらくないか?など疑問に感じる人もいると思う。
確かにiPad miniのサイズは小さいので、作業向きではない場面もある。というわけで、実際にiPad miniを使い続けている筆者が思う、iPad miniのメリットとデメリットを整理してみた。あくまで筆者の使い方にフォーカスしたメリットとデメリットになるが、参考になれば幸いだ。
製品概要

Apple
タブレット
iPad mini(A17 Pro)

製品名:iPad mini(A17 Pro)
価格:78,800円(税込)
カラー:スターライト、スペースグレー、パープル、ブルー
製品ページ:https://www.apple.com/jp/ipad-mini/
わざわざiPad miniで作業するメリットとは?
ざっくり書くと、iPad miniで作業するメリットは下記になる。
- 少ない荷物で作業環境を作れる
- 文章作成が捗るサイズ感
- どこでも手書きができる
- 情報収集や読書デバイスとして役立つ
やはりサイズが小さいので、他のiPadモデルより取り回しやすい。小さめのショルダーバッグに収納でき、電車やバスで使っても邪魔になりにくいサイズ。
折りたたみキーボードなどミニマルなキーボードと組み合わせれば、省スペースでも作業できてしまう。

また8.3インチのサイズは11インチと比べて小さいが、縦表示してテキスト作成をするくらいなら支障はない。キーボードの他に、Apple Pencilを使ってメモやスケッチができるのも魅力。
腰を据えて手書きをするなら11インチ以上が最適だが、手持ちしながら何かを書くなら8インチがうってつけだろう。
つまりサイズ感を理解したうえで、それに見合った使い方ができれば、満足度の高いデバイスへなれるのだ。
iPad miniのサイズが肌に合わない場合もある
筆者はiPad miniの第5世代から最新世代まで使い続けているが、実のところ使いこなせている自信がない。というのも、下記のシチュエーションでストレスを感じるからだ。
- 分割画面で作業するとき
- スタンドに固定すると文字が小さくて見づらい
- 長時間作業したいとき
調べごとをしながら文章作成をしたいとき、iPad miniの画面では小さいと感じる。分割表示すると文字が小さくなり、表示できる文字数も減ってしまう。11インチと比べれば、違いは一目瞭然だ。

また8.3インチのサイズは近づけて見るなら見やすいが、遠ざけると見づらくなる。そのためスタンドに固定するとき、やはり見づらさを実感してしまう。
それにバッテリー持ちが悪いので、長時間の作業には向いていない。充電速度もAirやProより遅く、日常的に使うデバイスとしては少し物足りないバッテリーだ。iPadを作業デバイスとして使いたい身としては、iPad miniでは合わないと感じる部分もある。
クリエイティブ作業をするなら、ほとんどの人はiPad Airがおすすめ
そもそもシンプルな構成で作業するなら、iPad Airを使うほうが手っ取り早い。なぜならMagic Keyboardといったキーボード一体型ケースがあるからだ。装着するだけで簡単にノートPC化できるため、こっちの方がシンプル。

iPad miniの場合はBluetoothキーボードとマウス、タブレットスタンドも必要と、思ったより必要なアイテムが多すぎる。

自分好みの作業環境を作りたいなら話が別だが、そうじゃなければiPad Airがおすすめだ。画面サイズも全然違うので、Airの方がクリエイティブ向きと言える。
汎用的に使えるサイズが欲しいならAir、手持ちで使えるサイズが欲しいならminiが最適だろう。
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