筆者はiPad miniとiPad Air 13インチの2台持ちをしていたのだが、つい最近Air 13インチから10.9インチのAir第5世代に移行した。CPUはM2チップからM1チップへのダウングレードになるが、個人的に不満はない。それにしてもなぜ今更Air第5世代なのか?しかもストレージは64GBという。その辺りが気になる人は、ぜひ本記事を読んでみてほしい。
製品概要

Apple
iPad
iPad(A16)
11インチ Wi-Fiモデル

製品名:iPad Air 第5世代
価格:62,800円(税込)
製品ページ:https://support.apple.com/ja-jp/111887
iPad Air 13インチ(M2)を使いこなせなかった
まず、半年ほどiPad Air 13インチを使ってきた。使い始めは13インチの大画面にテンションが上がり、Magic Keyboardも組み合わせてノートPC的に使用。画面が大きいので作業しやすかったのだが、難点に感じる部分もあった。例えば持ち運んで使いたいときだ。

見ての通りサイズが大きすぎるので、大きめのカバンじゃないと入らない。それにMagic Keyboardを付けると重すぎてストレスだ。持ち運ぶ気にならないし、手持ちで使うのも困難なサイズと言える。


筆者の場合はiPad miniも所持していたので、持ち運び用として使うならiPad miniの方が最適なのだ。かといってiPad Air 13インチを自宅で使うとしても、文章作成や動画視聴くらい。つまり画面サイズと性能を活かした使い方を全くできていないことに、最近になってようやく気づくという…。

文章作成くらいならminiでも代用できるし、最終的に使用頻度はminiの方が多くなっていた。とはいえ自宅でminiを使っていると、わざわざ8インチサイズで作業をすることに違和感もある。そこでサブのiPadとしてAir第5世代を購入する運びとなったのだ。

ストレージをあまり消費してないことに気づいた
購入したモデルは64GBのWi-Fiモデル。今どき64GBって窮屈じゃない?と思う人もいるだろう。しかし筆者が使っていたiPad Air 13インチのストレージ消費量は40GB程度しかなかった。

これなら64GBモデルで大丈夫だと判断したのだ。まあストレージの半分ほどはOSとシステムデータで埋まっているが、特に支障はない。

今後のアップデートでさらにシステムデータが増える可能性はあるが、その時が来たら買い替えればいいだろう。
Smart Keyboard Folioを使いたい
iPad miniにできなくてiPad Airにできることは、専用キーボードの組み合わせだ。さながらノートPC的な操作感で使用できるため、iPadで作業する身としては必要だったりする。
そして今回はMagic Keyboardじゃなく、最近見なくなった
を中古で購入。こっちの方が軽量なので、持ち運んで作業したいときは非常に快適だ。

しかし打鍵感が独特すぎてタイピングしづらい。キーの押し心地が固すぎるので妙な感覚だし、スムーズに打ちづらいのだ。

まあ慣れれば問題ないし、持ち運びのストレスが少ないだけでも使う価値はある。
iPad A16と悩んだが、Airの方がメリットは多い
2025年にエントリー向けのモデル「iPad A16」が発売したのだが、性能的にはM1に匹敵するレベルだ。正直A16でも性能的に不満はないと思うが、それ以外の部分で不自由を感じた。例えばアクセサリーの種類、ステージマネージャーの有無など。
特にアクセサリーはAirの方が豊富で、快適に作業できるアイテムが多い印象だ。Smart Keyboard FolioやMagic KeyboardもAirかProしか使えない。

個人的にステージマネージャーはあまり使っていないが、あると便利。同時に表示したいアプリが3つあるとき、まとめて管理できるのが便利だ。

アクセサリーもステージマネージャーも不要ならA16でいいと思うが、クリエイティブ性能を求めるならAirに軍杯が上がる。
それにApple整備品ならAir 第5世代が6万円前後だったので、A16と価格差がほとんどない。つまり整備品で購入できるなら、Air第5世代の方がコスパは高いだろう。とはいえ64GBのストレージがネックに感じて、クリエイティブに使う予定もなければA16がおすすめだ。
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